「そろそろ子どもの預け先を探し始めなきゃ…でも、最近よく聞く『認定こども園』って、保育園や幼稚園と何が違うの?」「うちの子にはどの施設が一番合っているんだろう?」そんな疑問や不安を抱えていませんか?
大切なお子さんを預ける施設選びは、本当に悩みますよね。特に初めての「保活」では、様々な施設の選択肢に戸惑うことも多いでしょう。
この記事では、これまで多くの保護者様の園選びをサポートしてきた専門家が、複雑に思える施設ごとの違いを分かりやすく解説します。記事を最後まで読めば、認定こども園・保育園・幼稚園それぞれの特徴がスッキリ理解でき、あなたのお子さんとご家庭にピッタリの施設を選ぶための具体的なヒントが得られます。後悔しない園選びのために、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1. そもそも認定こども園とは?わかりやすく解説
- 1-1. 認定こども園は4つの種類がある
- 2. 【一覧表で比較】認定こども園・保育園・幼稚園の5つの違い
- 2-1. 違い①:施設の目的(教育か保育か)
- 2-2. 違い②:対象年齢と利用条件
- 2-3. 違い③:保育・教育時間
- 2-4. 違い④:費用(保育料)
- 2-5. 違い⑤:先生の資格
- 3. 保護者から見た認定こども園のメリット・デメリット
- 3-1. 認定こども園のメリット
- 3-2. 認定こども園のデメリット
- 4. Q&Aで解決!我が家にはどの施設が合う?ケース別選び方ガイド
- 4-1. Q. 仕事と育児を両立したい共働き家庭です。おすすめは?
- 4-2. Q. 2歳まで家庭で過ごしました。集団生活に馴染めるか心配です…
- 4-3. Q. 小学校入学前に、教育の基礎をしっかり身につけさせたいです。
- 5. 後悔しない園選びのために!見学で確認すべき5つのチェックリスト
- 6. まとめ:施設の違いを理解し、お子さんに合った園を見つけよう
1. そもそも認定こども園とは?わかりやすく解説
認定こども園とは、簡単に言うと幼稚園の「教育」と保育園の「保育」の両方の機能をあわせ持つ施設です。保護者が働いている・いないにかかわらず、どなたでも利用できるのが大きな特徴です。
この制度は、待機児童問題の解消や、多様化する働き方や家庭のニーズに応えるために、国(こども家庭庁など)が推進しているものです。保護者の就労状況が変わっても、子どもが同じ施設に通い続けられるというメリットがあります。
1-1. 認定こども園は4つの種類がある
認定こども園には、その成り立ちによって以下の4つのタイプに分けられます。
- 幼保連携型
- 幼稚園と保育園が連携して一体的に運営されるタイプ。
- 幼稚園型
- 認可幼稚園が保育時間を延長するなど、保育園の機能を追加したタイプ。
- 保育所型
- 認可保育園が、保育が必要な子ども以外も受け入れ、教育機能を追加したタイプ。
- 地方裁量型
- 地域の状況に応じて、認可外の保育施設が認定こども園として運営されるタイプ。
少し複雑に感じるかもしれませんが、保護者の方が園を選ぶ上では、どの種類かということよりも、その園がどのような教育・保育方針を持っているか、園の雰囲気や先生方の様子がご家庭に合うかどうかがより重要です。
2. 【一覧表で比較】認定こども園・保育園・幼稚園の5つの違い
ここでは、保護者の方が園選びで特に気になる5つのポイントに絞って、各施設の違いを表で比較します。一目で違いがわかるので、ぜひチェックしてください。
比較項目 | 認定こども園 | 保育園 | 幼稚園 |
---|---|---|---|
施設の目的 | 教育と保育の両方 | 保育 | 教育 |
対象年齢 | 0歳~5歳 | 0歳~5歳 | 3歳~5歳 |
利用できる保護者 | 制限なし | 就労など保育が必要な方 | 制限なし |
先生の資格 | 保育教諭(保育士+幼稚園教諭) | 保育士 | 幼稚園教諭 |
2-1. 違い①:施設の目的(教育か保育か)
- 保育園
仕事や病気などで家庭での保育が難しい保護者に代わって、子どもの「保育」を行うことを目的としています。生活習慣を身につけ、心身ともに健やかに育つことを重視します。 - 幼稚園
小学校以降の生活や学習の基礎を作るための「教育」を行うことを目的としています。文部科学省が定める教育要領に基づいたカリキュラムが組まれています。 - 認定こども園
上記両方の目的をあわせ持ち、教育と保育を一体的に行います。
2-2. 違い②:対象年齢と利用条件
- 保育園
対象は0歳から5歳です。利用するには、保護者の就労や病気など、自治体が定める「保育の必要性」の認定を受ける必要があります。 - 幼稚園
対象は満3歳から5歳です。保護者の就労状況に関わらず、誰でも利用できます。 - 認定こども園
対象は0歳から5歳です。3歳以上であれば保護者の就労状況に関わらず利用でき、0〜2歳児は「保育の必要性」の認定があれば利用できます。
2-3. 違い③:保育・教育時間
- 保育園
標準的な預かり時間は原則8時間です。多くの園で延長保育が実施されており、共働き家庭をサポートします。 - 幼稚園
標準的な教育時間は4時間です。最近では、預かり保育(延長保育)を実施する園も増えています。 - 認定こども園
保護者の就労状況によって利用時間が異なります。保育園と同様に長時間預かる「保育時間」と、幼稚園と同様の「教育時間」があります。
2-4. 違い④:費用(保育料)
保育料は、お住まいの自治体や世帯の所得、利用する施設の種類によって大きく異なります。
- 認可保育園・認定こども園(保育利用)・幼稚園(新制度移行園)
2019年10月から始まった「幼児教育・保育の無償化」により、3歳から5歳児クラスの利用料は原則無料です。0歳から2歳児クラスは、住民税非課税世帯を対象に無料となります。それ以外の世帯は、世帯所得に応じた保育料を自治体に支払います。 - 幼稚園(新制度未移行園)
園が定めた利用料を支払いますが、無償化により月額25,700円を上限に補助が受けられます。
2-5. 違い⑤:先生の資格
子どもたちと日々関わる先生の資格も異なります。
- 保育園
先生は「保育士」資格を持っています。 - 幼稚園
先生は「幼稚園教諭免許状」を持っています。 - 認定こども園
保育と教育の両方を行うため、先生は「保育教諭」と呼ばれ、保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方を持っていることが原則です。
3. 保護者から見た認定こども園のメリット・デメリット
制度の違いを理解した上で、実際に子どもを預ける保護者にとってのメリット・デメリットを具体的に見ていきましょう。
3-1. 認定こども園のメリット
-
保護者の働き方が変わっても転園不要
最大のメリットは、保護者の就労状況が変わっても、子どもが同じ園に通い続けられることです。例えば、育休中に「教育時間」で利用を開始し、仕事復帰後に「保育時間」に変更したり、仕事を辞めた場合でも通い続けられたりします。 - 教育と保育の両面から成長をサポート
年齢に応じた教育プログラムを受けさせたいけれど、長時間の預かりも必要、というニーズに応えられます。遊びを通して社会性を育む時間と、文字や数に触れるような教育的な時間の両方がバランス良く提供されます。 - 様々な家庭の子どもと交流できる
専業主婦(主夫)家庭、共働き家庭など、様々な背景を持つ子どもたちが一緒に過ごすため、多様な価値観に触れながら社会性を育むことができます。
3-2. 認定こども園のデメリット
-
園によって教育・保育内容に差がある
認定こども園は、もともとが幼稚園だったか保育園だったかによって、教育と保育のどちらに比重を置いているか特色が異なります。そのため、入園前には必ず見学に行き、園の方針や活動内容をしっかり確認することが重要です。 - 保育園に比べて行事が多い傾向がある
幼稚園の機能も持つため、保育園に比べて保護者が参加する行事(発表会、参観日など)が多い傾向があります。仕事との調整が必要になる場合もあるでしょう。 - 長期休み(夏休みなど)の預かり保育が園によって異なる
夏休みや冬休みなどの長期休暇中の預かり保育は、園によって対応が異なります。追加料金が必要な場合や、利用できる日数に制限がある場合もあるため、共働き家庭は事前に確認が必要です。
4. Q&Aで解決!我が家にはどの施設が合う?ケース別選び方ガイド
「結局、うちにはどこが合っているの?」という疑問に答えます。ご家庭の状況に近いケースを参考に、最適な施設選びのヒントを見つけてください。
4-1. Q. 仕事と育児を両立したい共働き家庭です。おすすめは?
A. 認定こども園または保育園がおすすめです。
長時間の預かりに対応しており、多くの園で延長保育も実施しているため、働きながらでも安心して子どもを預けられます。特に認定こども園は、将来的に働き方が変わる可能性があっても転園の心配がないのが魅力です。
4-2. Q. 2歳まで家庭で過ごしました。集団生活に馴染めるか心配です…
A. 遊び中心の保育で社会性を育む保育園や、保育機能も持つ認定こども園が選択肢になります。
特に2歳頃は、お友達との関わりの中で社会性を学んでいく大切な時期です。無理なく集団生活に慣れていけるよう、先生方が丁寧に関わってくれる園が良いでしょう。見学時には、途中入園の子どもへのフォロー体制がどうなっているか、慣らし保育の期間なども確認しておくと安心です。
4-3. Q. 小学校入学前に、教育の基礎をしっかり身につけさせたいです。
A. 幼稚園または、教育に力を入れている認定こども園がおすすめです。
ひらがなや英語、体操、音楽など、特定の教育プログラムに力を入れている園もあります。お子さんの興味や関心に合わせて、園の教育方針やカリキュラムをしっかり比較検討しましょう。複数の園を見学して、実際の活動の様子を見るのが一番です。
5. 後悔しない園選びのために!見学で確認すべき5つのチェックリスト
施設の種類だけでなく、実際の園の雰囲気や方針がお子さんに合うかどうかが最も重要です。情報収集だけでなく、必ず見学に行ってご自身の目で確かめましょう。見学の際に必ず確認したいポイントをリストにまとめました。
- 子どもたちの表情は?
何よりも大切なのは、子どもたちが生き生きと楽しそうに過ごしているかです。笑顔が多いか、活動に集中しているかなど、子どもたちの様子を観察しましょう。 - 先生たちの関わり方は?
先生が子ども一人ひとりの気持ちに寄り添い、丁寧に関わっているかを確認します。子どもを叱る時の言葉遣いや、先生同士のコミュニケーションの様子も見ておくと良いでしょう。 - 園の雰囲気は?
園内は清潔に保たれているか、整理整頓されているか。また、子どもの安全を守るための対策(門の施錠、遊具の安全性など)がきちんとされているかも重要なチェックポイントです。 - 教育・保育方針は?
「遊び中心」「モンテッソーリ教育」など、園の教育・保育方針がご家庭の方針と合っているかを確認します。園長先生や主任の先生に、具体的な活動内容や、方針に込めた思いなどを質問してみましょう。 - 保護者へのサポート体制は?
慣らし保育の期間や進め方、急な発熱時などの連絡・対応方法、保護者が参加する行事の頻度や内容など、仕事との両立に関わる部分は具体的に確認しておくと、入園後の生活がイメージしやすくなります。
6. まとめ:施設の違いを理解し、お子さんに合った園を見つけよう
認定こども園、保育園、幼稚園には、それぞれに目的や特徴があり、メリット・デメリットも異なります。
- 認定こども園
教育と保育の両方を受けられ、保護者の就労状況を問わず利用しやすい。 - 保育園
長時間の預かりが可能で、働く保護者の強い味方。 - 幼稚園
教育プログラムが充実しており、小学校への接続を意識した学びが得られる。
これらの制度の違いを理解した上で、最終的にはお子さんの性格や発達、そしてご家庭のライフスタイルに合った園を選ぶことが何よりも大切です。
この記事を読んで気になる施設が見つかったら、まずは見学を予約してみましょう。実際に足を運ぶことで、きっと新たな発見があるはずです。
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皆さんの心が少しでも軽くなるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。