【プレママ向け】妊娠中から始める保活完全ガイド!いつから何する?スケジュールと失敗しないコツを徹底解説

【プレママ向け】妊娠中から始める保活完全ガイド!いつから何する?スケジュールと失敗しないコツを徹底解説

「保活って何から始めればいいの?」「妊娠中の今から動くべき?」
初めての保活、不安でいっぱいですよね。私も第一子の妊娠中は、同じように手探り状態で、何が正解かわからず焦っていました。でも大丈夫です。この記事では、保活を乗り越えた先輩ママとして、あなたの不安に寄り添いながら、妊娠中でも無理なく進められる保活のスケジュールと成功のコツを徹底解説します。この記事を読めば、やるべきことが明確になり、安心して出産準備に専念できますよ。

目次

1. そもそも保活とは?何をするの?

まずは「保活」の基本から押さえていきましょう。言葉はよく聞くけれど、具体的に何をするのか、なぜ必要なのかをしっかり理解することが、スムーズなスタートの第一歩です。

1-1. 保活とは「子どもを保育園に入れるための活動」のこと

保活とは、子どもを保育園に入れるために保護者が行う一連の活動の総称です。具体的には、以下のような活動が含まれます。

  • 保育園に関する情報収集
  • 保育園の見学
  • 自治体への利用申し込み
  • 入園が決まらなかった場合の対策

出産後の職場復帰などを考えている多くの家庭にとって、避けては通れない大切な準備活動なのです。

1-2. なぜ保活が必要?待機児童問題の現状

「どうしてこんなに頑張らないと保育園に入れないの?」と疑問に思いますよね。その大きな理由が待機児童問題です。都市部を中心に、保育園の定員を希望者数が上回っている状況が続いています。そのため、希望すれば誰でもすぐに入園できるわけではなく、計画的に準備を進めて「選ばれる」必要があるのです。

1-3. 保育園にはどんな種類がある?「認可」と「認可外」の大きな違い

保活を進める上で、必ず知っておきたいのが保育園の種類です。大きく分けて「認可保育施設」と「認可外保育施設」の2つがあります。

認可保育施設(認可保育園、認定こども園など)

特徴
国の設置基準(施設の広さ、職員数、給食設備など)をクリアし、都道府県知事などから認可を受けた施設です。保育料は自治体が定めており、世帯の所得に応じて決まります。
メリット
・国や自治体の基準を満たしているので安心感が高い
・保育料が比較的安い傾向にある
・補助金など公的なサポートが手厚い
デメリット
・入園希望者が多く、競争率が高い
・入園の可否は自治体が「点数」で決めるため、家庭の状況によっては入りにくい

認可外保育施設(認証保育所、企業主導型保育など)

特徴
認可保育施設以外の保育施設の総称です。独自の基準で運営されており、保育内容や保育料も施設によって様々です。東京都の「認証保育所」のように、自治体が独自の基準を設けて助成している施設もあります。
メリット
・保護者の就労状況に関わらず、直接施設と契約できる
・夜間保育や英語教育など、特色あるサービスを提供している園が多い
・比較的入りやすい場合がある
デメリット
・保育料が認可保育園に比べて高額になる傾向がある
・施設によって保育の質や環境に差がある

1-4. まずはどちらを目指すべき?

多くの方が、保育料が比較的安く、安心感のある認可保育園を第一希望にする傾向があります。しかし、先述の通り、認可保育園は希望すれば必ず入れるわけではありません。そのため、認可保育園を目指しつつ、万が一に備えて認可外保育園も併願するのが、保活を成功させるための王道パターンと言えるでしょう。

2. 保活はいつから始めるのが正解?妊娠中から動くべき?

「いつから始めればいいの?」これは、プレママさんが最も気になるポイントですよね。

2-1. 結論:妊娠中(安定期)からの情報収集がおすすめ

結論から言うと、保活は妊娠中の安定期に入ったら、少しずつ情報収集を始めるのがおすすめです。もちろん、出産後に始めても間に合うケースもありますが、早めに動くことで得られるメリットはとても大きいです。

2-2. なぜ妊娠中から?先輩ママが語る3つのメリット

  1. 心と時間に余裕が持てる
    出産後は、赤ちゃんのお世話で想像以上に自分の時間がなくなります。慣れない育児と寝不足の中で保活を進めるのは本当に大変です。比較的、自分のペースで動ける妊娠中に情報収集や見学の準備を進めておくだけで、産後の負担がぐっと軽くなります。
  2. 冷静な判断ができる
    産後はホルモンバランスの影響もあり、気持ちが不安定になりがちです。「どこにも入れなかったらどうしよう…」と焦ってしまい、冷静な判断が難しくなることも。体調が安定している妊娠中に、夫婦でじっくり話し合い、希望条件を整理しておくことが後悔しない園選びにつながります。
  3. 選択肢が広がる(特に0歳4月入園を狙う場合)
    保育園は、0歳児クラスの4月入園が最も募集枠が多く、入りやすいと言われています。4月入園の申し込みは、前年の秋頃(10月〜12月頃)に締め切られることがほとんど。夏生まれや秋生まれの赤ちゃんの場合、出産後すぐに申し込み時期が来てしまうため、妊娠中からの準備が必須になります。

2-3. 【生まれ月別】保活スケジュールの目安(表形式)

4月入園を目指す場合の、生まれ月別の一般的な保活開始時期の目安をまとめました。

出産予定月 保活開始のおすすめ時期 申し込み時期(前年) 備考
4月~7月生まれ 妊娠後期~産後すぐ 10月~12月 産後すぐ申し込み準備が始まるため、妊娠中の情報収集が必須
8月~10月生まれ 妊娠中期(安定期) 10月~12月 申し込み時期と出産時期が重なる可能性も。早めの準備が安心
11月~3月生まれ 妊娠中期~産後 翌年の10月~12月 比較的余裕はあるが、早めに動くことで人気の園も見学しやすい。

※あくまで一般的な目安です。お住まいの自治体のスケジュールを必ず確認してください。

3. 【妊娠中にできる】無理なく始める保活の3ステップ

「妊娠中に始めるのが良いのはわかったけど、具体的に何をすればいいの?」と思いますよね。体調に負担をかけず、無理なく進められる3つのステップをご紹介します。

3-1. STEP1:情報収集|スマホひとつでOK!

まずは、お家でリラックスしながらできる情報収集から始めましょう。

自治体のホームページをチェック

お住まいの市区町村のホームページには、「子育て」や「保育」に関するページが必ずあります。まずは「保育園入園のご案内(手引き)」という資料を探して、ざっと目を通してみましょう。ここには、申し込みスケジュールや必要書類、点数の計算方法など、保活のルールがすべて書かれています。

保育園検索サイトやアプリに登録する

自治体の情報だけだと、園ごとの雰囲気や特徴が分かりにくいことも。保育園の検索サイトやアプリを使えば、地図上から近くの園を探したり、写真を見たり、口コミをチェックしたりできます。いくつか登録しておくと、効率的に情報が集まりますよ。

3-2. STEP2:夫婦で話し合い|理想の保育園生活をイメージ

保活はママ一人で抱え込まず、必ず夫婦で取り組むことが大切です。体調が良い時に、以下の点について話し合っておきましょう。

譲れない条件と妥協できる条件を決める

「駅からの距離」「保育時間」「園庭の有無」「給食の内容」など、何を重視したいかリストアップし、優先順位をつけましょう。すべての希望を叶える園はなかなか見つからないので、「これだけは譲れない」という軸を決めておくと、園選びがスムーズになります。

家計と保育料のシミュレーション

認可保育園の保育料は世帯所得によって決まります。自治体のホームページで保育料の表を確認し、自分たちの世帯だといくらくらいになるのか把握しておきましょう。認可外保育園も視野に入れる場合は、その費用も考慮して家計のシミュレーションをしておくと安心です。

復帰後の協力体制を話し合う

送迎はどちらが担当するのか、子どもが熱を出した時はどちらが休むのかなど、復帰後の生活を具体的にイメージして、協力体制を話し合っておくことも重要です。我が家ではこの話し合いが、後の園選びの基準にもなりました。

3-3. STEP3:見学の準備|体調が良い日にリストアップ

情報収集と話し合いがある程度進んだら、実際に見学に行く園の候補をリストアップします。

自宅や職場からのルートを確認

Googleマップなどを使って、自宅や職場から候補の園までのルートや所要時間を確認しましょう。毎日の送迎になるので、無理なく通える範囲にあるかは非常に重要なポイントです。雨の日や荷物が多い日も想定して、複数のルートを考えておくと良いですよ。

気になる園のリストを作成

STEP1、2で集めた情報をもとに、見学に行ってみたい園のリストを作成します。この時点では厳選しすぎず、少しでも気になった園はリストに入れておくのがおすすめです。

4. 【完全版】保活の年間スケジュールと具体的な進め方5ステップ

ここでは、4月入園を目指す場合の、一般的な年間の流れを5つのステップで解説します。

4-1. STEP1:情報収集・見学(4月〜9月)

この時期は、本格的な情報収集と園の見学を進めます。多くの園では6月頃から見学会や説明会が始まります。人気の園はすぐに予約が埋まってしまうこともあるので、ホームページなどをこまめにチェックしましょう。妊娠中の方は、体調を最優先に、無理のない範囲で参加してくださいね。

4-2. STEP2:申し込み準備(9月〜10月)

自治体の窓口やホームページで、入園申し込みの書類一式を入手します。勤務(内定)証明書など、職場に記入してもらう必要がある書類もあるため、早めに準備を始めましょう。記入方法で分からないことがあれば、迷わず自治体の窓口に相談するのが一番です。

4-3. STEP3:申し込み手続き(10月〜12月)

準備した書類を、自治体の指定する窓口に提出します。締め切りは厳守です!不備があると受け付けてもらえない場合もあるので、提出前には夫婦でダブルチェックすることをおすすめします。

4-4. STEP4:選考・結果通知(1月〜2月)

提出された書類をもとに、自治体が入園選考(利用調整)を行います。結果は郵送で通知されるのが一般的です。この時期は本当にドキドキしますよね…。

4-5. STEP5:入園準備 or 次の対策(2月〜3月)

内定が決まったら、園での説明会や面談、健康診断などに参加し、制服や持ち物の準備を進めます。もし希望の園に入れなかった場合は、二次募集への申し込みや、認可外保育園への連絡など、すぐ次のアクションに移る必要があります。

5. 後悔しない保育園選びのためのチェックリスト20選

たくさんの園を見学していると、どこがどうだったか混乱してしまいがちです。見学時にチェックしたいポイントをリストにまとめましたので、ぜひ活用してください。

5-1. 【基本項目】場所・時間・費用

  • 自宅や職場からの距離、通いやすいルートか?
  • 延長保育の時間や料金、利用しやすさは?
  • 慣らし保育の期間や進め方は?
  • 保育料以外にかかる費用(制服、教材費など)は?
  • 自転車やベビーカーを置くスペースはあるか?

5-2. 【保育内容】方針・プログラム・食事

  • 園の保育理念や方針に共感できるか?
  • 1日の過ごし方、外遊びの頻度は?
  • 年齢に合ったプログラム(リトミック、英語など)はあるか?
  • 給食は自園調理か?アレルギー対応は可能か?
  • お昼寝用の布団の準備・持ち帰りの頻度は?

5-3. 【環境・設備】園庭の有無・安全性・衛生面

  • 園庭はあるか?ない場合は近くに公園などがあるか?
  • 施設全体が清潔に保たれているか?
  • 子どもの安全対策(ドアの鍵、指挟み防止など)は十分か?
  • 災害時の避難場所や連絡方法は決まっているか?
  • 感染症対策はどのように行われているか?

5-4. 【先生・園の雰囲気】見学で必ず確認したいポイント

  • 先生たちは笑顔で、子どもたちに優しく接しているか?
  • 先生同士のコミュニケーションは良好そうか?
  • 子どもたちはのびのびと楽しそうに過ごしているか?
  • 園全体の雰囲気は明るく、ウェルカムな感じか?

5-5. 【先輩ママの体験談】意外と見落としがちなポイント

  • 保護者が参加する行事の頻度や内容は?(平日開催が多いと仕事の調整が大変なことも)
  • 連絡帳は手書きかアプリか?
  • 使用済みオムツは持ち帰りか、園で処分してくれるか?

6. 保育園の入園選考はどう決まる?「点数(指数)」の仕組みを解説

認可保育園の入園は、希望すれば誰でも入れるわけではなく、「保育の必要性が高い」と判断された家庭から優先的に決まっていきます。その基準となるのが「利用調整指数(点数)」です。

6-1. 入園の可否を決める「利用調整指数」とは?

利用調整指数とは、各家庭の状況を点数化したもので、この点数が高い世帯から入園が決定します。点数が同じ場合は、さらに所得の低い世帯が優先されるなど、自治体ごとのルールで順位が決まります。この仕組みを理解しておくことが、保活の戦略を立てる上で非常に重要です。

6-2. 基本指数:保護者の就労状況などで決まる

保護者それぞれの就労状況(勤務時間や日数)など、基本的な状況によって決まる点数です。例えば、夫婦ともにフルタイム勤務(月120時間以上など)の場合が最も高い点数になります。

6-3. 調整指数:家庭の状況によって加点・減点される

基本指数に加えて、各家庭の状況に応じて点数が加算されたり、減算されたりします。

  • 加点の例
    • すでに兄弟姉妹が在園している
    • ひとり親家庭である
    • 認可外保育施設に有償で預けている実績がある
  • 減点の例
    • 近くに子どもの面倒を見られる祖父母が住んでいる

6-4. 自分の点数を知るには?自治体への確認が必須

この点数の基準は、自治体によって大きく異なります。必ず、お住まいの自治体の「保育園入園のご案内」を確認するか、役所の保育課窓口で自分たちの家庭が何点になるのかを確認しましょう。昨年度の入園最低点数(ボーダーライン)を公表している自治体も多いので、目標点数の目安になりますよ。

7. 保活の成功確率を上げるための5つのコツ

長期戦になる保活。少しでも成功確率を上げるために、先輩ママとして「これはやっておいて良かった!」と思う5つのコツをお伝えします。

  1. とにかく早めに情報収集を始める
    何度もお伝えしていますが、これが一番重要です。特に妊娠中から始めることで、心にも時間にも余裕が生まれます。余裕があるからこそ、冷静に比較検討でき、納得のいく選択ができるのです。
  2. 希望条件に優先順位をつけ、選択肢を広げる
    「駅近で、園庭があって、新しい施設で…」と理想を挙げればキリがありません。すべての条件を満たす園は、まず見つからないと思っておきましょう。「これだけは譲れない」という軸を2〜3個決めたら、あとは柔軟に考えて選択肢を広げることが大切です。
  3. 見学は複数(最低3〜5園)行く
    資料だけでは分からない、園の「生きた情報」は見学でしか得られません。先生や子どもたちの雰囲気は、実際に見るのが一番です。最低でも3〜5園、できればそれ以上見学すると比較対象ができ、自分たちの家庭に合った園が見えてきます。
  4. 認可外保育園も必ず併願・見学する
    「うちは認可一本で!」と考える方も多いですが、これはリスクが高い選択です。認可外保育園は、認可の発表を待たずに定員が埋まってしまうこともあります。認可外も見学し、申し込んでおくことをおすすめします。
  5. 自治体の窓口(保育課)を最大限に活用する
    自治体の保育課は、保活に関する情報が最も集まる場所です。分からないこと、不安なことは、遠慮せずにどんどん質問しましょう。窓口で相談することで、最新の情報を得られたり、自分たちでは気づかなかった選択肢を教えてもらえたりすることもあります。

8. もし認可保育園に入れなかったら?事前に知っておきたい4つの選択肢

万が一、認可保育園に入れなかった(「不承諾」だった)場合も、慌てなくて済むように、事前に次の手を考えておきましょう。

選択肢1:認可保育園の二次募集に申し込む
一次募集で定員に満たなかった園や、内定を辞退した人が出た場合に、二次募集が行われます。希望する園に空きが出ているとは限りませんが、可能性はゼロではありません。
選択肢2:認可外保育園への入園手続きを進める
事前に見学・申し込みをしていた認可外保育園に連絡し、入園手続きを進めます。認可外に預けながら、次年度の認可保育園の申し込みで加点を得て、転園を目指すという方も多くいます。
選択肢3:育児休業を延長する
育児・介護休業法では、保育園に入れないなどの理由がある場合、育児休業を最長で子どもが2歳になるまで延長できます。勤務先の制度を確認しておきましょう。
選択肢4:ベビーシッターなどの利用を検討する
復職の意思が固い場合は、ベビーシッターやファミリー・サポート・センターなどを利用して働き始めるという選択肢もあります。自治体によっては、利用料の補助制度がある場合も。

保活は長期戦で不安も多いですが、妊娠中から計画的に準備を進めることで、心に余裕を持って臨むことができます。何より大切なのは、夫婦で協力し、情報を整理しながら自分たち家族に合った選択をすることです。

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