【出産後のママパパ向け】保活のやり方完全ガイド!いつから始める?スケジュールと点数の仕組みを徹底解説

【出産後のママパパ向け】保活のやり方完全ガイド!いつから始める?スケジュールと点数の仕組みを徹底解説

【出産後のママパパ向け】保活のやり方完全ガイド!いつから始める?スケジュールと点数の仕組みを徹底解説ご出産おめでとうございます。可愛い赤ちゃんと過ごす毎日は、幸せと同時にあっという間に過ぎていきますよね。育児に追われる毎日の中、「そろそろ保活を始めなきゃ…」と焦りを感じていませんか?周りの友人から「保活は大変だよ」と聞いて、何から手をつけていいか分からず不安な気持ちになっているママパパも多いのではないでしょうか。私も第一子の出産後は、同じように戸惑いながら保活をスタートさせた一人です。

この記事では、そんな出産後のママパパに向けて、無理なく進められる保活のやり方を、具体的なスケジュールと共にご紹介します。 この記事を読めば、今やるべきことが明確になり、安心して保活の第一歩を踏み出せますよ。

目次

1. 【結論】保活は出産後からでも大丈夫!焦らず正しい手順で進めよう

保活は妊娠中から始めるのが当たり前」なんて話を聞くと、出遅れてしまったように感じてしまいますよね。でも、安心してください。出産後からのスタートでも、正しい手順で進めれば決して遅くはありません。

1-1. 保活は情報戦!まずは全体像を把握することが成功の鍵

保活を成功させるために最も大切なのは、情報収集です。やみくもに動くのではなく、まずは「いつまでに、何を、どの順番でやるべきか」という全体像を把握することから始めましょう。この記事でご紹介するスケジュールを参考に、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。

1-2. 育児との両立が前提!無理のない計画を立てよう

出産後の保活は、赤ちゃんのお世話と同時進行です。体力的にも精神的にも大変な時期ですから、完璧を目指す必要はありません。パートナーと協力したり、便利なツールを活用したりしながら、ご家庭に合った無理のない計画を立てることが、保活を乗り切るための重要なポイントです。

2. まずは知っておきたい!保活の基本Q&A

保活を始めるにあたり、最低限知っておきたい基本的な知識をQ&A形式で解説します。

2-1. 保育園にはどんな種類があるの?「認可」と「認可外」の違いとは

保育園には、大きく分けて「認可保育園」と「認可外保育園」があります。それぞれの特徴を理解し、ご家庭の方針に合う施設を選びましょう。

種類 認可保育施設 認可外保育施設
概要 国が定めた基準(施設の広さ、職員数など)を満たし、都道府県知事などから認可された施設。認可保育園、認定こども園など。 国の基準とは異なる、自治体独自の基準などで運営されている施設。ベビーホテル、企業主導型保育事業など。
申込先 自治体の窓口 各施設へ直接
保育料 世帯の所得に応じて自治体が決定(比較的安い傾向) 各施設が独自に設定(比較的高めな傾向)
メリット ・保育料が比較的安い
・施設の質が一定に保たれている
・独自の教育プログラムがある
・比較的入りやすい場合がある
・柔軟な対応が期待できる
デメリット ・入園のハードルが高い(点数で選考)
・希望の園に入れない可能性がある
・保育料が高め
・施設によって保育の質に差がある

※近年では、認可外保育園でも質の高い保育を提供している施設がたくさんあります。視野を広げて検討してみるのがおすすめです。

2-2. 申し込み方法は違うの?

はい、申し込み方法が異なります。

  • 認可保育園
    希望する園が複数あっても、お住まいの自治体の窓口に一括で申し込みます。
  • 認可外保育園
    希望する施設ごとに、直接申し込みや契約を行います。

2-3. 保育の必要性の認定とは?

「保育の必要性の認定」とは、認可保育園などを利用するために必要な、自治体からの「証明書」のようなものです。保護者の就労や病気など、「家庭で保育ができない」という客観的な理由がある場合に認定を受けることができます。入園申し込みと同時に申請するのが一般的です。

3. 【完全版】4月入園を目指す!保活の年間スケジュールとやることリスト

多くの自治体で募集が始まる「4月入園」を目標にした、一般的な保活スケジュールをご紹介します。

3-1. 【春(4月〜6月)】情報収集&自治体への相談

  • やることリスト
    • 自治体のホームページや窓口で「保育園入園のしおり」をもらう
    • 自分の家庭の点数(利用調整基準)を確認する
    • 自宅や職場からの距離を考え、通えそうな範囲の保育園をリストアップする
    • 認可保育園だけでなく、認可外保育園も選択肢に入れて情報収集する

3-2. 【夏(7月〜9月)】保育園の見学&希望園の決定

  • やることリスト
    • リストアップした保育園に見学のアポイントを取る
    • 実際に保育園を見学し、雰囲気や保育方針を確認する
    • 見学した内容をもとに、家族で話し合い、希望の優先順位を決める

3-3. 【秋(10月〜12月)】入園申し込み&必要書類の提出

  • やることリスト
    • 自治体の窓口で申込書を受け取る
    • 就労証明書など、必要な書類を勤務先に依頼する
    • 期限内に自治体へ申込書類を提出する

3-4. 【冬(1月〜3月)】内定通知&二次募集・入園準備

  • やることリスト
    • 自治体から入園の内定・不承諾通知が届く
    • 内定した場合は、園での面談や健康診断を受ける
    • もし入れなかった場合は、二次募集や認可外保育園を探す
    • 入園準備(必要な物品の購入や名前つけなど)を進める

4. 【生まれ月別】うちの子はいつから始める?保活スケジュールのポイント

お子様の生まれ月によって、保活の戦略は少し変わってきます。特に0歳児クラスでの入園を希望する場合は、育休期間との兼ね合いも重要です。

4-1. 4月〜6月生まれの場合(0歳児クラス)

出産後、比較的すぐに保活をスタートできます。夏頃から見学を始め、秋の申し込みに備えましょう。0歳児4月入園のタイミングでは月齢が高めになるため、集団生活にも馴染みやすいかもしれません。

4-2. 7月〜9月生まれの場合(0歳児クラス)

出産して少し落ち着いた頃に、情報収集を始めるのがおすすめです。産後すぐに見学に行くのは大変なので、まずはインターネットや資料で情報収集し、秋頃に見学を集中させると効率的です。

4-3. 10月〜12月生まれの場合(0歳児 or 1歳児クラス)

4月入園の時点ではまだ月齢が低いため、0歳児クラスで入園するか、育休を延長して翌年の1歳児クラスを目指すか、検討が必要です。1歳児クラスは0歳児からの進級組で枠が埋まりがちなため、0歳児クラスでの入園の方が入りやすい傾向にあります。

4-4. 1月〜3月生まれ(早生まれ)の場合(0歳児 or 1歳児クラス)

申し込み時期に出産前、あるいは産後すぐというケースが多く、保活が最も大変な生まれ月です。4月入園のタイミングでは生後数ヶ月のため、翌年の1歳児クラスでの入園を目指す家庭も多いです。ただし、前述の通り1歳児クラスは激戦区。もし可能であれば、産前に情報収集だけでも進めておくと、産後の負担を減らせます。

5. 後悔しない保育園の選び方!見学で確認すべきチェックリスト

たくさんの保育園の中から、わが子に合った園を選ぶのは本当に悩みますよね。見学に行く前に、ご家庭での「絶対に譲れない条件」と「できれば満たしてほしい条件」を整理しておきましょう。

5-1. 最初に決めるべき3つの条件(場所・時間・費用)

  1. 場所
    自宅からの距離、通勤経路にあるか、駅からのアクセスなど。
  2. 時間
    基本の保育時間、延長保育の有無や時間、料金。
  3. 費用
    保育料、延長保育料、その他(制服、教材費など)にかかる費用。

5-2. 保育園見学で必ず確認したい10のポイント

見学は、パンフレットだけでは分からない「生の情報」を得る絶好の機会です。以下のポイントを参考に、質問リストを作っておくと安心です。

  • 施設の安全性
    園庭や室内の遊具は安全か、避難経路は確保されているか。
  • 保育士の雰囲気
    先生たちの表情は明るいか、子どもへの接し方は丁寧か。
  • 保育方針
    のびのび系か、お勉強系か。家庭の方針と合っているか。
  • 給食・アレルギー対応
    自園調理か、アレルギーへの対応はどの程度可能か。
  • 1日のスケジュール
    お昼寝の時間や外遊びの頻度など。
  • 行事
    保護者が参加する行事の頻度や内容。
  • 保護者の負担
    保護者会の有無、係や役員の活動はどのくらいか。
  • 持ち物
    おむつの持ち帰りはあるか、手作りが必要なものはあるか。
  • 慣らし保育
    期間や時間はどのくらいか。
  • 延長保育
    利用条件や申請方法、夕食の提供はあるか。

5-3. オンライン見学や動画で確認する際の注意点

最近では、オンラインで見学を実施したり、園の様子を動画で公開したりする園も増えています。赤ちゃんを連れての移動が大変な時期には非常に助かりますよね。ただし、画面越しでは保育士さんや子どもたちの「生の表情」や「園全体の空気感」までは分かりにくいもの。オンラインで気になった園は、可能であれば短時間でも直接訪問して雰囲気を確認するのがおすすめです。

6. 保活の鍵を握る「点数」とは?有利に進める方法を解説

認可保育園の入園選考で使われるのが「点数」制度です。この点数が高い世帯から優先的に入園が決まるため、仕組みを理解しておくことが非常に重要です。

6-1. 保活の「点数」の仕組みを分かりやすく解説(基準指数+調整指数)

点数は、主に「基準指数」と「調整指数」の合計で決まります。

基準指数
保護者の就労状況(勤務時間や日数など)や健康状態といった、基本的な状況を数値化したもの。
調整指数
ひとり親家庭である、兄弟が在園している、すでに認可外保育園に預けているなど、各家庭の状況に応じて加点・減点されるもの。

合計点数が高いほど、希望の園に入れる可能性が高くなります。

6-2. 点数アップのためにできること・できないこと

点数の中には、自分でコントロールできない項目(例:ひとり親家庭、兄弟加点など)もありますが、戦略的に点数を上げられる可能性のある項目も存在します。

6-3. 「うちは何点?」まずは自治体の基準表を確認しよう

点数の基準は自治体によって大きく異なります。まずは、お住まいの自治体のホームページなどで「利用調整基準表」を確認し、ご自身の世帯の点数を計算してみましょう。

※利用調整基準は年度によって改定される場合があります。必ずお住まいの自治体の最新情報を公式サイトでご確認ください。

7. もし希望の認可保育園に入れなかったら?次の選択肢を知っておこう

一生懸命保活をしても、希望の認可保育園に入れないことは残念ながらあります。でも、そこで終わりではありません。次の選択肢を知っておくことで、精神的なお守りになります。

7-1. 認可保育園の二次募集に申し込む

一次募集で定員に満たなかった園や、内定を辞退した人が出た場合に二次募集が行われます。募集があるかどうかは運次第ですが、諦めずに情報をチェックしましょう。

7-2. 認可外保育園を探す

認可保育園と並行して、認可外保育園も調べておくと安心です。見学をして信頼できる園を見つけておけば、いざという時にスムーズに動けます。

7-3. ベビーシッターや一時預かりを利用する

職場復帰の時期を遅らせられない場合、ベビーシッターや自治体の一時預かりサービスを組み合わせるという方法もあります。

7-4. 育児休業を延長する

最終手段として、育児休業の延長も視野に入れましょう。育児休業給付金を受給するには「保育園に入れなかった」ことを証明する「不承諾通知」が必要になる場合があります。

8. 育児と両立!先輩ママパパが実践した保活を乗り切る3つのコツ

最後に、大変な保活を乗り切るための心の持ちようについて、先輩ママとして3つのコツをお伝えします。

8-1. コツ1:パートナーと協力体制を築く(情報共有・役割分担)

保活は一人で抱え込むと本当につらいものです。情報収集や見学、書類準備など、パートナーとしっかり役割分担をしましょう。「うちはパパが情報収集担当、ママが見学担当」など、得意なことを活かすのも良い方法です。

8-2. コツ2:完璧を目指さない!優先順位を決める

「家から近くて、園庭が広くて、給食が美味しくて、先生が優しくて…」と、全ての条件を満たす完璧な園を探すのは至難の業です。「これだけは譲れない」という軸を一つ決め、優先順位をつけて考えましょう。 少し肩の力を抜くことが、良い園との出会いに繋がることもあります。

8-3. コツ3:一人で抱え込まない!相談できる場所を見つける

自治体の子育て支援窓口や、地域の児童館、先輩ママなど、相談できる相手を見つけておきましょう。同じように保活を頑張っているママ友と情報交換するだけでも、気持ちが楽になりますよ。

9. 保活の情報収集・園探しは「エンクル」が便利!

「たくさんの保育園の情報を集めて比較するのが大変…」「赤ちゃんを連れて何ヶ所も見学に行くのは難しい…」そんな保活の悩みを解決してくれるのが、保育園検索サイト「エンクル」です。

9-1. 地図や条件からピッタリの園が探せる

お住まいの地域やこだわりの条件で検索すれば、あなたにピッタリの保育園が地図上に表示されます。通える範囲の園を効率的にリストアップできます。

9-2. 気になる園をリスト化して簡単比較

気になった園をお気に入り登録すれば、保育時間や料金などの情報を一覧で比較検討できます。どの園がご家庭の希望に合っているか一目瞭然です。

9-3. 見学予約から記録までエンクル一つで完結

サイトから園の見学予約ができるだけでなく、「見学日記」機能を使えば、園の雰囲気や先生から聞いた話などを写真付きで記録できます。パートナーとの情報共有も簡単です。

保活は、正しい知識とスケジュール感を持って臨めば、出産後からでも決して遅くはありません。まずは情報収集から始め、ご家庭に合った保育園を見つけましょう。

大変な時期ですが、この記事があなたと大切なお子様にとって、最適な一歩を踏み出すための助けとなれば幸いです。

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