お子さまの卒園や転園、おめでとうございます。保育園や幼稚園で過ごした日々は、子どもにとっても、そして保護者にとっても、かけがえのない宝物ですね。入園した頃の小さな後ろ姿を思い出し、その成長に胸がいっぱいになる方も多いのではないでしょうか。
「ありがとう」や「おめでとう」の気持ちを形にして伝えたいけれど、どんな言葉やプレゼントを選べば良いか悩んでしまうことも。この記事では、卒園や転園といった大切な節目に、子どもたちの心に残るメッセージの例文や、喜ばれるプレゼントのアイデアをご紹介します。
目次
1. 卒園児へのメッセージで伝える思い出とこれからの希望
卒園は、子どもたちが次のステップへ進むための大切な門出です。心からのメッセージで、これまでの成長を称え、未来への希望を伝えましょう。
1-1. 卒園メッセージカードに最適な例文集
メッセージカードには、具体的な思い出を添えると、より一層気持ちが伝わります。
お友達へ
〇〇ちゃんへ
そつえんおめでとう!いつも「いっしょにあそぼう!」ってさそってくれてうれしかったよ。
しょうがっこうにいっても、ずっとともだちだよ。またあそぼうね。
△△より
先生へ(子どもから)
〇〇せんせいへ
そつえんまで、いっぱいあそんでくれてありがとうございました。
せんせいのえがおがだいすきです。しょうがっこうでもがんばるね。
△△より
我が子へ(保護者から)
〇〇へ
そつえんおめでとう。まいにちようちえんにいくのをいやがっていたひもあったけど、いつのまにかたくさんおともだちができて、えをかくのがじょうずになったね。
〇〇のやさしいところが、ままはだいすきだよ。これからもたくさんたのしいことみつけようね。
1-2. 子どもへの一言メッセージで大切にしたいポイント
短い一言でも、心を込めることで子どもの記憶に深く刻まれます。メッセージを考える際は、以下のポイントを意識してみてください。
- 具体的なエピソードを盛り込む
「運動会のかけっこ、速かったね」「ブロックで大きなお城を作ったね」など、その子ならではの思い出に触れると、特別感が伝わります。 - 成長した点を褒める
「苦手だったピーマンを食べられるようになったね」「お友達に優しくできるようになったね」など、頑張りを認める言葉は子どもの自信に繋がります。 - 未来を応援する言葉を添える
「小学校でも、たくさんお友達を作ってね」「新しい場所でも、〇〇ちゃんなら大丈夫だよ」といった前向きな言葉で、これからの生活にエールを送りましょう。 - 子どもがわかる言葉で伝える
難しい言葉は使わず、ひらがなを多く使ったり、短い文章で伝えたりするなど、子どもが自分で読んで理解できるような配慮が大切です。
2. 子どもが喜ぶお別れプレゼントと手作りアイデア
思い出に残るプレゼントは、メッセージだけではありません。子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、特別な贈り物を選んでみましょう。
2-1. 手作りプレゼントで心を込めた贈り物を
心のこもった手作りプレゼントは、既製品にはない温かみがあります。親子で一緒に作る時間も、素敵な思い出になります。
プレゼントの種類 | 材料・作り方のポイント |
---|---|
写真入りキーホルダー | プラバンや100円ショップのキーホルダーキットを活用。みんなで撮った写真や、子どもが描いた似顔絵を使うとオリジナリティが出ます。 |
手作りアルバム・寄せ書き | 園での思い出の写真を貼り、周りに子どもたちがメッセージや絵を書き込みます。表紙をデコレーションするのも楽しいです。 |
お絵かきハンカチ | 無地のハンカチに布用ペンで絵や名前を描くだけ。実用的でありながら、世界に一つだけの特別なプレゼントになります。 |
2-2. お友達への卒園プレゼントの選び方
お友達同士で交換する場合、相手の保護者に気を遣わせないような配慮も大切です。
- 価格帯
- 高価なものは避け、数百円程度で用意できるものが一般的です。お互いに負担にならない範囲で選びましょう。
- 実用性
- 小学校で使える鉛筆や消しゴム、ミニタオルなどの文房具や学用品は、喜ばれやすい定番アイテムです。
- お揃いのアイテム
- キーホルダーやリストバンドなど、クラスみんなでお揃いのものを持つと、一体感が生まれ、思い出に残りやすくなります。
- 個包装のお菓子
- アレルギーに配慮しつつ、子どもたちが好きなキャラクターのお菓子などを選ぶのも良いでしょう。
3. 転園や退園する子どもへの特別なメッセージと贈り物
卒園だけでなく、お引越しなどによる転園や退園も、子どもにとっては大きな出来事です。新しい環境への不安を和らげ、温かく送り出してあげましょう。
3-1. 転園する子どもへの励ましの言葉
お別れは寂しいですが、「これからも友達だよ」という気持ちを伝えることが、子どもの安心に繋がります。
〇〇くんへ
あたらしいほいくえんにいくんだね。さみしくなるけど、ここでいっしょにあそんだこと、ぜったいわすれないよ。
〇〇くんなら、あたらしいほいくえんでもすぐにおともだちができるよ。がんばってね。またどこかであえるといいな。
3-2. 引っ越す友達に贈る思い出の品
遠くへ行ってしまうお友達には、いつでも思い出せるようなプレゼントがおすすめです。
- 写真と手紙
一緒に写っている一番のお気に入りの写真を、手紙と一緒に渡しましょう。「また会いたいね」という気持ちが伝わります。 - オンラインで繋がる約束
保護者同士が連絡先を交換し、「今度テレビ電話しようね」と約束するのも、現代ならではの良い方法です。 - お揃いの小さなマスコット
カバンにつけられるようなお揃いのマスコットは、「離れていても繋がっている」という気持ちにさせてくれます。
3-3. 親から子どもへ伝える保育園生活の思い出
転園や退園を機に、親から子どもへ、これまでの園生活での成長を改めて伝えてあげるのも素敵な時間です。
- 思い出の品を見ながら話す
- 園で作った作品や、行事で着た衣装などを一緒に見ながら、「この時、こうだったね」と具体的な思い出を語り合いましょう。子どもの記憶を呼び起こすきっかけになります。
- 写真や動画を振り返る
- 入園したばかりの頃の写真と今の写真を見比べて、「こんなに大きくなったんだね」と成長を実感させてあげましょう。子どもの自己肯定感を育むことに繋がります。
- 感謝の気持ちを伝える
- 「毎日元気に通ってくれてありがとう」「〇〇のおかげで、ママもお仕事を頑張れたよ」と、親の気持ちを素直に伝えることで、子どもの心は満たされます。
理想の保育園・幼稚園探しなら「エンクル」 検索して地図上で空き情報を一括比較!口コミや見学予約機能も。登録した希望条件でオファーも届く!
保育園探しはプロにお任せ!希望の園探しをトコトンお手伝いします!