育休からの復帰を控え、いよいよ始まる保育園の入園準備。「一体何から手をつければいいの?」「必要なものリストを見たけど、本当にこれで全部なのかな?」と、初めてのことだらけで不安になりますよね。特に仕事復帰の準備と並行して進めるのは本当に大変です。
ご安心ください。この記事では、1歳児の入園を想定した必要なものリストはもちろん、失敗しないための準備スケジュール、そして先輩ママパパたちが実践してきた時短&節約術まで、この1本ですべてがわかるように徹底解説します。
目次
1. 保育園の入園準備はいつから?失敗しないためのスケジュール
「入園準備って、いつから始めるのがベストなの?」と焦る気持ち、とてもよくわかります。4月入園の場合、自治体からの入園決定通知は1月〜2月頃に来ることが多いですよね。
1-1. 【結論】入園説明会の後からでも間に合う!でも早めの情報収集がカギ
結論から言うと、本格的な準備は入園が決定し、園の入園説明会に参加した後からでも十分に間に合います。なぜなら、園によって必要なものの細かい指定(サイズや素材など)が異なるため、早まって購入すると買い直しになる可能性があるからです。
ただし、情報収集だけは早めに始めておくのが成功のカギです。どんなアイテムがあるのか、どこで買うとお得なのかなどをリサーチしておくだけで、いざ買い出しに行くときにスムーズに行動できますよ。
1-2. 理想的な準備スケジュール(表形式)
一般的な準備の流れをスケジュールにまとめました。あくまで目安として、ご自身のペースで進めてくださいね。
時期 | やること | ポイント |
---|---|---|
入園半年前〜 | 情報収集、園の見学 | ・どんなアイテムが必要かSNSやブログでリサーチ ・フリマアプリなどで美品をチェック |
入園決定後 (1〜3ヶ月前) |
入園説明会への参加 持ち物リストの確認 |
・園からの正式な持ち物リストを入手 ・サイズや素材など細かい指定をしっかり確認 |
入園1ヶ月前〜 | 本格的な買い出し 名前つけ |
・リストを基に必要なものを一気に購入 ・一番大変な「名前つけ」を計画的に進める |
入園直前 | 最終チェック 生活リズムの調整 |
・持ち物に不備がないか最終確認 ・保育園の生活時間に体を慣らしていく |
2. 【完全版】保育園の入園準備リスト|必要なものをチェックしよう
ここでは、一般的な保育園で必要になる持ち物をリストアップしました。園によってルールが異なるため、必ずご自身の園の指定を確認してくださいね。特に1歳児クラスを想定したリストになっています。
2-1. 毎日持っていくものリスト
- 通園バッグ
- 子どもの荷物が全て入る、少し大きめのものがおすすめです。
- 着替え(肌着、上下の服、靴下)
- 汗をかいたり汚したりするので、最低でも2〜3セットは必要です。
- 食事用エプロン、口拭きタオル
- シリコン製やタオル地など、園の指定を確認しましょう。
- ビニール袋(汚れ物入れ)
- 汚れた服やエプロンを入れるために数枚持たせます。
- 連絡帳
- 園と家庭をつなぐ大切なツール。毎日忘れずにチェックしましょう。
2-2. 園に置いておくものリスト
- おむつ、おしりふき
- 5〜8枚程度をまとめて置いておくことが多いです。記名が必要な場合も。
- 置き着替え
- 毎日持っていくものとは別に、園に数セット置いておくと安心です。
- 帽子(お散歩用)
- 日よけになるもの。ゴム付きが指定されることが多いです。
- 手拭きタオル(ループ付き指定の場合も)
- フックにかけられるループ付きタオルを指定されることがよくあります。
2-3. 園指定で必要になることがあるものリスト
- コップ、歯ブラシ
- 給食後やおやつの後に使います。
- 上履き
- 室内で履く靴。自分で着脱しやすいものを選びましょう。
- 哺乳瓶、粉ミルク(0歳児)
- 0歳児クラスでは必要になることが多いアイテムです。
3. 【年齢別】特に準備が必要なもの(0歳・1歳・2歳)
基本的な持ち物は共通していますが、子どもの発達段階に応じて特に必要になるものがあります。
3-1. 0歳児クラスで特に必要なものは?
- 哺乳瓶・粉ミルク
園で用意してくれる場合と、持参する場合があります。 - スタイ(よだれかけ)
よだれの量が多い時期なので、多めに準備すると安心です。 - 離乳食の状況共有メモ
家での離乳食の進み具合を先生に伝えるために、連絡帳に詳しく書く必要があります。
3-2. 1歳児クラスで特に必要なものは?
- コップ飲み練習用のマグ・コップ
ストローマグから、取っ手付きのコップへと移行する時期です。園の方針を確認しましょう。 - 自分で着脱しやすい服
保育園の入園準備で特に重要なのが服選びです。1歳頃になると自分でやりたい気持ちが芽生えるため、伸縮性のあるズボンや、ボタンの少ないTシャツなど、子どもが自分で着替えやすい服が推奨されます。 - 外遊び用の靴
歩き始める子も多いので、足に合った履きやすい靴を準備しましょう。
3-3. 2歳児クラスで特に必要なものは?
- トレーニングパンツ
トイレトレーニングが始まるクラスでは必要になります。 - 自分で履ける上履き
マジックテープ式のものなど、子どもが一人で履ける工夫がされたものを選びましょう。
4. 【先輩ママパパ直伝】入園準備の時短&節約術
「準備するものが多すぎる!」「全部新品で揃えるのは大変…」そんな声にお応えして、準備の負担を軽くするコツをご紹介します。
4-1. 準備で一番大変!「名前つけ」を乗り切る神アイテム3選
持ち物すべてに名前を書く「名前つけ」は、想像以上に時間と手間がかかる作業です。先輩ママパパたちは、便利なアイテムを駆使して乗り切っていましたよ。
- お名前スタンプ
おむつや衣類のタグなど、数が多いものにポンポン押すだけで完了。インクの種類を選べば、プラスチックや布にも使えて万能です。 - 防水お名前シール
コップや歯ブラシ、お弁当箱など、毎日洗うものに最適。食洗機対応のものを選ぶとさらに便利です。 - フロッキーネーム(アイロン接着)
靴下など伸縮性のある布地にぴったり。洗濯しても剥がれにくく、見た目も可愛く仕上がります。
4-2. 手作りは必須?市販品で代用できるもの
「バッグや布団カバーは手作りしないとダメ?」と心配になるかもしれませんが、結論から言うと、ほとんどの園で市販品でOKです。
- ループ付きタオル
- お昼寝布団カバー
- レッスンバッグ、上履き入れ
もちろん手作りも素敵ですが、時間がなければ無理せず市販品を活用しましょう。サイズ指定がある場合も、オーダーメイドサービスを利用する方法もありますよ。
4-3. 賢く節約!新品でなくてもOKなものリスト
毎日使う衣類などは、すぐに汚れたりサイズアウトしたりします。賢く節約するなら、以下のアイテムは中古品やお下がりでも十分です。
- 衣類(特に普段着)
お下がりやフリマアプリを活用しましょう。保育園では汚れることが前提なので、高価な服は避けるのが無難です。 - 通園バッグやお昼寝布団
フリマアプリで状態の良いものが出品されていることも多いです。
5. 意外と見落としがち?モノ以外の入園準備
持ち物の準備に目が行きがちですが、実は「モノ以外」の準備もとても大切です。
5-1. 子どもの心の準備|絵本や言葉がけで安心感を
子どもにとって、家族と離れて新しい環境で過ごすのは大きな変化です。
「保育園は楽しいところだよ」
「先生やお友達とたくさん遊べるね」
など、ポジティブな言葉がけを心がけましょう。保育園での生活を描いた絵本を一緒に読むのも、心の準備につながりおすすめです。
5-2. 親の準備|やっておくと安心なことリスト
親自身も、復職後の生活をスムーズにスタートさせるための準備が必要です。
- 生活リズムを保育園の時間に合わせる
早寝早起きを習慣づけ、朝の支度に慣れておきましょう。 - 病児保育の登録
子どもは急に熱を出します。いざという時に備え、地域の病児保育サービスを調べて登録しておくと安心です。 - かかりつけ医・アレルギー情報の整理
入園書類に記入が必要になります。アレルギーがある場合は、園としっかり情報共有しましょう。 - 職場との復帰後スケジュール調整
慣らし保育期間中の勤務時間や、子どもの急な体調不良時の対応について、事前に職場と相談しておきましょう。
6. 保育園の入園準備に関するQ&A
最後に、入園準備でよくある質問にお答えします。
- Q. 服は何枚くらい必要ですか?
- A. 結論から言うと、洗い替えを考慮して上下5〜7セット以上あると安心です。毎日2〜3セットは着替えとして持っていき、さらに園にも2セットほど置いておくことを考えると、ある程度の枚数が必要になります。週末にまとめて洗濯することを想定して準備しましょう。
- Q. 園によって指定が違うって本当?
- A. 本当です。持ち物の種類はもちろん、バッグのサイズ、タオルの素材、お昼寝布団の種類など、園によって細かくルールが定められています。必ず入園説明会で配布される資料を確認し、不明な点は園に直接問い合わせましょう。
- Q. アレルギーがある場合、食事はどうなりますか?
- A. ほとんどの園で、アレルギーに対応した除去食を提供してくれます。入園前に医師の診断書や指示書を提出し、園の栄養士や看護師と面談を行うのが一般的です。お子さんの安全のために、ささいなことでも正確に情報を伝えましょう。
- Q. 慣らし保育はどのくらいの期間ですか?
- A. 一般的には1週間〜2週間程度です。初日は1〜2時間からスタートし、少しずつ園で過ごす時間を延ばしていきます。子どもの様子や家庭の状況によって期間は調整されることが多いので、園の先生と相談しながら進めていきましょう。
7. まとめ|計画的な準備で、親子で笑顔の園生活をスタート!
今回は、保育園の入園準備について、必要なもののリストからスケジュール、時短・節約術まで詳しく解説しました。
- 準備は入園説明会の後からでOK、でも情報収集は早めに
- 必要なものリストは園の指定を必ず確認する
- 名前つけは便利グッズで時短する
- モノだけでなく、親子での心の準備も大切
やることが多くて大変に感じるかもしれませんが、一つひとつ計画的に進めていけば大丈夫です。この記事を参考に、万全の体制で準備を整え、親子で笑顔の園生活をスタートさせてくださいね。
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