【2024年最新版】幼稚園は何歳から?入園年齢の早見表と2・3・4年保育の選び方を専門家が徹底解説

【2024年最新版】幼稚園は何歳から?入園年齢の早見表と2・3・4年保育の選び方を専門家が徹底解説

【2024年最新版】幼稚園は何歳から?入園年齢の早見表と2・3・4年保育の選び方を専門家が徹底解説

「うちの子は、幼稚園に何歳から入れるんだろう?」
2年保育3年保育、どちらを選べばいいのか迷う…」
「幼稚園の準備って、いつから始めれば安心?」

初めてのお子様の幼稚園選びは、わからないことだらけで不安になりますよね。
こんにちは!私たち保育園・幼稚園検索サービス「エンクルは、これまで多くの保護者様の園選びをサポートしてきました。

この記事では、幼稚園探しの専門家である私たちが、幼稚園の入園年齢の基本から、ご家庭に合った保育年数の選び方、入園までの具体的なスケジュールまで、保護者の皆様が抱える疑問を一つひとつ丁寧に解説します。

この記事を読めば、お子様にぴったりの幼稚園選びの第一歩が踏み出せるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

目次

1. そもそも幼稚園とは?保育園との違いを解説

幼稚園選びを始める前に、まずは「幼稚園」がどのような施設なのか、保育園との違いと合わせて確認しておきましょう。

1-1. 幼稚園は「教育」が目的の教育施設

幼稚園は、文部科学省が管轄する「学校教育法」に基づいた教育施設です。その一番の目的は、小学校以降の生活や学習の基礎をつくるための「教育」を行うことにあります。先生は「教諭」と呼ばれ、幼稚園教諭免許状が必要です。

1-2. 保育園は「保育」が目的の児童福祉施設

一方、保育園(正式名称:保育所)は、厚生労働省が管轄する「児童福祉法」に基づいた児童福祉施設です。仕事や病気などの理由で家庭での保育が難しい保護者に代わって、子どもを預かり「保育」することを目的としています。先生は「保育士」と呼ばれ、保育士資格が必要です。

1-3. 幼稚園と保育園の主な違い一覧表

幼稚園と保育園の主な違いを、以下の表にまとめました。

項目 幼稚園 保育園
目的 教育 保育
管轄 文部科学省 厚生労働省
根拠法令 学校教育法 児童福祉法
職員の資格 幼稚園教諭免許状 保育士資格
対象年齢 満3歳~小学校就学前 0歳~小学校就学前
利用条件 なし(誰でも利用可能) 保護者の就労・病気など「保育の必要性」の認定が必要
保育時間 標準4時間程度 原則8時間(延長保育あり)
長期休み 夏・冬・春休みがある 原則ない

近年では、幼稚園と保育園の両方の機能を持ち合わせた「認定こども園」も増えています。

2. 幼稚園は何歳から入園できる?年齢の基本ルール

お子様が何歳から幼稚園に入れるのか、具体的な年齢について見ていきましょう。

2-1. 原則は「満3歳」から小学校就学前まで

幼稚園に入園できるのは、法律上「満3歳から小学校就学前の幼児」と定められています。つまり、3歳のお誕生日を迎えていれば、いつでも入園資格があるということです。
ただし、一般的には集団生活をスムーズに始めるため、年度の初めである4月に入園するケースがほとんどです。

2-2. 【生まれ年別】あなたの子供は何年保育?入園年度が一目でわかる早見表

「うちの子の場合は、何年保育になるの?」という疑問にすぐお答えできるよう、生まれ年別の入園年度早見表を作成しました。ぜひ参考にしてください。

2021年(令和3年)4月2日~2022年(令和4年)4月1日生まれのお子様

3年保育(年少)
2025年(令和7年)4月入園
2年保育(年中)
2026年(令和8年)4月入園

2022年(令和4年)4月2日~2023年(令和5年)4月1日生まれのお子様

4年保育(満3歳児)
2025年(令和7年)4月入園
3年保育(年少)
2026年(令和8年)4月入園
2年保育(年中)
2027年(令和9年)4月入園

2023年(令和5年)4月2日~2024年(令和6年)4月1日生まれのお子様

4年保育(満3歳児)
2026年(令和8年)4月入園
3年保育(年少)
2027年(令和9年)4月入園
2年保育(年中)
2028年(令和10年)4月入園

※上記は一般的な4月1日時点の年齢を基準としたものです。満3歳児入園は、誕生日を迎えた後に入園となる場合もあります。

3. 何年保育があるの?2年・3年・4年保育の違いとは

幼稚園には主に「4年保育」「3年保育」「2年保育」の3つの選択肢があります。それぞれの特徴を理解しましょう。

3-1. 4年保育とは?(満3歳児入園)

4年保育は、満3歳になった子どもが、翌年の4月を待たずに入園するスタイルです。

対象
入園する年度中に4歳になる子ども(例:2025年度入園なら、2021年4月2日~2022年4月1日生まれ)
特徴
一番下の学年として、年少クラスとは別の「満3歳児クラス」が設けられることが多いです。早くから集団生活に慣れさせたい、というご家庭に選ばれています。ただし、実施している園は限られます。

3-2. 3年保育とは?(年少からの入園)

3年保育は、満3歳になった後の最初の4月に入園する、最も一般的なスタイルです。

対象
入園する年の4月1日時点で3歳の子ども
特徴
多くの幼稚園で基本とされているのがこの3年保育です。同年代の子どもたちと一斉にスタートするため、お友達も作りやすく、子どもも保護者も馴染みやすいのがメリットです。

3-3. 2年保育とは?(年中からの入園)

2年保育は、満4歳になった後の最初の4月に入園するスタイルです。

対象
入園する年の4月1日時点で4歳の子ども
特徴
年少の1年間は家庭でゆっくり過ごさせたい、というご家庭に選ばれます。ただし、園によっては年中からの募集人数が少なかったり、募集自体がなかったりする場合もあるため、事前の確認が必要です。

3-4. プレ幼稚園(未就園児クラス)という選択肢も

本格的な入園の前に、週に1~2回程度、親子で幼稚園に通う「プレ幼稚園(未就園児クラス)」を実施している園も多くあります。

目的
幼稚園の雰囲気に慣れる、親子で交流する、入園準備をする
メリット
集団生活への不安を和らげたり、その園の教育方針を肌で感じたりできます。また、プレに通っていると入園選考で優先されるケースもあります。

4. 結局どれがいい?2年・3年・4年保育の選び方 3つのポイント

「うちの子には、どの保育年数が合っているの?」と迷ったら、次の3つのポイントで考えてみましょう。

4-1. ポイント1:子どもの発達や性格で選ぶ

まず一番に考えたいのが、お子様自身の発達や性格です。

  • 早くから集団生活を経験させたい場合
    活発で、お友達と遊ぶのが大好きなお子様なら、4年保育や3年保育が向いているかもしれません。
  • ゆっくりペースで慣れさせたい場合
    人見知りだったり、環境の変化に敏感だったりするお子様なら、まずはプレ幼稚園から始めたり、2年保育を選んだりするのも良い選択です。

4-2. ポイント2:家庭の教育方針やライフスタイルで選ぶ

ご家庭の状況も大切な判断基準です。

  • 教育方針
    「早期から様々な経験をさせたい」と考えるなら4年・3年保育、「幼児期は家庭でじっくり関わりたい」と考えるなら2年保育が合うでしょう。
  • ライフスタイル
    保護者の仕事の都合や、下の子の妊娠・出産など、家庭の状況に合わせて無理のない選択をすることが重要です。

4-3. ポイント3:早生まれの子どもの場合の考え方

4月1日生まれに近い「早生まれ」のお子様の場合、同じ学年の子と比べて体格や発達の差が気になるかもしれません。

  • メリット
    月齢の高いお友達から良い刺激を受け、言葉や社会性の発達が促されることもあります。
  • デメリット
    集団生活についていくのが大変に感じる場面もあるかもしれません。

焦る必要はありません。お子様のペースを尊重し、不安な場合は2年保育を選んだり、プレ幼稚園を活用したりして、ゆっくり慣らしていくのがおすすめです。

5. 幼稚園の準備はいつから?入園までの年間スケジュール

幼稚園選びは、入園する1年前から動き出すのが一般的です。余裕を持ったスケジュールで進めましょう。

5-1. STEP1:情報収集(入園前年の4月~8月)

まずは、お住まいの地域にどんな幼稚園があるのか情報を集めましょう。

  • インターネットで検索する(「エンクル」のような検索サイトが便利です)
  • 自治体のホームページや窓口で確認する
  • 先輩ママやパパに評判を聞く

教育方針、費用、預かり保育の有無、給食かお弁当か、などをチェックします。

5-2. STEP2:園見学・説明会(入園前年の9月~10月)

気になる園が見つかったら、実際に足を運んでみましょう。説明会や見学会は秋に集中して開催されます。

  • チェックポイント
    • 園の雰囲気や清潔さ
    • 先生たちの表情や子どもへの接し方
    • 子どもたちが楽しそうにしているか
    • 園庭や施設の安全性

5-3. STEP3:願書提出・面接

入園したい幼稚園が決まったら、願書を提出します。詳細は幼稚園や自治体へ必ず確認しましょう。
園によっては、簡単な面接や行動観察が行われます。

5-4. STEP4:入園準備(入園決定後~3月)

無事に入園が決まったら、制服やカバン、お道具箱などの用品購入や名前つけなど、具体的な準備を進めます。2月頃に入園説明会が開かれることが多いです。

6. 幼稚園にかかる費用はどのくらい?

幼稚園に通うために必要な費用も気になりますよね。大きく分けて「入園時にかかる費用」と「毎月かかる費用」があります。

6-1. 入園時にかかる費用(入園料・準備費用)

  • 入園料(入園金)
    30,000円~150,000円程度が相場ですが、園によって大きく異なります。
  • 制服・用品代
    制服、体操服、カバン、お道具箱などで、30,000円~80,000円程度かかります。

6-2. 毎月かかる費用(保育料・給食費など)

  • 保育料
    月額20,000円~40,000円程度が一般的です。
  • その他
    給食費、バス代、PTA会費、教材費などが別途かかります。

6-3. 知っておきたい「幼児教育・保育の無償化」制度とは?

2019年10月から「幼児教育・保育の無償化」がスタートしました。これは、子育て世帯の負担を軽減するための国の制度です。
内閣府によると、幼稚園の場合、月額25,700円までの利用料が無償化の対象となります。
ただし、通園送迎費、食材料費、行事費などは無償化の対象外なので注意が必要です。詳細はお住まいの自治体や各幼稚園にご確認ください。

7. 幼稚園探しでよくある質問Q&A

最後に、幼稚園探しでよく寄せられる質問にお答えします。

7-1. Q. 途中入園はできますか?

A. はい、定員に空きがあれば可能です。
転勤などのやむを得ない事情で、年度の途中から入園を希望する場合もあるでしょう。多くの幼稚園では、定員に空きがあれば随時受け入れています。まずは希望する幼稚園に直接問い合わせてみましょう。

7-2. Q. お弁当は毎日必要ですか?

A. 園によって異なります。
毎日お弁当を持参する園、週に数回給食が出る園、完全給食の園など様々です。アレルギー対応についても含め、事前に確認しておきましょう。

7-3. Q. 親が参加する行事はどのくらいありますか?

A. 園の教育方針によりますが、保育園に比べて多い傾向があります。
入園式や卒園式、運動会、発表会などの大きな行事のほか、保育参観、親子遠足、保護者会、バザーの準備など、保護者が参加する機会は比較的多いです。

7-4. Q. 延長保育(預かり保育)はありますか?

A. 実施している園が増えています。
働く保護者のニーズに応え、通常の保育時間終了後や夏休みなどの長期休暇中に子どもを預かってくれる「預かり保育」制度を導入する幼稚園が増加しています。利用できる時間や料金は園によって異なるため、確認が必要です。

8. まとめ|お子様にぴったりの幼稚園を見つけるために

8-1. 計画的な情報収集が成功の鍵

今回は、幼稚園に何歳から入園できるかという基本から、保育年数の選び方、入園までのスケジュールまでを解説しました。
お子様にとって初めての集団生活の場となる幼稚園。ご家庭の方針とお子様の性格に合った園を見つけるためには、1年前からの計画的な情報収集と準備が何よりも大切です。

8-2. 効率的な園探しなら「エンクル」がおすすめ

「たくさんの幼稚園があって、どこから調べたらいいかわからない…」
そんなお悩みをお持ちなら、ぜひ私たちエンクルをご活用ください。

  • STEP1 園を探す
    お住まいの地域や地図から、希望の条件に合う幼稚園・保育園を簡単に探せます。
  • STEP2 園を比較する
    気になる園をお気に入り登録すれば、教育方針や費用などを一覧で比較検討できます。
  • STEP3 園を見学予約する
    サイトから直接、園見学の予約手続きが可能です。
  • STEP4 園を見学する
    見学時の気づきを「見学日記」に記録して、後から見返せます。
  • STEP5 比較・共有する
    記録した内容は、家族と簡単にシェアできます。

エンクル」は、忙しい保護者の皆様の幼稚園探しを全力でサポートします。ぜひ一度、お試しください。

 

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