保育園に落ちた時の対策と次のステップ

保育園に落ちた時の対策と次のステップ

保育園に落ちた時の対策と次のステップ保育園の選考結果で「保留」や「不承諾」の通知を受け取ると、目の前が真っ暗になるような気持ちになるかもしれません。「これからどうしよう」「仕事に復帰できないかも…」と、不安や焦りでいっぱいになるのは当然のことです。

しかし、まだ諦めるには早すぎます。保育園に落ちた後でも、できることはたくさんあります。この記事では、落選してしまった場合の具体的な対策と、次のステップに向けて今すぐできることをご紹介します。まずは落ち着いて、一つずつ確認していきましょう。

目次

1. 保育園に落選する理由とその背景を知る

なぜ希望の保育園に入れなかったのでしょうか。まずはその理由と背景を知ることで、冷静に次の対策を考えることができます。

1-1. 保育園が足りない地域と待機児童問題

都市部を中心に、保育園の数が入園希望者の数を下回っている地域は少なくありません。特に0歳児や1歳児のクラスは定員が少なく、希望者が集中するため、どうしても倍率が高くなってしまいます。

これは決してあなた自身の問題ではなく、社会的な構造の問題です。まずは「自分のせいだ」と責めずに、客観的な事実として受け止めましょう。

1-2. 認可保育園と認可外保育園の違い

「認可」と「認可外」では、施設の種類や申し込み方法が大きく異なります。落選後の選択肢を広げるためにも、それぞれの違いを正しく理解しておくことが重要です。

項目 認可保育施設 認可外保育施設
概要 国の設置基準を満たし、都道府県知事などから認可された施設 認可保育施設以外の、子どもを預かる施設の総称
申し込み先 自治体の窓口(保育課など) 各施設へ直接申し込み
選考 自治体が「保育の必要性」を点数化して決定 施設独自の基準で選考
保育料 世帯収入に応じて自治体が決定 施設が独自に設定
特徴 保育料が比較的安い傾向にあるが、希望者が多く入りにくい場合がある 独自の教育プログラムや柔軟な保育時間など、多様な選択肢がある

2. 保育園に落ちた場合の具体的な対策

気持ちを切り替えて、今できる具体的な行動に移りましょう。視野を広げれば、まだ道は残されています。

2-1. 二次募集や追加募集への申し込み

一次選考で定員が埋まらなかった園や、内定を辞退した人が出た場合に「二次募集」が行われます。

情報を確認する
二次募集の情報は、自治体のウェブサイトや広報誌に掲載されます。受付期間が非常に短い場合が多いため、毎日こまめにチェックしましょう。
空き状況を問い合わせる
ウェブサイトに情報がなくても、直接自治体の窓口に電話で問い合わせると、最新の空き状況を教えてくれることがあります。諦めずに連絡してみましょう。

2-2. 認可外保育園や企業内保育園を検討する

認可保育園だけでなく、他の選択肢も検討することで、道が開けることがあります。

認可外保育園
認可外と聞くと不安に思うかもしれませんが、独自の教育方針や手厚い保育を実践している魅力的な園もたくさんあります。見学に行き、ご自身の目で確かめてみることが大切です。

企業主導型保育園
勤めている会社が設置した保育園で、従業員が利用できます。会社の福利厚生として、提携している保育園がある場合も。また、定員に空きがあれば地域住民が利用できる園もあります。

保育園に落ちたことを会社に報告する女性

3. 落選後に会社へ報告すべきか

保育園に落ちたことは、できるだけ早く会社に報告し、相談することが重要です。

3-1. 職場復帰スケジュールの見直し

当初予定していた時期に復帰できない可能性が出てきたため、まずは直属の上司や人事部に状況を正直に伝えましょう。今後の見通し(二次募集の結果待ち、認可外を探しているなど)もあわせて伝えることで、会社側も対応を検討しやすくなります。

3-2. 会社への相談で得られるサポート

会社によっては、育児休業の延長や、復帰後の時短勤務制度など、柔軟な対応をしてくれる場合があります。一人で抱え込まずに相談することで、以下のようなサポートを得られる可能性があります。

  • 育児休業の延長手続き
  • 企業主導型保育園や提携保育園の紹介
  • 復帰後の柔軟な勤務体系(時短勤務、テレワークなど)の相談

4. 保活を成功させるために知っておくべきこと

今回の経験を次に活かすために、保活の進め方を見直してみましょう。

4-1. 効果的な情報収集方法

情報収集は、量だけでなく質も重要です。

  • 自治体の窓口
    ウェブサイトに出ていない情報や、地域の詳しい保育事情について相談できます。
  • 園への直接連絡
    気になる認可外保育園には、直接電話して空き状況や見学の可否を確認しましょう。
  • オンラインの情報
    口コミサイトや地域のSNSコミュニティなども参考にしつつ、最終的にはご自身の目で確かめることが大切です。

4-2. 希望条件の優先順位付け

すべての希望を100%満たす園を見つけるのは難しいかもしれません。この機会に、ご家庭で保育園に求める条件の優先順位を改めて話し合ってみましょう。

【優先順位付けの例】

  1. 絶対に譲れない条件
    例:預かり時間、通勤経路からの距離、アレルギー対応
  2. できれば満たしたい条件
    例:園庭の広さ、保育方針、給食の有無
  3. 妥協できる条件
    例:施設の築年数、習い事の有無

「何が一番大切か」が明確になれば、二次募集や認可外の園を検討する際にも、判断がしやすくなります。

5. エンクルでできることとその活用法

情報が溢れ、焦りがちな保活。特に二次募集や認可外を探す段階では、多くの情報を効率よく整理する必要があります。そんな時に「エンクル」があなたの保活をサポートします。

5-1. エンクルで保育園探しから比較まで一括管理

認可・認可外を問わず、地域の保育園を地図や条件から簡単に検索できます。気になる園を「お気に入り」に登録しておけば、二次募集で検討する園や新しく見つけた認可外保育園などをリスト化し、保育時間や特徴などを一覧で比較できます。散らばりがちな情報を一つにまとめることで、冷静な判断を助けます。

5-2. 見学予約と見学日記で情報を整理

複数の園を急いで見学すると、どの園がどうだったか記憶が曖昧になりがちです。エンクルなら、サイトから直接見学予約ができるだけでなく、「見学日記」機能で園の雰囲気や先生の様子、確認したことなどを記録できます。

記録した内容は、比較ページで見返したり、専用リンクでパートナーに共有したりすることも可能です。忙しい中でも夫婦でしっかり情報を共有し、納得のいく園選びを進めることができます。

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