育休からの仕事復帰、おめでとうございます!いよいよ始まる保育園生活、楽しみな反面、不安なことも多いのではないでしょうか。
「保育園って一体、何時から何時まで預かってもらえるの?」
「よく聞く保育標準時間と保育短時間って、何が違うんだろう?」
「もし残業でお迎えに間に合わなかったらどうしよう…」
特に初めての保活では、時間の悩みは尽きませんよね。私自身も、これまで多くの保護者の方から同じようなご相談を受けてきました。
ご安心ください。この記事では、そんなあなたの不安を解消するため、保育時間の基本ルールから、復帰後の生活を乗り切るための具体的なノウハウまで、専門家の視点から徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、保育時間に関する疑問がスッキリ解消され、安心して復帰準備を進められるようになっているはずです。
目次
- 1. まずは基本から!保育園の預かり時間 2つのルール
- 2. 「標準」と「短時間」はどう決まる?就労時間と申請方法
- 3. 先輩ママ・パパに調査!リアルな登園・お迎え時間
- 4. 「お迎えに間に合わない!」そんな時のための3つの対処法
- 5. 保育時間の「これってどうなの?」よくある疑問Q&A
- 6. まとめ:保育時間を理解して、あなたにピッタリの園を見つけよう
1. まずは基本から!保育園の預かり時間 2つのルール
認可保育園の預かり時間は、国が定める「子ども・子育て支援新制度」に基づいて、保護者の状況に応じて大きく2つの区分に分けられています。まずは、この基本的なルールを理解することから始めましょう。
1-1. 保育標準時間とは?(最大11時間利用可能)
保育標準時間とは、1日あたり最大11時間まで保育園を利用できる区分です。
主に、保護者がフルタイム勤務(例:1ヶ月あたり120時間以上の就労)など、長時間の保育を必要とする家庭が対象となります。開園時間内であれば、11時間の範囲で各家庭が必要な時間だけ子どもを預けることができます。
- 対象者の例
-
- フルタイムで働いている方
- 通勤に時間がかかる方
1-2. 保育短時間とは?(最大8時間利用可能)
保育短時間とは、1日あたり最大8時間まで保育園を利用できる区分です。
パートタイム勤務(例:1ヶ月あたり120時間未満の就労)など、比較的保育時間が短い家庭が対象となります。多くの保育園では、朝9時頃から夕方17時頃までといった形で、利用できる時間帯が定められています。
- 対象者の例
-
- パートタイムで働いている方
- 時短勤務制度を利用している方
1-3. 【表で比較】保育標準時間と保育短時間の違い
2つの区分の違いを、表で分かりやすくまとめました。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
項目 | 保育標準時間 | 保育短時間 |
---|---|---|
最大利用時間 | 1日あたり最大11時間 | 1日あたり最大8時間 |
対象となる就労時間(目安) | 月120時間以上(フルタイム勤務など) | 月120時間未満(パートタイム勤務など) |
利用できる時間帯 | 開園時間内で柔軟に設定可能 | 園が定めた時間帯(例:9:00〜17:00) |
保育料 | 短時間よりやや高めに設定 | 標準時間よりやや安めに設定 |
※就労時間の基準や保育料は、お住まいの自治体によって異なります。必ず自治体の公式サイトや窓口で確認してください。
2. 「標準」と「短時間」はどう決まる?就労時間と申請方法
「うちは標準時間と短時間、どっちになるの?」と疑問に思いますよね。この認定区分は、主に保護者の就労時間に基づいて自治体が決定します。ここでは、その仕組みと申請の流れを詳しく見ていきましょう。
2-1. 就労時間による認定区分の目安
認定区分は、保護者の「保育を必要とする事由」と「保育を必要とする時間」によって決まります。最も一般的な「就労」を例にすると、以下のような基準が設けられています。
- 保育標準時間
- 月120時間以上の就労(1日8時間・週4日勤務など)
- 保育短時間
- 月120時間未満の就労(1日6時間・週4日勤務など)
これはあくまで目安です。自治体によって基準が異なる場合があるため、必ずお住まいの自治体の情報を確認しましょう。
2-2. 通勤時間も「保育に必要な時間」に含まれる?
はい、含まれます。保育時間は、「就労時間」+「通勤時間」で計算されるのが一般的です。
例えば、勤務時間が9:00〜17:00(実働7時間、休憩1時間)で、自宅から職場までの通勤時間が往復で2時間かかる場合、保育に必要な時間は合計で10時間(勤務8時間+通勤2時間)とみなされ、保育標準時間の認定を受けられる可能性が高くなります。
2-3. 保育時間の申請・決定までの流れ
保育時間の認定を受けるための、一般的な申請から決定までの流れは以下の通りです。
- 自治体の窓口で必要書類を受け取る
入園案内の配布時期(多くの自治体では前年の秋頃)に、保育課などで申請書類一式を入手します。 - 就労証明書を勤務先に依頼する
保護者それぞれの勤務先に「就労証明書(勤務証明書)」の作成を依頼します。復職予定の場合は、復職後の勤務条件を記入してもらう必要があります。 - 必要書類を揃えて自治体に提出する
申請書、就労証明書、家庭状況を証明する書類などを揃え、指定された期間内に提出します。 - 自治体による審査・認定
提出された書類をもとに、自治体が保育の必要性を審査し、「保育標準時間」か「保育短時間」かを決定します。 - 「支給認定証」が交付される
審査後、認定区分が記載された「支給認定証」が自宅に届きます。この認定証と、入園選考の結果をあわせて、利用できる保育園と時間が正式に決まります。
2-4. 働き方が変わった場合(時短→フルタイムなど)の変更手続き
育休復帰後に時短勤務からフルタイム勤務へ変更するなど、働き方が変わった場合は、認定区分を変更する手続きが必要です。
保育短時間から保育標準時間への変更を希望する場合は、改めて勤務先に就労証明書を発行してもらい、自治体の窓口に変更届を提出します。変更が認められれば、翌月など指定されたタイミングから利用時間が変更されます。手続きの詳細は、必ず事前に自治体に確認しておきましょう。
3. 先輩ママ・パパに調査!リアルな登園・お迎え時間
制度のことは分かったけれど、実際のところ、みんなは何時ごろに登園・お迎えしているのでしょうか?ここでは、多くの保護者の方へのヒアリングから見えてきた、リアルな保育園の1日をご紹介します。
3-1. みんなが登園するピークタイムは?
当社の独自調査によると、登園のピークタイムは朝8:30〜9:00に集中する傾向があります。特に9:00を過ぎると、朝の会や設定保育が始まる園が多いため、それまでに登園を済ませる家庭が多いようです。
もちろん、保護者の勤務時間によって様々で、7:30の開園と同時に登園する子もいれば、9:30頃にゆったり登園する子もいます。
3-2. お迎え時間の平均とばらつき
お迎え時間は登園時間以上にばらつきが見られますが、17:00〜18:00が最初のピークタイムです。保育短時間認定の家庭が17:00前後にお迎えに来ることが多いようです。
その後、フルタイム勤務の家庭が18:00〜19:00にかけてお迎えに来るのが一般的です。延長保育を利用する場合は、19:00以降にお迎えに来る家庭もあります。
3-3. 【体験談】慣らし保育の期間とスケジュール例
復職を控えた保護者にとって、特に気になるのが「慣らし保育」ですよね。子どもが新しい環境にスムーズに適応できるよう、少しずつ保育時間を延ばしていく期間のことです。
期間は1週間〜2週間が一般的ですが、子どもの様子を見ながら柔軟に対応してくれる園がほとんどです。
- <慣らし保育のスケジュール例(2週間の場合)>
-
- 1〜2日目
9:00〜10:00(1時間)
親子で一緒に過ごしたり、母子分離の時間を短く設定したりします。 - 3〜4日目
9:00〜11:30(2時間半)
午前のおやつを食べ、園での生活に慣れていきます。 - 5〜7日目
9:00〜12:30(3時間半)
給食を食べてからお迎え。 - 8〜9日目
9:00〜15:00(6時間)
お昼寝に挑戦します。 - 10日目以降
徐々に時間を延ばし、通常の保育時間へ移行。
- 1〜2日目
これはあくまで一例です。入園前に園と相談し、お子さんに合ったペースで進めていきましょう。
4. 「お迎えに間に合わない!」そんな時のための3つの対処法
「急な残業で、どうしてもお迎えに間に合わない!」仕事をしていると、そんな日も出てくるかもしれません。万が一の時に備えて、事前に使えるサービスを知っておくと安心です。
4-1. 方法1:延長保育を利用する
最も一般的な方法が、延長保育の利用です。通常の保育時間を超えて、子どもを預かってもらえる制度です。
延長保育の料金相場と申請方法
料金体系は園や自治体によって様々ですが、主に2つのパターンがあります。
- 月極利用
- 毎月定額で利用する方法。料金は月額3,000円〜10,000円程度が相場です。
- スポット(単発)利用
- 必要な時だけ利用する方法。料金は30分あたり300円〜500円程度が相場です。
利用には事前の申し込みが必要な場合がほとんどです。入園が決まったら、延長保育の利用条件や申請方法を必ず確認しておきましょう。
当日の急な延長は可能?
園の方針によりますが、定員に空きがあれば当日の急な依頼に対応してくれる園も多いです。
ただし、補食(おやつ)の準備などがあるため、分かった時点ですぐに園へ連絡するのがマナーです。無断で遅れるのは絶対に避けましょう。
4-2. 方法2:ファミリー・サポート・センターに依頼する
お住まいの市区町村が運営する「ファミリー・サポート・センター」を利用するのも一つの手です。これは、「子育ての手助けをしてほしい人(依頼会員)」と「手助けをしたい人(提供会員)」をつなぐ、地域の相互援助活動です。
保育園へのお迎えを依頼し、提供会員の自宅などで一時的に子どもを預かってもらうことができます。利用には事前の会員登録が必要です。
4-3. 方法3:ベビーシッターや送迎代行サービスを活用する
民間のベビーシッターや、保育園の送迎を専門に行う代行サービスも心強い味方です。料金は公的なサービスより高めですが、柔軟な対応が期待できます。いざという時のために、信頼できる会社をいくつかリストアップしておくと安心です。
5. 保育時間の「これってどうなの?」よくある疑問Q&A
最後に、保護者の方からよく寄せられる保育時間に関する素朴な疑問に、Q&A形式でお答えします。
Q. 申請した時間より早くお迎えに行ってもいい?
仕事が早く終わった日や、通院などで早くお迎えに行くことに何の問題もありません。事前に園に連絡しておくと、帰りの準備などをスムーズに進めてもらえます。
Q. 早くお迎えに行くと、子どもに良くない影響がある?
A. そんなことは全くありません。むしろ、お子さんは大喜びするはずです。「早くお迎えに来てくれた!」と、保護者の愛情を感じて嬉しく思う子が多いですよ。他の子と比べてしまい、「自分だけ早い」と気にしたり寂しがったりするのでは…という心配は不要です。
Q. お迎えがいつも遅いと気まずい?
A. 決められた保育時間の範囲内であれば、気まずく思う必要は全くありません。保育士は、各家庭の就労時間に合わせてお迎え時間が異なることを理解しています。閉園時間ギリギリになることが多くても、ルールを守っていれば大丈夫です。いつも頑張っている保護者の方を、先生方は応援してくれていますよ。
Q. 土曜保育の利用条件と時間は?
利用には別途申請が必要な場合がほとんどです。保育時間は、平日よりも短く設定されている(例:7:30〜18:00など)ことが多いです。また、給食がなかったり、全園児が1つのクラスで過ごす合同保育になったりする園もあります。
Q. 夫婦で勤務時間が違う場合、どう計算される?
A. 基本的には、夫婦のうち就労時間が短い方の勤務時間に合わせて認定区分が判断されることが多いです。
ただし、このルールは自治体によって判断が異なる場合があります。例えば、片方がフルタイム、もう片方が時短勤務の場合でも、通勤時間を考慮して保育標準時間が認められるケースもあります。詳しくは、お住まいの自治体の保育課にご確認ください。
6. まとめ:保育時間を理解して、あなたにピッタリの園を見つけよう
今回は、復職を控えたママ・パパが知っておきたい保育園の時間について、基本から応用まで詳しく解説しました。最後に、この記事の重要なポイントをおさらいしましょう。
6-1. この記事の重要ポイントおさらい
- 認可保育園の預かり時間には「保育標準時間(最大11時間)」と「保育短時間(最大8時間)」の2種類がある。
- どちらの区分になるかは、主に保護者の就労時間と通勤時間で決まる。
- お迎えに間に合わない時は、延長保育やファミリー・サポート・センターなどを活用できる。
- 慣らし保育の期間やスケジュールは、園と相談しながら柔軟に進められる。
- 決められたルールの範囲内であれば、お迎えが早くても遅くても気にする必要はない。
保育時間を正しく理解することは、あなたの働き方やライフスタイルに合った保育園を見つけるための第一歩です。安心して仕事と育児を両立できる環境を整えていきましょう。
6-2. あなたの働き方に合う保育園探しなら「エンクル」
「自分の勤務時間だと、どのくらいの時間預けられるんだろう?」
「延長保育が充実している園はどこかな?」
そんな風に、ご自身の働き方に合った保育園探しを始めたあなたには、保活ウェブサービス「エンクル」がおすすめです。
6-3. 地図や条件で希望の園をカンタン検索
お住まいの地域から、地図上で直感的に保育園を探せます。「延長保育あり」「土曜保育あり」など、あなたの希望条件で絞り込んで検索できるので、理想の園がすぐに見つかります。
6-4. 見学予約から比較検討まで保活をトータルサポート
気になる園が見つかったら、ウェブから簡単に見学予約が可能です。見学した園の情報は「見学日記」として記録でき、複数の園を一覧で比較検討するのもラクラク。保活の煩わしさを解消し、あなたにピッタリの園選びを全力でサポートします。
6-5. まずは無料でエンクルに登録してみよう
復職後の新しい生活を安心してスタートするために。まずは「エンクル」に登録して、あなたとご家族に最適な保育園を探してみませんか?
理想の保育園・幼稚園探しなら「エンクル」 検索して地図上で空き情報を一括比較!口コミや見学予約機能も。登録した希望条件でオファーも届く!
保育園探しはプロにお任せ!希望の園探しをトコトンお手伝いします!

保活アドバイザーのもっちゃんです。小3の娘と年少の息子を育てる2児の母。保育園の転園を経験し、実体験をもとに保活&子育て情報を発信中。癒しは愛猫とのまったり時間です。