初めての出産準備:入院バッグの選び方と持ち物ガイド

初めての出産準備:入院バッグの選び方と持ち物ガイド

 

初めての出産準備:入院バッグの選び方と持ち物ガイド

新しい命の誕生に向けて、期待と少しの不安が入り混じる時期かと思います。特に初めての出産では、何から準備を始めたら良いか迷うことも多いのではないでしょうか。
この記事では、安心して出産に臨むための「入院バッグ」と、いざという時に役立つ「陣痛バッグ」の準備について、選び方のポイントから必須の持ち物リストまで分かりやすく解説します。早めの準備で、心にゆとりを持ってその日を迎えましょう。

 

1. 入院バッグ選びのポイント

出産時の入院準備でまず考えたいのが、入院バッグそのものです。使いやすいバッグを選ぶことで、入院中のストレスを少しでも減らすことができます。

1-1. サイズと種類の選び方

入院期間を考慮する
一般的に、普通分娩で5〜7日間、帝王切開で7〜10日間程度の入院期間となります。まずはご自身の出産予定の病院で、おおよその入院期間を確認しましょう。その期間分の着替えや身の回り品が入る容量が必要です。
バッグの種類
ボストンバッグやキャリーケース、大きめのトートバッグなどが候補になります。キャリーケースは移動が楽ですが、病室での置き場所に困る場合もあるため、事前に病院に確認しておくと安心です。布製のバッグは軽くて扱いやすく、使わないときは畳んで収納できるメリットがあります。
「陣痛バッグ」と「入院バッグ」の2個使いも便利
陣痛が来た時にすぐに必要なものだけをまとめた「陣痛バッグ(または「お産用バッグ」)」と、入院生活で使うものを入れた「入院バッグ」の2つに分けて準備しておくと、いざという時に慌てずに済みます。陣痛バッグは小さめで、貴重品や最低限のものが収まるサイズが良いでしょう。

1-2. デザインより実用性を優先

軽さと持ち運びやすさ
産後は体力が落ちているため、バッグ自体が軽いものを選ぶのがおすすめです。持ち手が肩にかけやすい長さか、キャリーケースであればスムーズに動くかなども確認しましょう。
仕切りやポケットの多さ
細々としたものが多い出産準備品は、バッグの中で迷子になりがちです。内側や外側に仕切りやポケットが多いと、整理しやすく、必要なものをサッと取り出せて便利です。
開口部の広さ
バッグの口が大きく開くタイプは、中身が見渡しやすく、物の出し入れがスムーズです。

2. 陣痛バッグの準備

陣痛が始まったときや破水したときに、すぐに持ち出せるように準備しておくのが「陣痛バッグ」です。出産予定日が近づいてきたら、すぐに手に取れる場所に置いておきましょう。

2-1. 必需品リスト

カテゴリ アイテム 備考
貴重品 健康保険証
母子健康手帳
診察券
現金(小銭もあると便利) 自動販売機や売店利用のため
スマートフォン・携帯電話
スマートフォン充電器・モバイルバッテリー
衛生用品 タオル(フェイスタオル、ハンドタオル) 汗を拭いたり、口元を押さえたりするのに使います
マスク 院内での感染対策に
飲み物・軽食 ペットボトル飲料(水、お茶、スポーツドリンクなど) ストローキャップがあると寝ながら飲めて便利です
軽食(ゼリー飲料、ウィダーインゼリー、一口サイズのお菓子など) 陣痛の合間に手軽にエネルギー補給できるもの
その他 スリッパ 脱ぎ履きしやすく、滑りにくいもの
リップクリーム 陣痛中は呼吸が荒くなり唇が乾燥しやすいため
筆記用具・メモ帳 助産師さんからの指示や、自分の状態をメモするのに
ビニール袋 ゴミ袋や汚れたものを入れるのに数枚あると便利
(任意) リラックスグッズ 好きな香りのアロマオイル、音楽プレイヤー、テニスボール(いきみ逃し用)など

2-2. バッグの配置

出産予定日の1ヶ月前くらいまでには準備を終え、玄関やリビングなど、家族にも分かる目立つ場所に置いておきましょう。

タクシーを呼ぶ際に伝えるべきこと(破水しているかなど)をメモして貼っておくのも良いでしょう。

3. 入院中に役立つアイテム

入院生活を快適に過ごすために必要な持ち物です。病院で用意されているもの(お産セットなど)もあるため、事前に確認し、重複しないように準備しましょう。

3-1. 必須持ち物リスト

カテゴリ アイテム 備考
衣類 前開きのパジャマ(2〜3枚) 授乳や診察に便利。レンタルできる場合も
授乳用ブラジャー(数枚)
産褥ショーツ(数枚)
靴下(数足) 冷え対策に
羽織もの(カーディガン、ガウンなど) 体温調節に便利
退院時の自分の服
赤ちゃん用品 退院時のベビー服・おくるみ 肌着、ベビードレスなど。季節に合わせて
ガーゼハンカチ(数枚) 授乳時や赤ちゃんの口を拭くのに
(病院による) おむつ、おしりふき 病院で用意されていることが多いが、確認を
洗面・衛生用品 洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔料など)
スキンケア用品(化粧水、乳液など) 普段使っているもの。乾燥しやすいので保湿力の高いものがおすすめ
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ 病院に備え付けがない場合や、肌に合うものを使いたい場合に
タオル類(バスタオル、フェイスタオル) 多めに準備しておくと安心。レンタルできる場合も
ドライヤー 病院に備え付けがない場合も
ティッシュペーパー、ウェットティッシュ
生理用ナプキン(夜用、多めに) 悪露(おろ)の手当てに。産褥パッドと併用することも
食事関連 箸、スプーン、フォーク 病院で用意されることが多いが、使い慣れたものがあれば
マグカップまたはタンブラー 温かい飲み物を飲むのに
その他 時計 授乳間隔の確認などに
(任意) 円座クッション 会陰切開や痔の痛みを和らげる
(任意) 搾乳機 母乳育児を考えている場合
(任意) 育児書、雑誌、本
(任意) カメラ
(任意) S字フック ベッドサイドに小物を掛けるのに便利

3-2. 病院提供アイテムの確認

多くの病院では、「お産セット」としてナプキンや産褥ショーツ、清浄綿などが用意されています。また、シャンプーやボディソープなどのアメニティが備え付けられていることもあります。

事前に病院のパンフレットを確認したり、母親学級などで質問したりして、何が提供されるのかを把握しておきましょう。これにより、無駄な買い物を減らし、荷物をコンパクトにすることができます。

4. 効率的な準備方法

出産準備は、体調と相談しながら無理のない範囲で進めることが大切です。効率的に準備を進めるためのポイントをご紹介します。

4-1. チェックリストの活用

持ち物リストを作成する
この記事や、出産準備に関する雑誌、ウェブサイトなどを参考に、自分に必要な持ち物をリストアップしましょう。病院から渡されるリストも必ず確認してください。
準備状況を管理する
作成したリストを基に、□ 購入済み/□ バッグに入れた など、チェックボックスを作って進捗を管理すると、準備漏れを防ぎ、安心感につながります。
初めての出産準備:入院バッグの選び方と持ち物ガイド

4-2. 不安解消とスムーズな産後への準備

情報収集とイメージトレーニング
入院や出産に関する不安は、事前に病院を見学したり、助産師さんに相談したりすることで和らぐことがあります。また、出産後の生活を具体的にイメージし、育児に必要な情報を少しずつ集めておくことも大切です。
産後の生活も見据えた準備
入院準備と並行して、産後の暮らしや、もし必要であれば保育に関する情報収集も少しずつ進めておくと、より安心して新しい生活をスタートできます。体調が良い時に、無理のない範囲で進めていきましょう。

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