「たまには夫婦でゆっくり食事したい」
「急な残業や出張で、子どものお迎えを誰かにお願いしたい」
「自分のリフレッシュ時間がほしい…」
子育て中のあらゆる場面で、心強い味方になってくれるベビーシッター。でも、利用を考えたときに一番気になるのが「料金」ではないでしょうか。
「いったい、いくらかかるんだろう?」
「高そうで、なかなか手が出せない…」
そんな不安を解消するため、この記事ではベビーシッターの料金相場から、賢く費用を抑えるための補助金制度まで、お金に関する情報を丸ごと解説します。これを読めば、あなたに合ったベビーシッターの利用法がきっと見つかります。
目次
- 1. まずは知っておきたい!ベビーシッター料金の全国相場
- 2. なぜ料金に幅があるの?料金が決まる5つのポイント
- 3. 【料金の内訳】実際に支払う金額の内訳は?
- 4. 【知らないと損!】ベビーシッター費用を抑える4つの方法
- 5. まとめ:賢く制度を利用して、子育てに「頼れる手」をプラスしよう
1. まずは知っておきたい!ベビーシッター料金の全国相場
ベビーシッターの料金は、サービス形態や依頼内容によって幅がありますが、全国的な時給相場は1,500円〜3,500円程度です。
- マッチング型サービス:
- 時給1,500円~2,500円
- 派遣会社サービス:
- 時給2,000円~3,500円
これに加えて、交通費や手数料が別途かかるのが一般的です。
「やっぱり高い…」と感じたかもしれませんが、ご安心ください。後ほど紹介する補助金制度を使えば、この金額から大幅に自己負担を減らすことが可能です。
2. なぜ料金に幅があるの?料金が決まる5つのポイント
同じベビーシッターでも、料金が変動するのには理由があります。主なポイントは以下の5つです。
- シッターの資格やスキル
- 保育士・幼稚園教諭・看護師などの国家資格や、特別なスキル(英語、ピアノ、家庭教師など)を持つシッターは、料金が高くなる傾向にあります。安心や付加価値への対価と考えると良いでしょう。
- 依頼する内容
- 基本的なお世話(食事、遊び、寝かしつけ)に加え、沐浴や病児保育、複数人のシッティング、簡単な家事などを依頼すると、オプション料金が加算されることがあります。
- 利用する時間帯
- 多くのサービスでは、早朝(〜朝8時頃)や夜間(18時頃〜)、深夜帯は割増料金が設定されています。
- サービス形態(マッチング型か派遣型か)
- 個人と直接契約する「マッチング型」は比較的安価ですが、シッター探しや交渉を自分で行う必要があります。一方、会社が仲介する「派遣型」は料金が高めですが、研修を受けたシッターが派遣される安心感があります。
- お住まいの地域
- 都心部や人口の多いエリアは需要が高いため、地方に比べて料金相場が高い傾向にあります。
3. 【料金の内訳】実際に支払う金額の内訳は?
見積もりを見て「思ったより高い!」とならないよう、料金の内訳をしっかり理解しておきましょう。
支払総額 = ①基本料金 + ②オプション料金 + ③実費・手数料
- ①基本料金(時給 × 利用時間):
- シッティングの基本となる料金です。最低利用時間が2〜3時間に設定されていることが多いです。
- ②オプション料金:
-
- 兄弟追加料金(2人目以降は半額など)
- 病児・病後児保育
- 家事代行(掃除、料理など)
- 早朝・夜間割増料金
- ③実費・手数料:
-
- 交通費: シッターの自宅から利用場所までの往復交通費。
- サービス手数料: マッチングプラットフォームを利用する場合にかかるシステム利用料など。
4. 【知らないと損!】ベビーシッター費用を抑える4つの方法
ここが一番のポイントです!公的な補助や福利厚生を使えば、ベビーシッターを驚くほど安く利用できます。
4-1. 内閣府ベビーシッター割引券
勤め先が「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」の承認事業主になっていれば利用できます。対象児童1人につき、1回2,200円の割引券が1日2枚(最大4,400円)まで利用可能。最も代表的でパワフルな制度です。
まずは会社の総務・人事部に「うちの会社はベビーシッター割引券の制度を導入していますか?」と確認してみましょう。
4-2. 自治体の助成金・補助制度
お住まいの自治体が、独自にベビーシッターの利用料を補助している場合があります。
例えば、東京都の「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」では、1時間あたり150円という破格の自己負担で利用できるケースも。
「〇〇市(区) ベビーシッター 助成」で検索し、お住まいの自治体の制度を必ずチェックしてください。
4-3. 会社の福利厚生サービス
福利厚生サービスに会社が加入している場合、そのメニューの中にベビーシッターの割引クーポンが含まれていることがあります。こちらも人事部への確認や、社内の福利厚生サイトを確認してみましょう。
4-4. マッチング型サービスを活用する
派遣会社に比べて、個人間でやり取りするマッチング型は時給が低めに設定されている傾向があります。口コミやプロフィールをしっかり確認し、相性の良いシッターを見つけられれば、コストを抑えつつ満足度の高い利用が可能です。
5. まとめ:賢く制度を利用して、子育てに「頼れる手」をプラスしよう
ベビーシッターの料金は、一見すると高く感じるかもしれません。しかし、様々な補助制度を組み合わせることで、自己負担を大きく減らすことができます。
- 料金相場は時給1,500円〜3,500円。ただし補助が使える!
- まずは会社と自治体の制度を調べるのが最優先!
- 料金だけでなく、安全性や子どもとの相性を大切に選ぶこと。
「ちょっと疲れたな」と感じたとき、プロの手を借りることは、決して贅沢ではありません。それは、子どもと笑顔で向き合うための大切な投資です。
まずは短時間の利用や、お試しプランから、あなたとご家庭に合ったシッターを探してみてはいかがでしょうか。
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