待望の赤ちゃん、楽しみな反面、「保活」という言葉に漠然とした不安を感じていませんか?「いつから始めたらいいの?」「何から手をつければいいかわからない…」といった声は、多くのご家庭から寄せられます。特に、12月生まれなど年度の後半に出産予定の場合、「保活で不利になるって本当?」と心配になりますよね。
ご安心ください。この記事を読めば、保活の全体像から、生まれ月別の具体的なスケジュール、不利を乗り越える戦略まで、あなたの不安を安心に変えるための情報がすべてわかります。
多くのご家庭の保活をサポートしてきた専門家が、計画的に保活を進めるためのロードマップを徹底解説します。一緒に一歩ずつ進めていきましょう。
1. まずは知っておきたい「保活」の基本と年間の全体スケジュール
保活を始めるにあたり、まずは基本的な知識と年間の流れを把握することが大切です。全体像が見えれば、今何をすべきかが明確になります。
そもそも保活とは?何をするの?
結論から言うと、保活とは「子どもを保育園に入れるために行う一連の活動」のことです。 単に保育園に申し込むだけでなく、情報収集から園選び、見学、申請書類の準備まで、多岐にわたるタスクが含まれます。
具体的には、以下のような活動を行います。
- 家庭の保育方針の話し合い(いつから預けるか、どんな園がいいか等)
- 住んでいる自治体の保育園情報の収集
- 候補となる保育園のリストアップ
- 保育園の見学
- 選考基準(点数)の確認と計算
- 申込書類の準備と提出
- 内定後の入園準備
【全体像】保活の年間スケジュール早見表(4月入園の場合)
多くの自治体では、翌年4月入園に向けた申し込みが前年の秋頃に行われます。ここでは一般的な保活スケジュールの例をご紹介します。
時期 | 主なタスク |
---|---|
4月~7月頃 | 情報収集フェーズ ・自治体の保育課で情報収集(入園案内、締切等) ・候補園のリストアップ ・園見学の予約開始 |
8月~9月頃 | 園見学フェーズ ・保育園の見学に参加 ・申込先の園を絞り込む |
10月~12月頃 | 申込フェーズ ・入園申込書の配布開始 ・必要書類の準備 ・自治体へ申込書を提出 |
1月~2月頃 | 結果発表フェーズ ・入園内定・不承諾通知の送付 ・二次募集の確認・申込 |
2月~3月頃 | 入園準備フェーズ ・入園説明会、面談 ・入園グッズの準備 |
4月 | 入園 ・慣らし保育開始 |
※自治体によってスケジュールは異なります。必ずお住まいの自治体の最新情報を確認してください。
保活の開始時期はいつからがベスト?結論:目指す入園月齢で決まる
結論から言うと、保活をいつから始めるべきかは、お子さんを「0歳で入園させたいか」「1歳で入園させたいか」によって大きく異なります。
- 0歳4月入園を目指す場合
- 妊娠中(安定期)から情報収集を始めるのが理想的です。産後は育児で手一杯になりがちなため、体調が良い時に動いておくと安心です。
- 1歳4月入園を目指す場合
- お子さんが0歳の4月〜夏頃から始めるのが一般的です。こちらも早めに情報収集を開始し、秋の申込に備えましょう。
2. 「10月・11月・12月生まれは不利」は本当?その理由と対策
「12月生まれなど、年度の後半に生まれた子は保育園に入りにくくて不利」という話を耳にしたことがあるかもしれません。結論から言うと、これは事実な側面もあります。しかし、正しい知識と戦略で乗り越えることは十分に可能です。
なぜ?年度後半の生まれが不利と言われる3つの理由
なぜ年度後半の生まれが不利と言われるのか、まずはその理由を理解しましょう。ここでつまずく方が多いのですが、理由がわかれば対策も立てやすくなります。
理由1:認可保育園の申込時期と出産・新生児期が重なる
多くの自治体では、4月入園の申込期間が前年の10月〜12月頃に設定されています。10月〜12月生まれの場合、この申込期間が出産直後や新生児のお世話で最も大変な時期と重なってしまいます。 そのため、事前に準備ができていないと、情報収集や書類準備が間に合わなくなるリスクがあります。
理由2:0歳4月入園時の月齢が低く、預けられる園が限られる
0歳児クラスといっても、園によって受け入れ可能な月齢が異なります。「生後6ヶ月から」など、一定の月齢に達していないと預けられない園も少なくありません。12月生まれの場合、4月1日時点ではまだ生後3ヶ月です。そのため、低月齢児を受け入れている保育園しか選択肢に入らず、必然的に候補が少なくなってしまいます。
理由3:育休延長による1歳4月入園では激戦区になりやすい
「0歳児クラスは月齢的に厳しいから、育休を延長して1歳4月入園を目指そう」と考える方は非常に多いです。その結果、1歳4月入園の枠は0歳児クラスに比べて希望者が殺到し、入園のハードルが格段に上がります。 特に都市部では、最も激戦となるクラスです。
不利は戦略で乗り越えられる!今からできる3つの対策
生まれ月による不利は、事前の準備と戦略でカバーできます。焦らず、今からできることを始めましょう。
対策1:妊娠中から情報収集と計画をスタートする
最も重要な対策は、妊娠中から保活をスタートすることです。 産後は想像以上に忙しくなります。体調の安定している妊娠中期頃から、自治体の情報を集めたり、夫婦で方針を話し合ったりと、できることから進めておきましょう。これが、12月生まれの不利を乗り越える最大の鍵です。
対策2:0歳入園と1歳入園のメリット・デメリットを理解し、家庭の方針を決める
0歳入園と1歳入園、それぞれにメリットとデメリットがあります。
- 0歳入園: 比較的入りやすいが、低月齢で預けることに。
- 1歳入園: 子どもと長く一緒にいられるが、競争率が非常に高い。
ご家庭の働き方や子育て観に合わせて、「どちらを目指すか」「もし入れなかったらどうするか」を夫婦でしっかり話し合い、方針を決めておくことが大切です。
対策3:認可外保育園や加点要素も視野に入れた「併願戦略」を立てる
認可保育園だけに絞らず、認可外保育園や企業主導型保育園なども選択肢に入れておきましょう。認可外保育園に預けている実績が、翌年の認可保育園の選考で「加点」につながる自治体もあります。複数の選択肢を持つことで、精神的な余裕も生まれます。
3. 【パターン別】いつから何をすべき?保活の具体的なスケジュールとタスクリスト
目指す入園時期によって、保活のスケジュールは変わります。ここでは「0歳4月入園」と「1歳4月入園」の2つのパターンに分けて、具体的なタスクリストをご紹介します。
【0歳4月入園】最短で復職したい方向けスケジュール
出産と申込時期が重なるため、妊娠中の準備が成功の分かれ目です。
妊娠中(〜出産まで):情報収集・夫婦での方針会議・自治体への確認
- 自治体の保育課窓口やHPで情報収集(入園案内、締切日、必要書類など)
- 夫婦で保育方針を話し合う(いつから復職?どんな園がいい?)
- 候補となる保育園のリストアップ(受け入れ月齢の確認は必須!)
- 出産前に見学できる園があれば参加しておく
産後(〜申込3ヶ月前):候補の園をリストアップ・見学予約
- 気になる園のHPや口コミをチェック
- 園見学の予約を入れる(産後の体調を見ながら無理なく)
申込期間(10月〜12月頃):園見学・必要書類の準備と提出
- 最優先で園見学(オンライン見学なども活用)
- 申込先の園を最終決定する
- 就労証明書など、必要書類を職場や役所で取得
- 申込書を記入し、不備がないか確認して提出
内定後(1月〜3月):入園準備・慣らし保育のスケジュール確認
- 内定が出たら、園との面談や説明会に参加
- 入園に必要なグッズを揃える
- 慣らし保育の期間やスケジュールを確認し、職場と調整する
【1歳4月入園】育休をしっかり取りたい方向けスケジュール
育休中にじっくり進められますが、激戦を勝ち抜くための戦略的な動きが求められます。
子どもが0歳の4月〜夏頃:情報収集・園見学の開始
- 自治体の保育課で情報収集を開始
- 候補園をリストアップし、積極的に園見学を始める
- 加点を狙う場合、認可外保育園への入園や一時保育の利用を検討
子どもが0歳の秋〜冬頃:申込・必要書類の準備と提出
- 園見学の結果を踏まえ、申込先の優先順位を決める
- 必要書類を準備し、申込期間内に提出する
子どもが0歳の1月〜3月頃:内定・入園準備・復職準備
- 結果通知を確認(不承諾の場合は二次募集や他の選択肢を検討)
- 内定園の面談・説明会に参加
- 入園準備と並行して、職場復帰に向けた準備を進める
子どもが1歳の4月:入園・慣らし保育
- いよいよ入園。慣らし保育のスケジュールに合わせて生活リズムを整える
4. 後悔しない!保育園選びで絶対に確認すべき5つのチェックポイント
保育園は、子どもが多くの時間を過ごす大切な場所です。多くのご家庭を見てきた経験から言うと、入園後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、以下の5つのポイントは必ず確認しましょう。
ポイント1:立地と送迎のしやすさ(自宅・職場からの距離、動線)
毎日のことなので、無理なく送迎できるかは非常に重要です。 自宅からの距離だけでなく、駅や職場への通り道にあるか、雨の日の送迎は大変でないかなど、具体的な生活をイメージしてシミュレーションしてみましょう。
ポイント2:保育時間と延長保育の条件(料金、申請方法)
基本の保育時間だけでなく、延長保育の有無、対応時間、料金、申請方法(事前予約が必要か、当日でも可能かなど)は必ず確認しましょう。急な残業など、いざという時に頼れるかがポイントです。
ポイント3:保育方針や園の雰囲気(子どもの性格に合うか)
「のびのび系」「お勉強系」など、園によって保育方針は様々です。園庭の広さ、先生方の表情、子どもたちの様子など、見学で感じた雰囲気が、ご家庭の方針やお子さんの性格に合っているかを見極めましょう。
ポイント3-4:給食・アレルギー対応の柔軟性
給食は自園調理か、アレルギーへの対応はどの程度可能かを確認します。お弁当の必要有無や、離乳食の進め方なども聞いておくと安心です。
ポイント5:安全・衛生管理と緊急時の対応体制
子どもの安全を守るための対策(防犯カメラ、施錠など)、衛生管理(掃除、消毒など)、そして災害時や急な発熱・怪我の際の連絡体制や対応フローは、最も重要なチェック項目の一つです。
5. 保活を成功に導く5つの戦略的コツ【専門家が伝授】
情報戦とも言われる保活。少しの工夫で、有利に進めることができます。ここでは、専門家が伝授する5つの戦略的なコツをご紹介します。
コツ1:夫婦で協力体制を築く【タスク分担リストの例】
保活は一人で抱え込まず、夫婦で協力することが成功の秘訣です。 どちらか一方に負担が偏らないよう、タスクを可視化して分担しましょう。
- パパのタスク例
- ・自治体HPのチェック
- ・園見学の予約電話
- ・就労証明書の会社申請
- ママのタスク例
- ・ママ友からの情報収集
- ・申込書類の記入
- ・必要書類の役所取得
- 夫婦で一緒に
- ・保育方針の決定
- ・園見学への参加
- ・申込先の優先順位決め
コツ2:情報収集を効率化する(アプリやサイトの活用)
自治体のHP、地域の情報サイト、そして保活専用のアプリなどを活用すると、情報収集が格段に楽になります。地図から園を探したり、見学の記録をまとめたりできるツールを使うと、夫婦での情報共有もスムーズです。
コツ3:園見学はポイントを絞って効率化する【質問リスト付き】
園見学は貴重な機会ですが、ただ参加するだけではもったいないです。事前に質問したいことをリストアップしておきましょう。
- 【園見学質問リスト例】
- ・先生方の勤続年数や年齢層は?
- ・クラスの人数と先生の配置人数は?
- ・保護者が参加する年間行事はどのくらいありますか?
- ・おむつは持ち帰りですか?園で処分してもらえますか?
- ・怪我や病気の際の対応フローを教えてください。
コツ4:選考指数(点数)を正しく計算し、加点・減点要素を確認する
認可保育園の入園は、各家庭の状況を点数化した「選考指数(利用調整基準)」に基づいて決まります。お住まいの自治体の基準を確認し、自分の家庭が何点になるか計算してみましょう。また、「兄弟加点」や「認可外の利用実績」など、加点になる要素がないかもしっかり確認することが重要です。
コツ5:認可外保育園も重要な選択肢!メリットと探し方
認可保育園が第一希望でも、認可外保育園を併願することは非常に有効な戦略です。認可外には、独自の教育プログラムがある、比較的入りやすい、柔軟な対応が期待できるなどのメリットもあります。自治体のHPや情報サイトでリストを探し、選択肢の一つとして検討しましょう。
6. もし認可保育園に入れなかったら?知っておきたい3つの選択肢
万が一、認可保育園に入れなかった(不承諾だった)場合でも、道はあります。慌てずに次の手を考えられるよう、事前に選択肢を知っておきましょう。
選択肢1:認可外保育施設(認証保育所など)を検討する
自治体独自の基準を満たした「認証保育所」や、一般的な認可外保育施設を探します。空きがあれば年度の途中でも入園しやすいのが特徴です。
選択肢2:企業主導型保育事業を利用する
保護者の勤務先に関わらず利用できる場合もある、企業が運営する保育施設です。比較的柔軟な運営がされており、利用しやすいケースがあります。
選択肢3:ベビーシッターやファミリーサポートを活用する
保育園が見つかるまでのつなぎとして、ベビーシッターや地域の助け合い制度であるファミリーサポートを利用する方法もあります。復職のタイミングをずらせない場合に有効です。
7. 12月生まれの保活に関するQ&A
最後に、12月生まれの保活でよくある質問にお答えします。
Q. 出産前に保育園の申し込みはできますか?
A. 結論から言うと、多くの自治体で可能です。
出産予定日や母子手帳の情報で申し込める場合がほとんどです。ただし、申込書に出生届の提出期限などが記載されていることもあるため、詳細は必ず自治体に確認してください。
Q. 育児休業給付金は、保育園に入れなかった場合延長できますか?
A. 結論から言うと、特定の条件を満たせば延長可能です。
保育園の「不承諾通知書」があり、1歳の誕生日の翌日以降も育休を取得するなどの条件を満たせば、最長で子どもが2歳になるまで延長できます。
Q. 園見学には行かなくても申し込みは可能ですか?
A. 結論から言うと、必須ではない場合が多いですが、強く推奨します。
多くのご家庭を見てきた経験から言っても、園の雰囲気や方針、安全対策などを自分の目で確かめることは、後悔しない園選びのために不可欠です。12月生まれで産後の見学が難しい場合は、妊娠中に見学を済ませておくか、オンライン見学などを活用しましょう。
Q. 慣らし保育はどのくらいの期間が必要ですか?
A. 結論から言うと、園や子どもによりますが、1〜2週間が一般的です。
最初は1〜2時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。子どもの様子を見ながら進めるため、期間は個人差があります。復職スケジュールを立てる際は、慣らし保育の期間も考慮しておきましょう。
まとめ
保活は情報戦であり、妊娠中からの計画的な準備が成功のカギです。
特に12月生まれなど年度後半の出産予定の方は、出産と申込時期が重なるため、早めのスタートが肝心です。しかし、ご紹介したように、生まれ月による不利は戦略で十分にカバーできます。
大変な保活ですが、一人で抱え込まず、ぜひ夫婦で協力し、認可外保育園なども含めた様々な選択肢を視野に入れてみてください。そうすれば、きっとご家庭に合った、納得のいく道が見つかるはずです。
保活の第一歩は、お住まいの地域の保育園を知ることから始まります。園探しから見学予約、情報管理までできる「エンクル」を使って、効率的に保活を始めてみませんか?あなたの保活を、心から応援しています。
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