【共働き家庭向け】幼稚園の預かり保育(延長保育)完全ガイド|料金・夏休み・選び方を徹底解説

【共働き家庭向け】幼稚園の預かり保育(延長保育)完全ガイド|料金・夏休み・選び方を徹底解説

【共働き家庭向け】幼稚園の預かり保育(延長保育)完全ガイド|料金・夏休み・選び方を徹底解説

仕事への復帰を考えたとき、「幼稚園の長期休みはどうしよう?」「預かり保育って実際どうなの?」と不安に感じていませんか?共働き家庭にとって、幼稚園選びは保育時間との兼ね合いが大きな課題ですよね。この記事では、幼稚園の預かり保育の基本から、気になる料金夏休みなどの長期休暇の利用方法、そして後悔しないための園の選び方まで、幼稚園・保育園選びの専門家の視点で分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたの家庭に合った預け先を見つけるための具体的なステップが明確になり、安心して仕事と育児を両立させる未来を描けるようになります。

目次

1. 幼稚園の預かり保育(延長保育)とは?

幼稚園の預かり保育延長保育とも呼ばれます)とは、通常の教育時間(おおむね9時〜14時頃)の前後や、夏休みなどの長期休業中に、希望する園児を園内で預かる制度のことです。文部科学省の管轄である幼稚園が、保護者の就労支援や多様なニーズに応えるために実施しています。教育時間に加えて、家庭的な雰囲気の中で安全に過ごせる「保育」の時間が提供されるのが特徴です。

1-1. 保育園の一時保育との違いは?

預かり保育と似た制度に、保育園の「一時保育」があります。両者の主な違いは、利用の目的と対象者です。

項目 幼稚園の預かり保育 保育園の一時保育
主な目的 在園児の保護者の就労支援、リフレッシュなど 保護者の就労、傷病、リフレッシュなど、緊急・一時的な保育ニーズへの対応
主な対象者 その幼稚園に在籍している園児 その保育園に在籍していない、地域の子ども
利用のしやすさ 定期的な利用が前提の場合が多い 非定期的・単発での利用が基本
管轄 文部科学省 こども家庭庁

預かり保育は、あくまでその幼稚園に通う子どもたちのための福祉サービスという位置づけです。一方、一時保育は、地域の子育て支援としての役割が強いと言えるでしょう。

2. 幼稚園の預かり保育、料金はいくら?

保護者にとって最も気になるのが料金ではないでしょうか。預かり保育の料金体系は、園によって大きく異なりますが、主に「月額制」と「日額制(時間制)」があります。

2-1. 月額制と日額制の料金相場を比較

料金は、月額制か日額制か、また利用する時間によって大きく変動します。

  • 月額制
    • 定期的に毎日利用する方向けのプランです。
    • 料金相場は月額8,000円〜20,000円程度が一般的ですが、都市部や私立の人気園ではそれ以上になることもあります。
  • 日額制・時間制
    • 必要な日だけ、または時間単位で利用したい方向けです。
    • 料金相場は1日1,000円〜2,500円1時間300円〜500円程度が目安です。

ご自身の働き方や利用頻度に合わせて、どちらのプランが合っているかシミュレーションしてみることが大切です。

2-2. 長期休み(夏休み・冬休み・春休み)の料金目安

夏休みなどの長期休業期間は、預かり時間が長くなるため、料金体系が通常期と異なることがほとんどです。

  • 夏休み期間の料金相場
    • 1日あたり
      1,500円〜3,000円程度
    • パック料金(例:10日間パックなど)
      15,000円〜40,000円程度

園によっては、お盆期間は閉園となる場合もあるため、夏休みの預かり保育の実施期間と料金は、入園前に必ず確認しましょう。

2-3. 「幼児教育・保育の無償化」の対象になる?条件を解説

一定の条件を満たせば、預かり保育の利用料も「幼児教育・保育の無償化」の対象となります。

対象となるための条件
お住まいの自治体から「保育の必要性の認定」(新2号認定・新3号認定)を受ける必要があります。認定の主な理由は、保護者の就労、妊娠・出産、疾病、介護などです。
無償化の上限額
利用日数に応じて、月額11,300円まで(満3歳になった後の最初の4月1日から小学校入学前までの子ども)が無償となります。

(参考:こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化について」)

ただし、無償化の対象となるのは「利用料」のみで、給食費やおやつ代、行事費などは別途実費負担となる点に注意が必要です。
まずはお住いの自治体へ確認をしてみましょう。

3. 預かり保育はいつから誰が利用できる?

預かり保育の利用条件は、各幼稚園の方針によって定められています。入園を検討する際には、ご家庭の状況と合うかどうかをしっかり確認しましょう。

3-1. 利用できる時間帯(平日・土日・長期休み)

利用できる時間帯は、共働き家庭にとって非常に重要なポイントです。

  • 平日

    • 7:30または8:00 〜 教育時間開始まで
    • 夕方
      教育時間終了後 〜 18:00または19:00頃まで
  • 土曜日
    • 実施している園は限られます。実施している場合でも、午前中のみなど時間が短いことがあります。
  • 長期休み(夏休みなど)
    • 多くの園で実施されていますが、時間帯は通常期と同様に朝から夕方までが一般的です。お盆や年末年始は休園となるケースが多いです。

3-2. 対象となる子どもの年齢

基本的には、その幼稚園に在籍するすべての園児(年少〜年長)が対象です。 ただし、園によっては「年少クラスの2学期から」など、集団生活に慣れるまでの期間を考慮して開始時期を定めている場合もあります。特に満3歳児クラスからの入園を考えている場合は、いつから利用できるかを確認しておきましょう。

3-3. 利用するための条件(就労証明は必要?)

多くの園で、利用理由(特に定期利用の場合)を確認されます。 保護者の就労を理由とする場合は、就労証明書の提出を求められることが一般的です。ただし、園の方針や利用枠に空きがある場合は、保護者のリフレッシュや通院などを理由とした一時的な利用が認められることもあります。

4. 預かり保育ではどんなことをするの?1日の流れを紹介

「預かり保育の時間、子どもは一体何をして過ごしているの?」と気になりますよね。教育時間とは異なり、家庭的な雰囲気の中でリラックスして過ごせるような配慮がされています。

4-1. 平日の預かり保育の過ごし方

教育時間終了後、子どもたちは一度リセットして、遊び中心の時間に切り替わります。

時間 活動内容
14:00頃 通常の教育時間終了、預かり保育クラスへ移動
14:30頃 おやつの時間
15:00頃 自由遊び(室内でブロック、お絵描き、絵本など)
16:00頃 戸外遊び(園庭で遊具、砂場遊びなど)
17:00頃 室内での静かな活動(DVD鑑賞、読み聞かせなど)
18:00以降 順次降園

異年齢の子どもたちが一緒に過ごすことが多く、年上の子が年下の子の面倒を見るなど、社会性を育む良い機会にもなります。

4-2. 長期休みの預かり保育の過ごし方(特別プログラムなど)

夏休みなどの長期休みには、平日とは違った特別なプログラムを用意している園も多くあります。

  • プール遊び、水遊び
  • 夏祭りごっこ、縁日
  • クッキング(簡単なおやつ作りなど)
  • 工作(夏をテーマにした制作活動)
  • 外部講師による特別教室(英語、体操など)

子どもたちが飽きないように、また長期休みならではの体験ができるように工夫されています。

4-3. 預かり保育で必要な持ち物リスト

基本的には通常の登園グッズに加えて、いくつか追加で必要になるものがあります。

  • 着替え一式
    汗をかいたり汚したりしたときのために、多めに用意すると安心です。
  • おやつ・飲み物
    園で提供される場合と、持参する場合があります。アレルギーの有無も伝えましょう。
  • 歯ブラシセット
    昼食後やおやつの後に歯磨きをする園もあります。
  • (長期休みの場合)お弁当
    給食がない日はお弁当の持参が必要です。
  • (夏休みの場合)水着、タオル、ビニールバッグ
    プールや水遊びがある場合に必要です。

5. 幼稚園の預かり保育を利用するメリット・デメリット

預かり保育の利用を検討する上で、良い点と注意すべき点の両方を理解しておくことが大切です。

5-1. メリット:教育と保育の両方が受けられるなど

  • 質の高い幼児教育が受けられる
    幼稚園ならではの特色ある教育プログラムを受けながら、保育時間も確保できます。
  • 環境の変化が少ない
    子どもは慣れ親しんだ園舎や先生、友達と過ごせるため、精神的な負担が少ないです。
  • 保育園に比べて入園しやすい場合がある
    地域によっては、保育園よりも幼稚園の方が比較的入園しやすいことがあります。
  • 異年齢交流の機会が増える
    預かり保育は異年齢の合同クラスになることが多く、社会性が育まれます。

5-2. デメリット:費用、お弁当の負担など

  • 保育園より費用が高くなる可能性がある
    保育料と預かり保育料を合わせると、認可保育園の保育料を上回ることがあります。
  • お弁当作りの負担
    給食がない日や長期休み期間は、お弁当を持参する必要があります。
  • 保護者参加の行事が多い傾向
    平日に行われる保護者会や行事など、仕事を休む必要がある場面が保育園より多い場合があります。
  • 長期休みの預かりがない日もある
    お盆や年末年始など、完全に閉園となる期間は、別の預け先を確保する必要があります。

6. 後悔しない!預かり保育が充実した幼稚園の選び方 5つのポイント

「預かり保育がある」というだけで選んでしまうと、後で「こんなはずじゃなかった」と後悔することも。ここでは、多くの保護者をサポートしてきた専門家の視点から、確認すべき5つのポイントをご紹介します。

6-1. ポイント1:預かり保育の実施時間と日数

あなたの働き方に本当に合っているかを具体的に確認しましょう。

見学時のチェックポイント
  • 朝は何時から、夕方は何時まで預かってもらえますか?
  • 19時まで預かり可能とありますが、実際にその時間まで利用しているお子さんは何人くらいいますか?
  • 土曜日や、お盆・年末年始の預かりはありますか?

6-2. ポイント2:料金体系と追加料金の有無

月々の負担額を正確に把握することが重要です。

見学時のチェックポイント
  • 料金体系は月額制ですか、日額制ですか?
  • 長期休み(特に夏休み)の料金は別体系ですか?具体的な金額を教えてください。
  • 基本の利用料以外に、おやつ代や教材費などの追加料金はかかりますか?

6-3. ポイント3:保育内容と専門講師の有無

預かり時間を子どもがどう過ごすかは、満足度を大きく左右します。

見学時のチェックポイント
  • 預かり保育の時間、子どもたちは主に何をして過ごしていますか?
  • 担当する先生は、クラスの担任と同じ先生ですか?専任の先生ですか?
  • 長期休み中に、何か特別なプログラム(英語や体操など)はありますか?

6-4. ポイント4:在園児の利用率とクラスの雰囲気

実際に利用している子どもの数や雰囲気を見ることで、実態が分かります。

見学時のチェックポイント
  • 全園児のうち、預かり保育を利用しているのは何割くらいですか?
  • 預かり保育中の子どもたちの様子を見学できますか?
  • 異年齢の子どもたちが一緒に過ごす中で、どのような配慮をしていますか?

6-5. ポイント5:給食やおやつの提供

毎日のことだからこそ、食事やおやつの内容は重要です。

見学時のチェックポイント
  • 長期休み中の給食はありますか?(お弁当持参の頻度)
  • おやつは手作りのものですか、市販のものですか?
  • アレルギーがある場合、どのような対応をしてもらえますか?

7. 預かり保育の申し込み方法と流れ

預かり保育を利用するための一般的な流れを解説します。園によって詳細は異なるため、必ず希望する園にご確認ください。

7-1. STEP1:園の見学・情報収集

まずは気になる幼稚園の情報を集め、見学会や説明会に参加します。この段階で、前述の「選び方の5つのポイント」をしっかり確認しましょう。

7-2. STEP2:申込書類の準備

入園願書と合わせて、預かり保育の利用申込書を提出するのが一般的です。就労などを理由に利用する場合は、就労証明書などの「保育の必要性を証明する書類」が必要になります。

7-3. STEP3:申し込みと選考

書類を提出し、選考(面接など)を受けます。預かり保育の希望者が定員を上回る場合は、利用理由などに基づいて選考が行われることもあります。

8. 幼稚園の預かり保育に関するQ&A

ここでは、保護者の方からよく寄せられる質問にお答えします。

8-1. Q. 急な残業でも預かり時間の延長はできますか?

A. 園によりますが、緊急の場合は対応してくれることが多いです。ただし、事前の連絡が必須であり、延長料金が発生するのが一般的です。日常的に延長が必要な場合は、あらかじめ最大何時まで利用可能かを確認しておくことが重要です。

8-2. Q. 専業主婦(主夫)でも利用できますか?

A. 利用できますが、条件が付く場合があります。 就労家庭が優先されることが多く、利用できる日数や時間に制限があったり、利用枠に空きがある場合のみ可能だったりします。リフレッシュ目的の利用を歓迎している園もあるので、直接問い合わせてみましょう。

8-3. Q. 預かり保育に慣れない子どもへの対応は?

A. 多くの園では、子どもが安心して過ごせるようにきめ細かく配慮してくれます。 少人数で家庭的な雰囲気を大切にしたり、担当の先生がしっかり関わってくれたりします。心配な場合は、入園前に「慣らし保育」の期間や、子どもが慣れるまでの具体的なサポート体制について相談しておくと安心です。

8-4. Q. 夏休みだけなど、長期休みのみの利用は可能ですか?

A. 園の方針によりますが可能である場合も多いです。 ただし、在園児の利用が優先されるため、定員に空きがある場合に限られることがほとんどです。夏休み期間だけの利用を考えている場合は、申し込み時期や条件を早めに確認することをおすすめします。

9. まとめ:預かり保育を賢く利用して、ぴったりの幼稚園を見つけよう

今回は、幼稚園の預かり保育について、料金夏休みの利用、選び方のポイントまで詳しく解説しました。

  • 預かり保育は、幼稚園の教育時間に加え、保育の時間も提供してくれる共働き家庭の強い味方。
  • 料金は月額8,000円〜20,000円が相場だが、園や利用時間によって大きく異なる。
  • 「保育の必要性の認定」を受ければ、月額11,300円まで無償化の対象になる。
  • 選ぶ際は、時間や料金だけでなく、保育内容や利用率、雰囲気まで見学でしっかり確認することが後悔しないコツ。

仕事と育児を両立しながら、子どもに質の高い教育を受けさせたいと願うご家庭にとって、預かり保育が充実した幼稚園は最適な選択肢の一つです。

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