幼少期の子どもの多くが過ごす幼稚園と保育園。保護者としては、どちらを選べばいいの?と疑問もあるのではないでしょうか。
今回は、幼稚園と保育園の違いや、メリット・デメリット、家庭の事情に合わせてどちらに入れるべきかをご紹介します。
幼稚園と保育園の違いとは?
幼稚園と保育園は管轄が異なり、幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省となります。それ以外にも職員の資格や対象など異なってくるため、それぞれ見ていきましょう。
●幼稚園とは
幼稚園は文部科学省の管轄であるため幼稚園の先生は教諭免許である「幼稚園教諭免許状」が必要で、入園の対象となるのは3歳から小学校入学前の子どもとなります。
幼稚園の預かり時間は4時間が基準。延長保育や、夏休みや冬休みでも預かり保育を実施している園もありますが、基本的には保育園より短い預かり時間となります。
●保育園とは
保育園は厚生労働省管轄となり、保育士は児童福祉法に基づく国家資格を保有、入園の対象は「保育の必要性」がある1歳未満から小学校入学前の子どもとなります。
預かり時間は8時間(標準保育時間)。延長保育を利用することも可能です。
保育園の方が保育時間が長く手厚そう、幼稚園の方がしっかり勉強面でのサポートをしてくれそう、など両方それぞれの良さがあります。
しかし、最近は「保育園でもリトミックやモンテッソーリ、お勉強をしっかりする」「幼稚園でも外遊び時間をたっぷりとる」など方針がさまざまです。園の雰囲気や教育方針は、実際に園毎にリサーチするのが良いでしょう。
また、保育料は幼稚園が園ごとに一律であるのに対して、保育園は認可と認可外のカテゴリーによって保育料と異なります。認可保育園の場合は、同じ収入でも自治体によって保育料が異なるためお住まいの自治体の保育料を確認しておきましょう。
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