保育園の途中入園を成功させるためのポイント

保育園の途中入園を成功させるためのポイント

保育園の途中入園を成功させるためのポイント

育児休業からの復職や、急な引っ越しなど、年度の途中から子どもを保育園に預けたいと考えるご家庭は少なくありません。「周りはみんな4月入園に向けて動いているのに、今からで間に合うだろうか」「何から手をつければいいのか分からない」そんな焦りや不安を感じていませんか?

年度の途中での入園、いわゆる「途中入園」は、4月の一斉入園とは少し異なる視点と準備が必要です。しかし、仕組みを正しく理解し、ポイントを押さえて効率的に動けば、希望の園に入れる可能性は十分にあります。

この記事では、保育園の途中入園を成功させるための具体的な方法や、入りやすい時期、二次募集の活用法などを詳しく解説します。大変な保活を少しでもスムーズに進めるためのヒントが満載です。

目次

1. 保育園の途中入園とは?その仕組みと基本情報

まずは、途中入園の基本的な仕組みについて理解を深めましょう。

1-1. 途中入園が必要になる場面とその特徴

途中入園とは、多くの自治体で申し込みと選考が一斉に行われる4月入園以外のタイミングで入園することです。主に、以下のような場面で必要となります。

  • 育児休業からの復職タイミングが年度の途中になった
  • 保護者の転職や転勤、引っ越し
  • 家庭の状況が変わり、新たに保育が必要になった

途中入園の最大の特徴は、「欠員募集」である点です。在園児の退園や転園によって空きが出た枠に対して募集がかかるため、4月入園に比べて募集枠が少なく、情報収集の難易度が上がります。だからこそ、戦略的な情報収集と迅速な行動が成功のカギとなります。

1-2. 認可保育園と認可外保育園での違い

途中入園を目指す上で、認可保育園と認可外保育園(認可外保育施設)の違いを理解しておくことは非常に重要です。それぞれ申込先や選考方法が異なるため、アプローチの仕方が変わってきます。

認可保育園
国の定めた基準を満たし、都道府県知事などに認可された施設です。申し込みは自治体の窓口で行い、「保育の必要性」を点数化した指数に基づいて入園者が決まります。途中入園の場合は、空きが出次第、待機している方の中から指数が高い順に入園案内が届くのが一般的です。
認可外保育園(認可外保育施設)
認可保育園以外の保育施設の総称です。申し込みや選考は、各園が独自に行います。多くは先着順や園独自の基準で入園が決まるため、保護者が直接園に問い合わせ、空き状況を確認したり、空き待ち登録をしたりする必要があります。保育内容や料金も園によって様々なので、事前の情報収集と比較検討が欠かせません。

認可保育園の待機をしつつ、並行して認可外保育園にも直接アプローチする、という両面作戦が途中入園の成功率を高めます。

2. 保育園の年度途中入園に入りやすい時期とは?

「少しでも入りやすい時期があるなら知りたい」というのが本音ではないでしょうか。一般的に、人の動きが活発になる特定の時期は、途中入園のチャンスが生まれやすいと言われています。

2-1. 入りやすい時期はいつ?その理由と背景

保育園の空きが出やすいとされる主な時期と、その背景は以下の通りです。

時期 主な理由
5月~8月 4月入園の家庭が、慣らし保育の段階で「子どもに合わなかった」などの理由で退園するケースや、転勤の内示を受けて退園準備を始める家庭が出てくる時期です。
9月~10月 企業の秋の異動シーズンです。転勤に伴う退園者が出やすく、特に大規模な事業所がある地域では狙い目となることがあります。
1月~3月 翌年度の4月入園を見据えて、認可外保育園から認可保育園へ移る子どもが出始めます。また、年度末の転勤による退園も重なり、比較的空きが出やすい時期です。

※もちろん、これはあくまで一般的な傾向です。自治体や地域、園の人気度によって状況は大きく異なるため、参考情報として捉えましょう。

2-2. 入りやすい時期を狙った効率的な保活術

チャンスの時期を逃さないためには、日頃からの準備が大切です。

  • 自治体のウェブサイトを定期的にチェックする
    空き状況は毎月更新されることが多いです。月初めなど、更新のタイミングを把握してこまめに確認しましょう。
  • 気になる認可外保育園には直接連絡する
    ウェブサイトに情報がなくても、空き待ち登録を受け付けている場合があります。「今すぐには無理でも、空きが出たら連絡が欲しい」と伝えておくことが重要です。
  • 希望条件の優先順位を決めておく
    「家からの距離」「保育時間」「保育方針」など、自分たち家族にとって何が譲れない条件なのかを整理しておくと、空きが出た際に素早く判断できます。

保育園の途中入園を成功させるためのポイント

3. 保育園の二次募集とは?途中入園への道を広げるチャンス

4月入園を目指していたものの、残念ながら希望の園に入れなかった場合でも、まだ諦める必要はありません。「二次募集」というチャンスが残されています。

3-1. 二次募集の流れと必要な手続き

二次募集とは、4月入園の一斉募集(一次募集)で定員に達しなかった園や、内定を辞退した人が出たことで生じた空き枠に対して行われる追加募集のことです。

一般的な二次募集の流れ

  1. 募集情報の公開: 一次募集の結果発表後、自治体のウェブサイトなどで二次募集を行う園の一覧や申込期間が公開されます。
  2. 申し込み: 指定された期間内に、必要書類を揃えて自治体の窓口に提出します。
  3. 選考・結果発表: 一次募集と同様に、指数に基づいて選考が行われ、結果が通知されます。

一次募集に比べて申込期間が非常に短いことが多いため、情報公開を見逃さないよう、アンテナを高く張っておくことが重要です。

3-2. 二次募集で希望する保育園に入るためのポイント

  • 一次募集の結果が出たらすぐに行動を開始する
    二次募集の公示は、一次募集の結果発表とほぼ同時に行われることもあります。すぐに情報を確認し、申し込みの準備を始めましょう。
  • 必要書類はあらかじめ準備しておく
    一次募集で提出した書類の控えを元に、すぐに提出できるよう準備しておくと、短期間の申し込みにも慌てず対応できます。
  • 希望園の範囲を広げて検討する
    二次募集では、募集がある園は限られます。少しエリアを広げたり、当初の希望条件を少し緩和したりするなど、柔軟な視点で検討することが内定の可能性を高めます。

4. 幼稚園の途中入園についても知っておこう

保育園探しと並行して、幼稚園という選択肢を検討するのも一つの方法です。特に最近では、預かり保育が充実している幼稚園も増えています。

4-1. 幼稚園で途中入園が可能なケースとその条件

幼稚園は、保育園とは異なり、園との直接契約が基本です。途中入園ができるかどうかは、園の方針や空き状況によります。

  • 欠員が出た場合: 転勤などで退園する園児が出た場合に、その枠を埋める形で募集されることがあります。
  • 定員に空きがある場合: もともと定員に余裕がある園では、随時入園を受け付けていることがあります。

気になる幼稚園があれば、まずは直接電話で問い合わせてみましょう。その際、預かり保育の有無や時間、夏休みなどの長期休暇中の対応についても確認しておくと、働きながら通わせることが可能か判断しやすくなります。

4-2. 幼稚園と保育園 どちらが向いているかを見極める

それぞれの施設には、目的や特徴に違いがあります。ご家庭のライフスタイルやお子さんに合った施設を選ぶための比較ポイントをご紹介します。

保育園 幼稚園
主な目的 保護者の就労等により保育を必要とする乳幼児の保育 満3歳からの幼児教育
対象年齢 0歳~就学前 満3歳~就学前
管轄 厚生労働省 文部科学省
保育時間 原則8時間(延長保育あり) 標準4時間(預かり保育で延長可)
申込先 自治体(認可)/園に直接(認可外) 園に直接

最近では、両方の良い面を併せ持つ「認定こども園」も増えています。視野を広げて様々な施設を検討してみましょう。

5. 保育園や幼稚園の途中入園で役立つエンクルの活用方法

ここまで見てきたように、途中入園の保活は情報戦です。多くの情報を集め、比較検討し、迅速に動く必要があります。そんな複雑で大変な保活を、もっとスマートに進めるために、保活サポートサービス「エンクル」がお手伝いします。

5-1. 保育園探しから申込まで一括でできる便利な機能

エンクルを使えば、散らばりがちな保育園や幼稚園の情報をまとめて検索・管理できます。

  • 地図や地域からまとめて検索
    自宅や職場からの距離を考えながら、希望エリアの園を効率的に探せます。認可・認可外・認定こども園など、様々な施設を一度にチェックできるので、情報収集の手間が大幅に省けます。
  • 気になる園をカンタン比較
    候補にあがった園を「お気に入り」に登録すれば、保育時間や特徴などを一覧で比較できます。どの園が自分たちの希望に合っているか、一目でわかるので、検討がスムーズに進みます。

5-2. 見学予約機能や日記機能で情報を整理するコツ

途中入園では、園の実際の雰囲気や対応を確認するための見学がより重要になります。エンクルは、見学のプロセスもしっかりサポートします。

  • サイトから簡単に見学予約
    気になる園が見つかったら、エンクルのサイト上からスムーズに見学予約の手続きが可能です。電話をかける時間がない忙しい方でも、手軽に次のステップに進めます。
  • 見学した内容を「見学日記」に記録
    見学で確認したことや感じたことを、その場で「見学日記」に記録できます。「離乳食はアレルギーに配慮してくれるか」「先生たちの雰囲気は温かいか」など、自分たちが重視するポイントをメモしておけば、後から冷静に比較検討するのに役立ちます。
  • 記録した内容を家族で共有
    見学日記に記録した内容は、専用のリンクでパートナーや家族に簡単に共有できます。保活は一人で抱え込まず、家族で相談しながら進めることが大切。エンクルが、そのためのコミュニケーションを円滑にします。

 

保育園の途中入園は、不安なことも多いですが、正しい知識と効率的なツールがあれば、きっと乗り越えられます。エンクルを活用しながら、あなたとお子さんにぴったりの園を見つけてください。

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