【もう焦らない!】赤ちゃんが車で泣く原因と対策ガイド|チャイルドシートで泣き止むコツを徹底解説

【もう焦らない!】赤ちゃんが車で泣く原因と対策ガイド|チャイルドシートで泣き止むコツを徹底解説

【もう焦らない!】赤ちゃんが車で泣く原因と対策ガイド|チャイルドシートで泣き止むコツを徹底解説

楽しいはずの家族でのドライブが、赤ちゃんの突然の泣き声で一変…。「どうして泣いているの?」「泣き声に焦ってしまって運転に集中できない」といった経験はありませんか?多くのパパママが、車でのお出かけで同じ悩みを抱えています。私自身も保育の専門家として、たくさんのご家庭から同じような相談を受けてきました。

でも、安心してください。赤ちゃんが車で泣くのには、ちゃんとした理由があるんです。

この記事では、赤ちゃんが車の中で泣いてしまう根本的な原因から、出発前にできる予防策、移動中に試せる具体的な対策、そしてあると便利なアイテムまで、保育の専門家の視点から網羅的に解説します。

この記事を読み終える頃には、赤ちゃんの気持ちが少し理解できるようになり、泣き声を聞いても落ち着いて対処できるようになっているはずです。さあ、一緒に赤ちゃんのサインを読み解いて、家族みんなで安心してドライブを楽しみましょう。

目次

1. なぜ?赤ちゃんが車で泣く5つの主な原因

赤ちゃんが車の中で泣き出してしまうのには、いくつかの理由が考えられます。言葉で伝えられない赤ちゃんは、泣くことで不快感や不安を表現しているのです。ここでは、主な5つの原因について、具体的なケースを交えながら見ていきましょう。

1-1. 生理的な不快感(お腹すいた・おむつ・暑い/寒い)

大人でも空腹やトイレを我慢するのは辛いですよね。赤ちゃんにとっては、それが大きなストレスになります。

お腹がすいた
出発前にミルクや離乳食を済ませても、移動中に小腹がすいてしまうことはよくあります。
おむつが濡れている
おむつの濡れた不快感は、赤ちゃんにとって非常に気持ち悪いものです。
車内の温度が合わない
赤ちゃんは体温調節が苦手です。特に後部座席はエアコンの風が届きにくく、大人には快適でも赤ちゃんにとっては暑すぎたり寒すぎたりすることがあります。

1-2. チャイルドシートへの不快感や束縛感

安全のために不可欠なチャイルドシートですが、赤ちゃんにとっては窮屈に感じられることがあります。

締め付けが苦しい
ベルトがきつすぎると、身動きが取れず赤ちゃんは不快に感じます。
姿勢が辛い
シートの角度が合っていなかったり、長時間同じ姿勢でいることで体が痛くなったりします。
ただただ嫌い
「これに乗ると自由に動けない」と学習してしまい、チャイルドシートに乗ること自体を嫌がる子も少なくありません。

1-3. ママやパパと離れることへの不安

特に後部座席に一人で座っている赤ちゃんは、運転席や助手席にいるママやパパの顔が見えないことで、強い不安を感じることがあります。いつもそばにいてくれる存在が視界から消えることは、赤ちゃんにとって「ひとりぼっちにされた」と感じてしまうのです。

1-4. いつもと違う環境への戸惑いや退屈

車の中は、普段過ごしているお部屋とは全く違う環境です。

景色の変化や振動
窓の外を流れる景色や車の揺れが、刺激が強すぎて怖く感じてしまうことがあります。
やることがなくて退屈
一方で、ある程度周りの環境に慣れてくると、ただ座っているだけの状況に飽きてしまい、ぐずりだすことも。遊びたい盛りの赤ちゃんにとっては、退屈も泣く原因になります。

1-5. 車酔いなどの体調不良

大人と同じように、赤ちゃんも車酔いをします。三半規管が未発達なため、車の揺れが気持ち悪さにつながりやすいのです。うまく言葉で表現できないため、「なんだか気持ち悪い」という不調を泣いて訴えている可能性があります。顔色が悪かったり、よだれが増えたりしたら、車酔いを疑ってみましょう。

2. 出発前にできる!赤ちゃんの車内での大泣き予防策

ドライブ中の赤ちゃんの涙を減らすには、出発前の準備がとても重要です。少しの手間で、車内での快適さが大きく変わりますよ。

2-1. 授乳・食事とおむつ替えを済ませる

最も基本的なことですが、効果は絶大です。出発する直前に、お腹を満たし、おむつをきれいなものに替えてあげましょう。これにより、生理的な不快感によるぐずりを予防できます。

2-2. チャイルドシートの調整と正しい取り付け方を確認

安全のためにも、快適さのためにも、チャイルドシートのチェックは欠かせません。

ベルトの締め付け具合
ベルトと赤ちゃんの体との間に、大人の指が1本入るくらいの隙間が適切です。きつすぎず、緩すぎないように調整しましょう。
シートの角度
特に新生児期は、呼吸がしやすいようにリクライニングの角度が適切か確認してください。
クッションの活用
赤ちゃんの体とシートの間に隙間ができる場合は、専用のクッションや丸めたタオルでサポートしてあげると安定します。

2-3. 車内環境を快適にする5つのポイント(温度・日差し・匂いなど)

赤ちゃんが快適に過ごせるよう、車内環境を整えましょう。

  1. 温度管理
    出発前にエアコンで車内を適温にしておきます。後部座席にも風が届くように調整しましょう。
  2. 日差し対策
    窓にサンシェードを取り付け、直射日光が赤ちゃんに当たらないようにします。
  3. 匂い対策
    赤ちゃんは匂いに敏感です。車用の芳香剤や消臭剤は、香りの強くないものを選ぶか、使用を控えましょう。
  4. 換気
    定期的に少し窓を開けて空気を入れ替えると、気分転換にもなり、車酔いの予防にもつながります。
  5. 静かな環境
    大きな音楽やラジオの音は、赤ちゃんを驚かせてしまうことがあります。静かな環境か、赤ちゃんが落ち着く音楽を小さな音で流すのがおすすめです。

2-4. 赤ちゃんのお昼寝やご機嫌な時間帯を狙う

赤ちゃんの生活リズムに合わせて出発時間を計画するのも賢い方法です。お昼寝の時間に合わせて出発すれば、車内でぐっすり眠ってくれる可能性が高まります。また、朝起きてすぐなど、機嫌の良い時間帯を選ぶのも良いでしょう。

3. 【移動中】車で赤ちゃんが泣き止む効果的な対処法

万全の準備をしても、赤ちゃんが泣き出してしまうことはあります。そんな時、慌てずに試せる対処法を知っておくと心に余裕が生まれます。

安全運転を第一に、できることから試してみましょう。

3-1. ママやパパの声を聞かせる・歌をうたう

赤ちゃんにとって、ママやパパの声は最高の安心材料です。「大丈夫だよ」「もうすぐ着くからね」と優しく話しかけたり、赤ちゃんが好きな歌をうたってあげたりしましょう。声が聞こえるだけで、不安が和らぐことがあります。

3-2. 赤ちゃんが好きな音楽や効果音を聞かせる

赤ちゃんが好きな童謡や、落ち着くとされる音楽(オルゴール、胎内音など)を流してみましょう。スマートフォンのアプリなどにも、赤ちゃんが泣き止むとされる様々な効果音がありますので、いくつか試してみるのも良いでしょう。

3-3. 休憩をこまめに取りリフレッシュさせる

長時間のドライブでは、大人も疲れます。赤ちゃんはなおさらです。車から降りて外の空気を吸い、抱っこして気分転換させてあげるだけでも、大きなリフレッシュになります。

3-4. 後部座席で隣に座って安心させる

もし可能であれば、パパかママのどちらかが後部座席で赤ちゃんの隣に座ってあげましょう。顔が見える、体に触れてもらえるというだけで、赤ちゃんは絶大な安心感を得られます。手をつないだり、頭を撫でてあげたりするだけでも効果的です。

3-5. お気に入りのおもちゃやおしゃぶりを渡す

ぐずり始めたら、お気に入りのおもちゃやおしゃぶりを渡して気を紛らわせてあげるのも一つの手です。ただし、運転の妨げにならないよう、落としても拾いやすいものや、柔らかい素材のものを選ぶと安心です。

4. 先輩ママパパ推薦!車で泣く赤ちゃん向け便利グッズリスト

お出かけの際に持っていると心強い、車内で役立つ便利グッズをご紹介します。

4-1. 【音で楽しませる】童謡CD・音楽が流れるおもちゃ

童謡のCDや音楽配信サービス
赤ちゃんが好きな曲をすぐに流せるように準備しておくと便利です。
メロディが流れるおもちゃ
ボタンを押すと音が鳴るタイプのおもちゃは、赤ちゃんの興味を引きつけやすいです。

4-2. 【視覚で楽しませる】取り付け型おもちゃ・ベビーミラー

チャイルドシートや座席に取り付けるおもちゃ
目の前にぶら下がっているおもちゃは、退屈しのぎにぴったりです。
ベビーミラー
後部座席の赤ちゃんを運転席から確認できるミラーです。赤ちゃんの様子がわかるのでパパママも安心でき、赤ちゃんも鏡に映る自分の顔やママの顔を見て楽しむことができます。

4-3. 【安心感を与える】ママの匂いがついたタオル・お気に入りのぬいぐるみ

ママの匂いがついたガーゼやタオル
ママの匂いは赤ちゃんを安心させる効果が期待できます。
いつも一緒に寝ているぬいぐるみやお人形
「いつものお友達」がいることで、慣れない車内でも落ち着きやすくなります。

4-4. 【お腹を満たす】赤ちゃん用のお菓子や飲み物

赤ちゃん用のおせんべいやボーロ
ぐずり対策の最終手段として。喉に詰まらせないよう、必ず見守りながら与えましょう。
麦茶や湯冷ましを入れたマグ
こまめな水分補給は、車酔い対策にもなります。

5. Q&A|赤ちゃんの車での悩み、保活アドバイザーが答えます

ここでは、パパママからよく寄せられる質問にお答えします。

5-1. Q. どうしても泣き止まない時はどうすればいいですか?

A. 安全な場所に車を停めることを最優先してください。無理に運転を続けるのは危険です。一度車から降りて抱っこし、外の空気を吸わせてあげましょう。ドライブの計画を変更する勇気も大切です。「泣き止ませなきゃ」と焦る気持ちが赤ちゃんに伝わり、余計に泣いてしまうこともあります。パパママがリラックスすることが一番です。

5-2. Q. チャイルドシート自体を嫌がるのですが、対策はありますか?

A. まずは、この記事で紹介したチャイルドシートの調整を試してみてください。それでも嫌がる場合は、チャイルドシートに乗る時だけ特別に渡すおもちゃを用意したり、「これに乗ったら楽しい所に行けるよ」とポジティブな声かけを続けたりすることも効果的です。根気強く「チャイルドシート=安全で楽しいもの」という経験を積み重ねていきましょう。

5-3. Q. 高速道路で泣き出してしまった時の対処法は?

A. 高速道路ではすぐに停車できないため、焦りますよね。まずは慌てず、安全運転に集中してください。そして、次のサービスエリアやパーキングエリアに入って休憩しましょう。音楽をかけたり歌をうたったりして、次の休憩場所まで赤ちゃんの気を紛らわせる工夫をしてみてください。高速道路に乗る前には、必ず授乳やおむつ替えを済ませ、休憩場所を事前に確認しておくと安心です。

6. まとめ|一番大切なのはパパママが焦らないこと

今回は、赤ちゃんが車で泣く原因と、その対策について詳しく解説しました。

赤ちゃんが車で泣くのには、お腹がすいた、おむつが気持ち悪い、チャイルドシートが窮屈、ママと離れて不安、退屈、車酔いなど、様々な理由があります。

大切なのは、出発前の準備をしっかり行い、移動中も赤ちゃんの様子を見ながら柔軟に対応することです。そして何よりも、パパママ自身が焦らないこと。泣き声にイライラしたり、焦ったりする気持ちは赤ちゃんに伝わってしまいます。「泣いても大丈夫だよ」という気持ちで、ゆったりと構えていることが、結果的に赤ちゃんを安心させる一番の近道になります。

完璧を目指さず、まずは一つでも試せることから始めてみてください。安全第一で、ご家族にとって無理のないドライブを心がけて、楽しいお出かけの思い出をたくさん作ってくださいね。


車でのお出かけに少しずつ慣れてきたら、次は保育園の見学など、行動範囲を広げてみるのはいかがでしょうか?
とはいえ、赤ちゃんを連れての見学先探しや、複数の園への予約連絡はなかなか大変ですよね。

そんなパパママの負担を減らし、スムーズな保活をサポートするのが、保育園探しサイトエンクルです。

エンクル」なら、スマートフォン一つで近所の園探しから、保育方針や施設の写真などの比較、そして見学予約までオンラインで完結できます。
まずはご自宅の近くにどんな園があるか、チェックするところから始めてみませんか?

 

理想の保育園・幼稚園探しなら「エンクル」 検索して地図上で空き情報を一括比較!口コミや見学予約機能も。登録した希望条件でオファーも届く!

保育園探しはプロにお任せ!希望の園探しをトコトンお手伝いします!

エンクルコンシェルジュがぴったりの保育園をご紹介!

子育てカテゴリの最新記事