2歳を目前に控えたお子様の保育園入園を考え始めると、園での生活がどのようなものか、特にはじめての集団生活に馴染めるだろうかと、期待と不安が入り混じりますよね。
保育園生活のなかでも、子どもたちの心と体の成長に欠かせないのが「外遊び」や「お散歩」の時間です。園がどのようなおもちゃを使い、どんな風に安全管理をしているのかを知ることは、お子様に合った園を見つけるための大切なヒントになります。
ここでは、園見学の際にも役立つ、外遊びやお散歩に関するチェックポイントを解説します。
目次
1. 保育園での外遊びに適したおもちゃの選び方
園庭や公園での外遊びは、子どもたちの五感を刺激し、心身の発達を促す絶好の機会です。園見学の際には、どのようなおもちゃが用意されているか見てみましょう。
1-1. 2歳児の心と体の成長を促す外遊び用のおもちゃとは
2歳頃の子どもは、言葉が増え、自我が芽生え、友達との関わりにも興味を持ち始める大切な時期です。遊びを通して、社会性や創造力を育むおもちゃが揃っていると嬉しいですね。
- 社会性や創造力を育む遊び
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- 砂場セットや水遊び用のおもちゃ
- 友達と「かして」「どうぞ」のやり取りをしたり、共同で何かを作り上げたりする中で、コミュニケーション能力や協調性を育みます。
- 全身を使って楽しめる遊び
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- ボールや三輪車
- 「投げる」「蹴る」「追いかける」といった多様な動きが、バランス感覚などの運動能力を高めます。簡単なルールのある遊びを経験するきっかけにもなります。
- 探求心を満たす自然とのふれあい
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- 虫かごやスコップ、バケツ
- 草花や虫を探したり、木の実を拾い集めたりする遊びは、子どもの好奇心を刺激し、自然への興味を深めます。
1-2. 安全性を重視したおもちゃ選びのコツ
子どもたちが安心して思いきり遊ぶためには、安全への配慮が欠かせません。見学時には、おもちゃの安全性や管理方法もチェックしてみましょう。
- 素材の安全性
子どもが誤って口に入れてしまう可能性も考え、安全な素材で作られているか(玩具安全基準のSTマークなどが一つの目安になります)。 - 形状と強度
角が丸く処理されていたり、パーツが簡単に外れたりしないか。子どもが乗ったり叩いたりしても壊れにくい、十分な耐久性があるか。 - 適切な管理
おもちゃが清潔に保たれ、定期的に洗浄・消毒されているか。また、壊れたおもちゃが放置されていないかどうかも大切なポイントです。
2. 保育園のお散歩に欠かせないカートや車の特徴
園の周りをみんなでお散歩するのも、子どもたちにとって社会に触れる大切な時間です。安全に移動するために、多くの園ではお散歩カート(お散歩カー)が使われています。
2-1. 保育園で使われるお散歩カートの種類と選び方
お散歩カートは、子どもたちの安全を守り、保育士の負担を軽減する重要な備品です。園がどのようなカートを導入しているか見てみましょう。
- 人数に合った大きさ
在籍する子どもの人数に対して十分な大きさのカート(4人乗り、6人乗りなど)が用意されているか。 - 便利な機能
日差しが強い日や小雨の日に役立つ幌(ほろ)が付いているか。保育士さんが操作しやすい軽量タイプかなども確認できると良いでしょう。 - 避難車としての役割
災害時の避難車としても兼用されるタイプかどうかも、園の防災意識を知る上でのポイントになります。
2-2. お散歩用の車が果たす役割と安全性への配慮
見学の際には、カートが安全に使われているか、日々のメンテナンスが行き届いているかも確認したいポイントです。
- 安全機能の確認
子どもが立ち上がったり落ちたりするのを防ぐシートベルトは付いているか。坂道などで自然に動いてしまわないよう、ブレーキやストッパー機能はきちんと作動するか。 - 構造の安定性
車体が頑丈で、子どもたちが乗ってもぐらつかない安定感があるか。 - 日々のメンテナンス
タイヤの空気圧やブレーキの効きなど、安全に関わる部分が定期的に点検されている様子があるか。保育士さんに質問してみるのも良いでしょう。
3. 散歩時に必要な持ち物リストと準備のポイント
入園が決まると、日々の持ち物準備が始まります。ここでは、一般的にお散歩で必要になる持ち物をご紹介します。園によって細かなルールが異なるため、入園説明会などで必ず確認してくださいね。
3-1. 保育園で推奨される散歩持ち物リスト
持ち物 | ポイント |
---|---|
水筒 | 季節に合わせて中身や量を調整しましょう。 |
帽子 | 日よけのため、つばの広いものが推奨されます。 |
汗拭きタオル | 汗をかいた時にすぐ拭けるよう、使いやすいものを。 |
着替え一式 | 汗や泥で汚れた時用に、上下1セットあると安心です。 |
ビニール袋 | 汚れた服やタオルを入れるために複数枚あると便利です。 |
上着 | 季節の変わり目や天候に合わせて、体温調節できるものを。 |
3-2. 散歩を快適にするための便利アイテム
ご家庭での準備のヒントとして、あると便利なアイテムもご紹介します。
- 分かりやすい記名
すべての持ち物には、大きくはっきりと名前を書きましょう。アイロンシールや名前スタンプを活用すると、忙しい朝の準備が楽になります。 - 季節に合わせた工夫
夏場はクールタオル、冬場はネックウォーマーや手袋など、園の許可範囲で快適に過ごせるアイテムを用意するのも良いでしょう。 - スキンケア
特に肌の弱いお子様には、園のルールを確認した上で、登園前に日焼け止めを塗ったり、保湿剤を持参したりすると安心です。
園での生活を具体的にイメージすることで、お子様にぴったりの園がきっと見つかります。見学の際には、ぜひ子どもたちの生き生きとした表情や、先生方の温かい眼差しにも注目してみてください。
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