育児に追われる毎日の中、「絵本の読み聞かせって、いつから始めたらいいんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?また、保育園を探し始めると、多くの園が教育方針に「絵本」を取り入れていることに気づくかもしれません。
この記事では、赤ちゃんへの絵本の読み聞かせを始める時期やその効果、そして保育園選びにおける絵本の重要性について、分かりやすく解説します。
目次
1. 赤ちゃんに絵本を読み聞かせるのはいつからが良いのか
結論から言うと、絵本の読み聞かせは「いつから」という決まりはなく、何歳からでも始められます。特に低年齢からの読み聞かせには、赤ちゃんが喜ぶ理由がたくさんあります。
1-1. 生後すぐからでも可能!赤ちゃんが絵本を楽しむ理由
まだ言葉がわからない赤ちゃんでも、絵本はじゅうぶんに楽しめます。
- 心地よい音とリズム
- パパやママの優しい声、絵本をめくる音、繰り返される言葉のリズムは、赤ちゃんにとって心地よい音楽のように聞こえます。
- カラフルな色彩
- 生まれたばかりの赤ちゃんは、まず黒・白・赤といったコントラストの強い色を認識し始めます。カラフルな絵本は、赤ちゃんの視覚を優しく刺激します。
- 親子のふれあい
- 抱っこされながら絵本を読んでもらう時間は、赤ちゃんにとって安心感に包まれる特別なひととき。肌のぬくもりや声を通じて、親子の絆が深まります。
1-2. 布絵本はいつから使える?初めての絵本選びのポイント
赤ちゃんが自分で物を掴めるようになると、触って楽しめる「布絵本」がおすすめです。舐めたり引っ張ったりしても安全で、洗えるものも多いため衛生的に使えます。
初めての絵本を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 素材
- 口に入れても安全な素材で、角が丸く、破れにくい厚紙や布製のものが安心です。
- 絵柄
- 背景がシンプルで、ものの形がはっきりわかる絵や、顔の絵がおすすめです。
- 言葉
- 「わんわん」「ぶーぶー」といった擬音語や、「ふわふわ」「きらきら」などの擬態語が繰り返される、リズミカルなものが楽しめます。
2. 絵本の読み聞かせは何歳からでも効果的
絵本の読み聞かせは、赤ちゃんの成長に合わせて内容を選ぶことで、いつでも素晴らしい効果を発揮します。
2-1. 0歳児におすすめの絵本とは?月齢別に最適な絵本を選ぶコツ
0歳児とひとことで言っても、月齢によって興味の対象は大きく変わります。赤ちゃんの反応を見ながら、ぴったりの絵本を選んであげましょう。
月齢 | 特徴とおすすめの絵本 |
---|---|
生後0〜3ヶ月 | 視力がまだ発達途中なので、コントラストの強い色合いの絵本や、リズミカルな言葉の繰り返しがあるものがおすすめです。 |
生後4〜6ヶ月 | 首がすわり、物に興味を示し始めます。触って楽しめる仕掛け絵本や、身近な動物・食べ物が登場する絵本に興味を持つようになります。 |
生後7ヶ月〜 | おすわりが安定し、指差しなども見られるようになります。ストーリー性のあるものや、絵と物の名前が一致するような絵本も少しずつ楽しめるようになります。 |
2-2. 読み聞かせの効果:子どもの発達に与える影響
絵本の読み聞かせには、子どもの心と脳の発達に良い影響がたくさんあると言われています。
- 言葉の発達を促す
たくさんの言葉に触れることで、語彙が増え、聞く力や話す力の土台が育まれます。 - 想像力や好奇心を育む
絵本の世界に没頭することで、物語をイメージする力や、「これは何だろう?」と知りたい気持ちが芽生えます。 - 親子のコミュニケーション
「これはワンワンだね」などと会話をしながら読むことで、親子の絆が深まり、子どもの自己肯定感も高まります。 - 集中力を養う
短い時間でも、絵本の世界に集中する習慣がつくことで、人の話を静かに聞く姿勢が身につきます。
3. 読み聞かせに効果がないと感じたらどうする?
「読み聞かせをしても、子どもがそっぽを向いてしまう」「効果があるのか不安」と感じることもあるかもしれません。でも、心配しすぎる必要はありません。
3-1. 子どもの反応が薄いときに試したいアプローチ
赤ちゃんは気分や体調によって、絵本に集中できない日もあります。そんな時は、無理強いせずに以下の方法を試してみてください。
- 絵本を変えてみる
子どもの今の興味に合っていないのかもしれません。動物、乗り物、食べ物など、違うジャンルの絵本を試してみましょう。 - 時間や場所を変える
お昼寝の前やお風呂の後など、リラックスできる時間帯を選んでみましょう。 - 読み方を変える
声のトーンに抑揚をつけたり、絵を指差しながら「もぐもぐ、おいしいね」などと動きを加えたりすると、興味を引くことがあります。
3-2. 読み聞かせにおすすめの環境づくり
大切なのは、親子でリラックスして楽しめることです。
- テレビを消して、静かな環境をつくる
- ソファやベッドの上で、楽な姿勢で読む
- 毎日決まった時間に読むことで、生活リズムの一部にする
焦らず、お子さんのペースに合わせて、読み聞かせを楽しい習慣にしていきましょう。
4. 保育園でも絵本が重要!園選びで注目すべきポイント
家庭での読み聞かせと同じように、保育園での絵本との関わり方も、子どもの成長にとって非常に重要です。
4-1. 保育園で行われる絵本活動の魅力とは
保育園では、家庭とはまた違った形で絵本の魅力に触れる機会がたくさんあります。
- 多様な絵本との出会い
家庭では揃えきれないほどたくさんの種類の絵本があり、子どもの興味の幅を広げてくれます。 - 集団での読み聞かせ体験
お友達と一緒に絵本の世界を楽しむことで、共感力や社会性が育まれます。
4-2. いろんな保育園をリサーチして最適な環境を見つけよう!
保育園の教育方針や活動内容は、園によって様々です。「絵本の読み聞かせ」に力を入れている園もあれば、外遊びや音楽活動を重視する園もあります。
出産後の忙しい時期に、たくさんの保育園の情報を一つひとつ集め、赤ちゃんを連れて見学に行くのはとても大変です。
そんな時は、保活支援サイトやアプリを上手に活用するのがおすすめです。
- STEP1 園を探す
地図や地域、こだわりの条件で、希望に合う園を効率的に探せます。 - STEP2 園を比較する
気になる園をお気に入り登録すれば、保育時間や特色などを一覧で簡単に比較検討できます。 - STEP3 園を見学予約する
エンクル上からスムーズに見学の申し込みができます。 - STEP4・5 比較・共有する
見学で感じたことや聞いたことをエンクル上に記録し、後から見返したり、専用のリンクで家族と共有したりできます。 - STEP6 園を決定する
比較検討した情報をもとに、納得のいく園選びができます。
このようなツールを活用すれば、育児の合間の時間でも効率的に情報収集が進められます。ぜひ、お子さんにとって最適な、絵本との素敵な出会いがある保育園を見つけてくださいね。
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