「保育園に行きたくない!」と泣き叫ぶ我が子を、後ろ髪を引かれる思いで預けて出勤する…毎朝のこのやり取りに、心がすり減ってしまいますよね。
こんにちは。保育士資格を持ち、私自身も2人の子どもを育てるワーママです。かつては私も、泣きじゃくる我が子を前に「どうして?」「私の育て方が悪いのかな…」と途方に暮れた経験があります。
この記事では、そんなママ・パパの切実な悩みに寄り添い、子どもが保育園に行きたくない本当の理由と、親の心も軽くなる具体的な対応策を、私の経験を交えて徹底解説します。
目次
- 1. 「保育園行きたくない!」は成長の証。まずはママ・パパの不安を解消しよう
- 1-1. 行き渋りはいつからいつまで続く?平均的な期間は?
- 1-2. 「私のせい?」自分を責めないで。多くの親子が通る道です
- 1-3. 登園渋りが起こりやすい時期やタイミングとは?
- 2. なぜ?子どもが保育園に行きたくない5つの理由【年齢別】
- 2-1. 理由1:ママ・パパと離れたくない(分離不安)
- 2-2. 理由2:保育園の環境に慣れない(場所、先生、お友達)
- 2-3. 理由3:生活リズムの変化や体調不良
- 2-4. 理由4:園で何か嫌なことがあった(おもちゃの取り合いなど)
- 2-5. 理由5:ママ・パパの気持ちを敏感に察知している
- 3. 明日から試せる!保育園の行き渋りへの神対応7選
- 3-1. ①まずは「行きたくないんだね」と気持ちを受け止める(共感・代弁)
- 3-2. ②「お迎えに行くからね」と見通しを伝えて安心させる
- 3-3. ③笑顔で「いってきます!」と潔く預ける(親の不安を見せない)
- 3-4. ④登園が楽しみになる「魔法の言葉」をかける
- 3-5. ⑤お気に入りの物を持たせるなど「安心のお守り」を用意する
- 3-6. ⑥帰宅後や休日にたっぷり甘えさせてあげる
- 3-7. ⑦生活リズムを整えて心と体のコンディションを良くする
- 4. やってはいけない!行き渋りを悪化させるNG対応ワースト3
- 4-1. NG①:「どうして?」と問い詰める、頭ごなしに叱る
- 4-2. NG②:「お友達は泣いてないよ」と他の子と比較する
- 4-3. NG③:嘘をついたり、物で釣ったりして無理やり連れて行く
- 5. それでも解決しない…保育園の先生への上手な相談方法
- 5-1. 連絡帳や送迎時に伝えるべきポイント
- 5-2. 園での子どもの様子を具体的に聞いてみよう
1. 「保育園行きたくない!」は成長の証。まずはママ・パパの不安を解消しよう
まず一番にお伝えしたいのは「行きたくない」という気持ちは、お子さんが健やかに成長している証拠だということです。ママ・パパとの愛着関係がしっかりと築けているからこそ、「離れたくない」と感じるのです。
1-1. 行き渋りはいつからいつまで続く?平均的な期間は?
大丈夫です。行き渋りは多くの子供に見られる自然な反応で、いつまでも続くわけではありません。
個人差が非常に大きいですが、一般的には入園や進級直後の数週間から2〜3ヶ月程度で落ち着くことが多いです。特に、環境の変化に敏感な2歳ごろは、行き渋りが起こりやすい時期と言えます。焦らず、お子さんのペースを見守ってあげましょう。
1-2. 「私のせい?」自分を責めないで。多くの親子が通る道です
「私の仕事復帰が早すぎたのかな」「愛情が足りないのかな」…そんな風に自分を責めていませんか?
決してあなたのせいではありません。
子どもの行き渋りは、親の愛情不足や育て方が原因なのではなく、子どもの発達過程における自然な姿です。むしろ、大好きなママ・パパと離れるのが寂しいと感じるほど、強い絆で結ばれている証拠。自信を持ってくださいね。
1-3. 登園渋りが起こりやすい時期やタイミングとは?
子どもの行き渋りには、特に起こりやすいタイミングがあります。原因が分かると、少し心の準備ができますよね。
- 月曜日や連休明け
休日を家族と楽しく過ごした後で、「もっと一緒にいたい」という気持ちが強くなります。 - 病み上がり
体調が万全でなく、甘えたい気持ちが強まっている時。 - 環境の変化があった時
弟や妹が生まれた、引っ越しをしたなど、家庭環境に変化があった時。 - 入園・進級から少し経った頃
最初の緊張がほぐれ、保育園が「日常」になった頃に、改めて寂しさを感じる子もいます。
2. なぜ?子どもが保育園に行きたくない5つの理由【年齢別】
子どもが保育園を嫌がるのには、必ず理由があります。特に言葉でうまく伝えられない2歳ごろの子どもの気持ちを、大人が汲み取ってあげることが大切です。
2-1. 理由1:ママ・パパと離れたくない(分離不安)
2歳前後の子どもにとって、ママ・パパは「安全基地」そのもの。その基地から離れることには、大きな不安を感じます。これは「分離不安」と呼ばれる、発達上ごく自然な感情です。「ママがいい!」と泣くのは、それだけママが大好きだという証拠なのです。
2-2. 理由2:保育園の環境に慣れない(場所、先生、お友達)
大人だって、転職や引っ越しなど新しい環境にはストレスを感じますよね。子どもにとっては、保育園という場所、たくさんの先生やお友達、すべてが新しい刺激に満ちています。その環境に圧倒されたり、まだ馴染めなかったりして、「行きたくない」と感じることがあります。
2-3. 理由3:生活リズムの変化や体調不良
- 夜更かしして睡眠が足りない
- 朝ごはんを食べる時間がない
- 週末と平日の生活リズムが違う
- 風邪気味でなんとなく体がだるい
こういった心身の不調を、子どもは「保育園に行きたくない」という言葉で表現することがあります。
2-4. 理由4:園で何か嫌なことがあった(おもちゃの取り合いなど)
2歳ごろは自我が芽生え、「これは自分の!」という主張が強くなる時期です。お友達とのおもちゃの取り合いや、自分の思い通りにならない経験など、子どもにとっては「嫌なこと」が起こりやすくなります。その小さなつまずきが、登園への抵抗感につながることもあります。
2-5. 理由5:ママ・パパの気持ちを敏感に察知している
「早くしないと遅刻しちゃう!」という朝の焦りや、「泣かれるとつらいな…」というママ・パパの不安な気持ち。子どもは、大人が思う以上に親の感情を敏感に察知します。親の不安が伝わって、子ども自身も不安になってしまうのです。
3. 明日から試せる!保育園の行き渋りへの神対応7選
子どもの気持ちが少し見えてきたら、次はいよいよ対応策です。ここでは、私が実践してきた効果的な方法を7つご紹介します。
3-1. ①まずは「行きたくないんだね」と気持ちを受け止める(共感・代弁)
最も大切なのは、子どもの気持ちを否定しないこと。
「行きたくないんだね」「ママと一緒がいいんだよね」と、まずは子どもの気持ちを言葉にして受け止めてあげましょう。自分の気持ちを分かってもらえたと感じるだけで、子どもの心は少し落ち着きます。
3-2. ②「お迎えに行くからね」と見通しを伝えて安心させる
子どもは「ママはもう帰ってこないんじゃないか」という不安を抱えています。
「お仕事が終わったら、一番に迎えに来るからね」「おやつの時間になったらママが来るよ」など必ず迎えに来ることを具体的に伝え、見通しを持たせてあげると安心できます。
3-3. ③笑顔で「いってきます!」と潔く預ける(親の不安を見せない)
ママ・パパが不安そうな顔をしていると、子どもは「やっぱり保育園は怖いところなんだ」と感じてしまいます。先生を信頼し、「いってらっしゃい!」「楽しんできてね!」と笑顔で潔く送り出すことが大切です。後ろ髪を引かれる気持ちは痛いほど分かりますが、ここが頑張りどころです。
3-4. ④登園が楽しみになる「魔法の言葉」をかける
「今日の給食は〇〇だって!」「園庭のすべり台、楽しみだね」「〇〇先生に、昨日作ったブロック見せに行こうか」など、保育園での楽しいことを具体的に話して、期待感を持たせるのも効果的です。
3-5. ⑤お気に入りの物を持たせるなど「安心のお守り」を用意する
園のルールで許可されていれば、お気に入りのハンカチや小さなマスコットなど、「ママの代わり」になる安心のお守りを持たせてあげるのも良いでしょう。ポケットに入れておくだけで、心の支えになります。
3-6. ⑥帰宅後や休日にたっぷり甘えさせてあげる
保育園で一日頑張ってきたのですから、帰宅後や休日は思いっきり甘えさせてあげましょう。ぎゅっと抱きしめたり、膝の上で絵本を読んだり、意識的にスキンシップの時間を増やすことで、子どもの心は愛情で満たされ、また明日頑張るエネルギーになります。
3-7. ⑦生活リズムを整えて心と体のコンディションを良くする
早寝早起きを心がけ、朝は余裕を持って起きて、しっかり朝食を食べる。この基本的な生活リズムが、子どもの心と体の安定につながります。朝のバタバタがなくなると、親の心にも余裕が生まれますよ。
4. やってはいけない!行き渋りを悪化させるNG対応ワースト3
良かれと思ってやったことが、実は逆効果になっていることも。ここでは、ついやってしまいがちなNG対応をご紹介します。
4-1. NG①:「どうして?」と問い詰める、頭ごなしに叱る
2歳の子どもは、行きたくない理由を言葉でうまく説明できません。「どうして行きたくないの!」と問い詰めたり、「わがまま言わないの!」と叱ったりしても、子どもを追い詰めてしまうだけです。
4-2. NG②:「お友達は泣いてないよ」と他の子と比較する
「〇〇ちゃんは泣かないでバイバイできるのに」といった言葉は、子どものプライドを傷つけ、自己肯定感を下げてしまいます。比較するのではなく、我が子の気持ちそのものに寄り添ってあげてください。
4-3. NG③:嘘をついたり、物で釣ったりして無理やり連れて行く
「すぐそこにいるから」「お菓子を買ってあげるから」といったその場しのぎの嘘やご褒美は、根本的な解決になりません。嘘は親子の信頼関係を損ない、物で釣る方法はどんどんエスカレートしてしまう可能性があります。
5. それでも解決しない…保育園の先生への上手な相談方法
家庭での対応に行き詰まったら、一人で抱え込まずに保育園の先生に相談しましょう。先生は子どものプロであり、一番の味方です。
5-1. 連絡帳や送迎時に伝えるべきポイント
送迎時の短い時間でも、的確に状況を伝えることが大切です。
- 家での様子
- 「昨夜は夜泣きがありました」「今朝は玄関から出るのを嫌がりました」
- 子どもの言葉
- 「『ママと一緒がいい』と泣いていました」
- 親の気持ち
- 「毎朝つらそうな姿を見るのが心配です」
- お願いしたいこと
- 「もし可能であれば、朝は〇〇先生に受け入れていただけると安心するようです」
5-2. 園での子どもの様子を具体的に聞いてみよう
親と離れた後、子どもが園でどう過ごしているのかを知ることは、親の安心にもつながります。
「別れた後、どのくらいで泣き止みましたか?」と、聞いてみましょう。
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保活アドバイザーのもっちゃんです。小3の娘と年少の息子を育てる2児の母。保育園の転園を経験し、実体験をもとに保活&子育て情報を発信中。癒しは愛猫とのまったり時間です。