復職後の生活、想像できますか?仕事と育児の両立に、期待と不安が入り混じっているのではないでしょうか。私の先輩も復職前は、これから始まる新しい生活にドキドキしていたと言っていたのを覚えています。
特に1歳のお子さんを持つワーママにとって、毎日のタイムスケジュールは悩みの種。「帰宅してから寝かしつけまでが戦場…」「自分の時間なんて全くない」そんな未来は避けたいですよね。
この記事では、フルタイムで働く先輩ワーママのリアルな1日のタイムスケジュールを大公開します!さらに、無理なく毎日を乗り切るための具体的な時短術や、心の持ちようまで徹底解説します。
大丈夫、完璧なママを目指す必要はありません。この記事を読めば、あなたらしいワークライフバランスを見つけるヒントがきっと見つかります。
目次
- 1. 【実例】フルタイムワーママの1日のタイムスケジュール
- 2. ワーママのタイムスケジュールを乗り切る!シーン別時短術
- 3. スケジュール通りにいかない!「うまくいかない日」の乗り越え方
- 4. ひとりで抱え込まない!夫婦で乗り切る協力体制の作り方
- 5. 【復職前に!】今から準備しておきたい3つのこと
- 6. ワーママのタイムスケジュールに関するよくある質問(Q&A)
- 7. まとめ
1. 【実例】フルタイムワーママの1日のタイムスケジュール
まずは、私の先輩に聞いた、1歳児がいるフルタイム勤務のタイムスケジュールをご紹介します。もちろん、毎日この通りにいくわけではありませんが、一つのモデルケースとして参考にしてみてください。
1-1. 【平日 朝】起床から出勤まで
朝は時間との勝負!いかに効率よく動けるかが鍵になります。
- 6:00
- ママ起床、身支度、朝食・お弁当の準備
- 6:30
- 子どもを起こす、おむつ替え、着替え
- 6:45
- 家族みんなで朝食
- 7:15
- 子どもの身支度(歯磨き、顔拭き)、ママは洗濯機を回す・食洗機をセット
- 7:45
- 保育園へ出発
- 8:15
- 子どもを保育園に預ける
- 8:45
- 職場に到着
1-2. 【平日 夜】お迎えから寝かしつけまで
夜は子どもとのコミュニケーションを大切にしつつ、いかにスムーズに寝かしつけまで持っていくかがポイントです。
- 18:00
- 保育園へお迎え
- 18:30
- 帰宅、手洗いうがい、洗濯物を取り込む
- 18:45
- 夕食の準備(温めるだけ、焼くだけの状態にしておく)
- 19:00
- 夕食、家族団らん
- 19:45
- お風呂
- 20:30
- 絵本タイム、寝かしつけ
- 21:00
- 子ども就寝、夫婦の自由時間・残りの家事
- 22:30
- ママ就寝
1-3. 【休日】リフレッシュと家事を両立する過ごし方
休日は平日にできなかった家事をこなしつつ、家族の時間と自分のリフレッシュを意識しています。
- 午前中
- 平日にできない念入りな掃除や、1週間分の食材の買い出し、常備菜作りなどを集中して行います。
- 午後
- 公園に出かけたり、児童館に行ったりと、家族で思いっきり遊ぶ時間に。子どもがお昼寝している間は、夫婦それぞれ好きなことをしてリフレッシュします。
- 夜
- 翌週の保育園の準備を済ませ、早めに就寝。次の1週間に備えます。
2. ワーママのタイムスケジュールを乗り切る!シーン別時短術
毎日をスムーズに回すためには、賢い時短術が欠かせません。ここでは実践しているシーン別の工夫をご紹介します。
2-1. 【食事編】罪悪感ゼロの時短ごはん術
ここでお伝えしたいのは、「時短=手抜き」ではないということです。工夫次第で、栄養バランスを保ちながら準備時間を大幅にカットできます。
- ミールキット・カット野菜をフル活用
- 栄養バランスが考えられたミールキットや、すでにカットされている野菜はワーママの強い味方。包丁いらずで調理時間が短縮でき、食品ロスも減らせます。
- 週末の「下ごしらえ貯金」
- 週末に野菜を切っておく、お肉に下味をつけて冷凍しておく、といった「下ごしらえ」をしておくだけで、平日の調理が格段に楽になります。
- 栄養満点!具沢山スープ
- 野菜やお肉、きのこなどをたっぷり入れたスープや味噌汁は、それだけで立派なおかずになります。多めに作っておけば、翌日の朝食にもなり一石二鳥です。
2-2. 【掃除・洗濯編】「ついで家事」でキレイをキープ
完璧なキレイを目指すと疲れてしまいます。「ながら家事」「ついで家事」で、汚れを溜めない仕組みを作りましょう。
シーン | ついで家事の例 |
---|---|
朝の歯磨き中 | 洗面台の鏡や蛇口をサッと拭く |
お風呂上がり | 浴槽や壁をシャワーで流し、軽くこすっておく |
料理中 | 火にかけている待ち時間に、シンク周りを片付ける |
寝る前 | 床に落ちているおもちゃをカゴに入れる |
2-3. 【育児編】子どもとの時間も確保する工夫
忙しい毎日だからこそ、子どもとの時間は「量より質」を意識することが大切です。
- 夕食後の15分間は「大好きタイム」
- スマホやテレビを消して、絵本を読んだり、今日あったことを話したり、ぎゅっと抱きしめたり。短い時間でも、子どもとしっかり向き合う時間を作りましょう。
- 家事を「遊び」に変える
- 「洗濯物たたみ競争しよう!」「どっちが早くおもちゃをお片付けできるかな?」など、家事を遊びの要素を取り入れて子どもを巻き込むと、親子のコミュニケーションにもなり、家事も進みます。
2-4. 【自分時間編】5分でもできるリフレッシュ方法
「自分の時間なんてない」と諦めないで。たった5分でも、意識的に作ることで心に余裕が生まれます。
- 通勤電車での読書や音楽鑑賞
- お風呂上がりのストレッチ
- 好きな香りのハンドクリームを塗る
- 温かいハーブティーを一杯飲む
- 寝る前に5分だけ日記を書く
3. スケジュール通りにいかない!「うまくいかない日」の乗り越え方
子どもの急な体調不良や夜泣き、仕事のトラブルなど、スケジュール通りにいかない日は必ずあります。そんな日は、自分を追い詰めないことが何よりも大切です。
3-1. 「今日できないことは明日やる」でOK
夕食を作る元気がなければ、デリバリーや冷凍食品に頼ったっていい。「まあ、いっか」と割り切る勇気を持ちましょう。
3-2. 完璧主義を手放す3つの考え方
仕事と育児の両立で苦しくなる原因の一つが「完璧主義」です。少し考え方を変えるだけで、ぐっと楽になりますよ。
- 100点満点ではなく60点を目指す家事も育児も、常に100点満点である必要はありません。「今日は60点取れたから花マル!」と自分を褒めてあげましょう。
- 他人と比べないSNSで見かけるキラキラしたママと自分を比べて落ち込む必要はありません。家庭の数だけ、やり方があります。あなたとあなたの家族が笑顔なら、それが正解です。
- 「やらない家事」を決める全てを完璧にこなすのは不可能です。「床の拭き掃除は週末だけ」「アイロンがけはしない」など、思い切ってやらないことを決めてしまいましょう。
3-3. ママの笑顔が一番の栄養!自分を責めないで
うまくいかない日に「私がダメだからだ…」と自分を責めないでください。子どもにとって、ピカピカの家や完璧なごはんよりも、ママの笑顔が一番の栄養です。
4. ひとりで抱え込まない!夫婦で乗り切る協力体制の作り方
ワーママが仕事と育児を両立するには、パートナーとの協力が不可欠です。復職前に、ぜひ夫婦で話し合っておきましょう。
4-1. 「言わなくてもわかる」はNG!家事・育児の見える化
「言わなくても気づいてくれるはず」という期待は、すれ違いの元です。まずは、家庭内にどれだけのタスクがあるのかを「見える化」しましょう。
- 共有カレンダーアプリの活用
- 保育園の行事、予防接種、お互いの仕事の予定などを共有する。
- タスクリストの作成
- 「ゴミ出し」「お風呂掃除」「子どもの爪切り」など、名もなき家事も含めて全て書き出し、どちらが担当するかを明確にする。
4-2. 感謝の言葉を忘れないコミュニケーション術
協力体制を長続きさせる秘訣は、感謝の気持ちを言葉で伝えることです。「やってくれて当たり前」と思わず、「ありがとう、助かったよ」の一言を大切にしましょう。その一言が、お互いのモチベーションに繋がります。
4-3. 我が家の家事・育児分担の具体例
参考までに、我が家の分担例をご紹介します。お互いの得意・不得意や勤務時間に合わせて、柔軟に変えています。
担当 | 夫 | 妻(私) |
---|---|---|
朝 | ゴミ出し、保育園への送り | 朝食・弁当準備、洗濯 |
夜 | お風呂掃除、食器洗い | 夕食準備、寝かしつけ |
休日 | 子どもと公園遊び、買い出し | 常備菜作り、念入り掃除 |
5. 【復職前に!】今から準備しておきたい3つのこと
復職してから慌てないために、育休中の今だからこそ準備しておきたいことがあります。
5-1. 家電への投資(食洗機・乾燥機付き洗濯機・ロボット掃除機)
「時短三種の神器」と言われる家電は、まさに時間をお金で買う投資です。初期費用はかかりますが、導入することで生まれる心の余裕は計り知れません。先輩の宅でも大活躍中。
5-2. 時短サービスのリサーチ(ミールキット・ネットスーパー・家事代行)
体調が悪い日や仕事が忙しい日に頼れるサービスを、事前にリサーチしておくと安心です。
- ミールキット
- 複数のサービスをお試しで利用し、味や使い勝手を比較しておく。
- ネットスーパー
- 自宅のエリアに対応しているスーパーをいくつか登録しておく。
- 家事代行
- 料金体系やサービス内容を調べておき、いざという時に頼める会社を見つけておく。
5-3. 病児保育やファミリーサポートの登録
子どもは本当によく熱を出します。復職後、急に「明日休まなければ…」という事態は避けたいもの。いざという時のために、地域の病児保育施設やファミリー・サポート・センターに事前に登録を済ませておきましょう。登録だけでもしておけば、心の保険になります。
6. ワーママのタイムスケジュールに関するよくある質問(Q&A)
最後に、ワーママのタイムスケジュールに関するよくある質問にお答えします。
6-1. Q. 朝、子どもがぐずって準備が進まないときはどうする?
A. まずはママが焦らないことが一番です。
ママの焦りは子どもに伝わってしまいます。深呼吸して、「大丈夫だよ」と声をかけてあげましょう。対策としては、前日の夜に翌日の服や持ち物の準備を完璧にしておく、5分でも10分でも早く起こしてみる、などの工夫が有効です。
6-2. Q. 夫が非協力的です。どうすればいいですか?
A. まずは「ありがとう」から伝えてみましょう。
不満を伝える前に、まずは何か一つでもやってくれたことに対して「ありがとう、助かるよ」と感謝を伝えてみてください。その上で、「私も復職して大変だから、この家事を手伝ってもらえると嬉しいな」と具体的に、かつ丁寧にお願いしてみるのがおすすめです。家事育児のタスクを見える化して、冷静に話し合う場を設けるのも良いでしょう。
6-3. Q. 寝かしつけの後に家事をしていますが、体力が持ちません。
A. 思い切って子どもと一緒に寝てしまいましょう!
寝かしつけで一緒に寝落ちしてしまい、夜中に起きて家事をするのは心身ともに辛いですよね。それならば、いっそ子どもと一緒に21時に寝て、朝5時に起きて家事をする「朝活」に切り替えるのも一つの手です。朝の静かな時間に行う家事は、意外と集中できて捗りますよ。
7. まとめ
本記事では、フルタイムで働く1歳児のワーママのリアルなタイムスケジュールと、仕事と育児を両立するための具体的なコツをご紹介しました。
ポイントのまとめ
- 先輩ママのスケジュールを参考に、自分の家庭に合った形を見つける
- 便利なサービスや家電を積極的に活用し、「やらない家事」を決める
- 完璧を目指さず、うまくいかない日も自分を許す
- 夫婦で協力体制を築き、一人で抱え込まない
復職後の生活は、決して楽なことばかりではありません。しかし、工夫次第で心に余裕を持ち、子どもとの大切な時間を楽しむことは可能です。私もプレママとして参考にしたいと思います。
まずはこの記事で紹介した時短術を一つでも試してみてください。あなたの不安が少しでも軽くなり、前向きな気持ちで復職の日を迎えられることを心から応援しています。
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