【先輩ママパパ直伝】赤ちゃんと乗る新幹線完全ガイド!座席選び・ベビーカー・授乳の悩みを解決

【先輩ママパパ直伝】赤ちゃんと乗る新幹線完全ガイド!座席選び・ベビーカー・授乳の悩みを解決

【先輩ママパパ直伝】赤ちゃんと乗る新幹線完全ガイド!座席選び・ベビーカー・授乳の悩みを解決

赤ちゃんと一緒の初めての新幹線。「泣いたらどうしよう…」「周りの人に迷惑をかけないかな?」「ベビーカーや授乳はどうすればいいの?」など、楽しみな気持ちと同じくらい、不安なこともたくさんありますよね。

でも、大丈夫です。

事前にポイントを押さえて準備しておけば、赤ちゃんとの新幹線の旅はぐっと快適になります。

この記事は、保育園探しをサポートする「エンクル」が、先輩ママパパの声をもとに作成しています。新幹線の基本ルールから、座席選びのコツ、持ち物リスト、当日の過ごし方まで、赤ちゃん連れで新幹線に乗るための全知識を分かりやすく解説します。

この記事を読めば、あなたの不安が解消され、自信を持って赤ちゃんと新幹線の旅に出かけられるはずです。

目次

1. まずは基本から!赤ちゃんの新幹線デビューQ&A

「そもそも、赤ちゃんっていつから新幹線に乗れるの?」「料金はかかる?」そんな基本的な疑問から解決していきましょう。

1-1. Q. 赤ちゃんはいつから新幹線に乗れる?何ヶ月からOK?

Q. 赤ちゃんはいつから新幹線に乗れる?何ヶ月からOK?
A. 新幹線には、赤ちゃんの乗車に関する明確な年齢制限はありません。

多くのママパパは、赤ちゃんの首がすわり、1ヶ月検診を終えて体調が安定した頃に新幹線デビューをしています。長時間の移動は赤ちゃんにとって負担になることもあるため、まずは短い距離から試してみるのがおすすめです。

1-2. Q. 赤ちゃんの新幹線料金はいくら?子どもは無料?

Q. 赤ちゃんの新幹線料金はいくら?子どもは無料?
A. 6歳未満の「幼児」「乳児」は、運賃・料金ともに無料です。

ただし、これは大人1人につき子ども2人までで、大人のひざの上に乗せるなど、座席を使用しない場合です。

赤ちゃんでも座席を1つ確保したい場合は、「こども」のきっぷ(乗車券・特急券)が必要になります。

「こども」の料金は、基本的に「おとな」の半額です。

区分 年齢 料金 備考
おとな 12歳以上 おとなの運賃・料金
こども 6歳~12歳未満 おとなの半額 6歳でも小学校入学前は「幼児」
幼児 1歳~6歳未満 無料 座席を確保する場合は「こども」料金が必要
乳児 1歳未満 無料 座席を確保する場合は「こども」料金が必要

※料金や規則の詳細は、JR各社の公式サイトでご確認ください。

1-3. Q. 指定席は必要?自由席でも大丈夫?

Q. 指定席は必要?自由席でも大丈夫?
A. 赤ちゃん連れの場合は、指定席の確保を強くおすすめします。

自由席は料金が少し安いですが、混雑時には座れない可能性があり、赤ちゃんを抱っこしたまま立ちっぱなしになるのは非常に大変です。

指定席を予約しておけば、確実に座れるという安心感があります。

また、後述する赤ちゃん連れに便利な席を事前に選べるという大きなメリットもあります。

2. 【最重要】失敗しない!赤ちゃん連れの新幹線の座席選び

赤ちゃんとの新幹線の旅が快適になるかどうかは、座席選びにかかっていると言っても過言ではありません。ここでは、失敗しないための座席選びのポイントを徹底解説します。

2-1. おすすめは「多目的室」の近くの席

新幹線で最も頼りになるのが「多目的室」です。

ここは、授乳やおむつ替え、赤ちゃんがぐずった時の一時的な避難場所として利用できます。

多目的室は通常、特定の車両に1室設置されています。予約する際は、この多目的室がある車両の座席を選ぶと、いざという時にすぐに移動できて非常に便利です。

2-2. ベビーカーと一緒なら「車両の一番後ろ」か「一番前」の席

たたんだベビーカーを置くスペースを確保したいなら、「各車両の一番後ろ」または「一番前」の座席がおすすめです。

座席の後ろには、スーツケースなどを置ける比較的広いスペースがあります。ここにベビーカーを置かせてもらうことができます。一番前の席も、足元が少し広くなっていることが多いです。

2-3. 2020年から開始!「特大荷物スペースつき座席」とは?

東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、2020年から「特大荷物スペースつき座席」のサービスが開始されました。これは、車両最後部のスペースを、特定の座席を予約した人専用の荷物置き場として利用できる制度です。

事前予約が必要ですが、ベビーカーを置くスペースを確実に確保できるため、非常に人気の高いサービスです。

2-4. 予約方法は?みどりの窓口?ネット予約?

座席の予約は、駅の「みどりの窓口」や「ネット予約」で行えます。

予約方法 メリット デメリット
みどりの窓口 駅員さんに相談しながら最適な席を選べる 窓口が混雑していることがある
ネット予約 自宅で簡単に予約できる。シートマップで空席状況を見ながら選べる 自分で車両や座席の種類を理解する必要がある

「多目的室の近く」や「特大荷物スペースつき座席」など、細かい希望がある場合は、みどりの窓口で相談するのが確実です。一方、手軽さを重視するならネット予約が便利でしょう。

2-5. 【裏ワザ】意外と知らない「お子さま連れ専用車両」

JR東海などでは、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期に、「お子さま連れ専用車両」を設けていることがあります。

この車両は、周りも子連れの乗客ばかりなので、赤ちゃんが少し騒いでもお互い様という雰囲気があり、気兼ねなく過ごせるのが最大のメリットです。

期間限定・路線限定のサービスなので、旅行の計画を立てる際にJR各社の公式サイトをチェックしてみましょう。

3. これさえあれば安心!新幹線での赤ちゃんの持ち物リスト【必需品&便利グッズ】

荷物はなるべく減らしたいですが、赤ちゃん連れの移動では「備えあれば憂いなし」です。必需品と、あると便利なグッズをリストアップしました。

3-1. 【必需品】絶対に忘れてはいけない基本セット

これだけは忘れないように、前日までにしっかり準備しておきましょう。

  • おむつ・おしりふき: いつもより多めに。
  • 着替え: 汚した時用に最低1〜2セット。
  • ビニール袋: 使用済みおむつやゴミ、汚れた服を入れるのに必須。
  • ミルク・哺乳瓶: 必要な回数分。お湯は駅や車内で手に入ることもありますが、保温ポットで持参すると安心。
  • 授乳ケープ: 座席で授乳する際に役立ちます。
  • 飲み物: 赤ちゃん用の麦茶など。
  • 母子手帳・保険証: 万が一の体調不良に備えて必ず携帯しましょう。

3-2. 【便利グッズ】先輩ママパパが推薦!あると快適度がアップするアイテム

必需品ではありませんが、あると格段に快適になるグッズです。

  • 音の出ないおもちゃ: シールブックや絵本など、静かに集中できるもの。
  • おやつ: ぐずり対策の最終兵器。ボーロや赤ちゃんせんべいなど。
  • 抱っこ紐: 乗降時や車内でぐずった時に両手が空くので便利。
  • 子ども用ヘッドホン: 動画を見せる際に音漏れを防ぎます。
  • ウェットティッシュ: 手や口を拭いたり、テーブルを拭いたり何かと役立ちます。

4. 当日の流れと車内でのスマートな過ごし方

持ち物の準備ができたら、次は当日のシミュレーションです。スムーズに過ごすためのコツを知っておきましょう。

4-1. 乗車前に済ませておきたい2つのこと(おむつ替え・授乳)

新幹線に乗る直前に、駅のベビー休憩室などで「おむつ替え」と「授乳」を済ませておくのが鉄則です。

乗車してすぐに赤ちゃんが落ち着いて過ごせるよう、出発時刻より少し早めに駅に到着し、余裕を持って準備を済ませておきましょう。

4-2. 新幹線での授乳はどうする?授乳室(多目的室)の使い方

車内で授乳が必要になった場合、第一候補は「多目的室」です。

多目的室は予約できる?
A. 原則として、多目的室の事前予約はできません。

多目的室は、体の不自由な方の利用が最優先です。そのため、常に空いているとは限りません。利用したい場合は、近くの車掌さんに声をかけて、空いているか確認し、使用許可をもらいましょう。

多目的室が使えない場合の対処法
多目的室が使用中の場合は、授乳ケープを使って自分の座席で授乳するのが一般的です。窓側の席や、一番後ろの席など、少しでも人目が気になりにくい場所を予約しておくと安心です。

4-3. おむつ替えができる場所はどこ?

新幹線には、おむつ交換台が設置された「多機能トイレ」があります。

事前にどの車両にあるか確認しておくと、慌てずに済みます。

4-4. 赤ちゃんが泣き出したら?ぐずり対策5選

どんなに準備をしても、赤ちゃんが泣き出してしまうことはあります。そんな時に試したい対策を5つご紹介します。

  1. すぐにデッキに移動する: まずは周りの乗客に配慮し、一旦静かなデッキに移動して気分転換させましょう。
  2. 抱っこで揺れる: 抱っこ紐を使ったり、デッキを少し歩いたりして、心地よい揺れで安心させてあげます。
  3. 新しいおもちゃを出す: 秘密兵器として隠しておいたおもちゃで気を引きます。
  4. おやつや飲み物をあげる: 口に何か入れると落ち着くことも多いです。
  5. 窓の外の景色を見せる: 流れる景色に興味を持って、泣き止むことがあります。

4-5. 耳抜きはどうすればいい?おすすめの方法

新幹線がトンネルに入る時などの気圧の変化で、赤ちゃんが耳の不快感を訴えて泣き出すことがあります。これは「耳抜き」がうまくできないためです。

授乳をしたり、飲み物を飲ませたり、おしゃぶりをくわえさせたりして、唾を飲み込ませると耳抜きがしやすくなります。

5. 【ケース別】新幹線のベビーカー問題、徹底解説

赤ちゃん連れの移動に欠かせないベビーカー。新幹線に持ち込む際のルールや置き場所について解説します。

5-1. ベビーカーはどこに置くのが正解?

ベビーカーの置き場所は、主に3つの選択肢があります。

  • 車両の一番後ろのスペース: 最も一般的な置き場所です。
  • 特大荷物スペースつき座席(要予約): 事前予約すれば確実に置ける安心のスペースです。
  • 自分の座席の足元: コンパクトに折りたためるタイプであれば、足元に置くことも可能です。

5-2. おすすめの持ち込みベビーカーの種類

新幹線での移動を考えると、軽量でコンパクトに折りたためるタイプのベビーカーがおすすめです。片手で簡単に開閉できるものだと、赤ちゃんを抱っこしながらでも扱えるのでさらに便利です。

6. 赤ちゃんとの新幹線に関するよくある質問(Q&A)

最後に、多くのママパパが気になる細かい疑問にお答えします。

6-1. Q. 周囲の乗客への挨拶は必要ですか?

A. 必須ではありませんが、近くの席の方に「子どもがいて騒がしくするかもしれませんが、すみません」と一言挨拶しておくと、お互いに気持ちよく過ごせます。

小さな心遣いが、いざという時の安心につながります。

6-2. Q. おすすめの乗車時間帯はありますか?

A. 赤ちゃんのお昼寝の時間帯を狙うのがおすすめです。

また、ビジネス利用の少ない平日の昼間の時間帯は、比較的車内が空いていることが多く、ゆったりと過ごせます。通勤ラッシュと重なる朝夕の時間帯は避けるのが賢明です。

6-3. Q. グリーン車を利用するメリットはありますか?

A. あります。グリーン車は普通車に比べて座席の幅が広く、シート間の間隔もゆったりしています。

また、乗客が比較的少なく、静かな環境であることが多いため、赤ちゃんも落ち着いて過ごしやすいかもしれません。料金は高くなりますが、長距離の移動で少しでも快適に過ごしたい場合には、検討する価値のある選択肢です。

7. まとめ:万全の準備で、赤ちゃんと快適な新幹線の旅を!

赤ちゃんとの新幹線移動は、事前の情報収集と準備が成功のカギです。

  • 予約: 赤ちゃん連れに便利な席(多目的室の近く、一番後ろの席など)を早めに予約する。
  • 持ち物: 必需品は多めに、便利グッズも活用して万全の体制を整える。
  • 当日: 乗車前におむつ替えと授乳を済ませ、車内での過ごし方をシミュレーションしておく。

この記事でご紹介したポイントを参考に、しっかりと準備をすれば、きっと「案ずるより産むが易し」だったと思えるはずです。赤ちゃんとのかけがえのない時間を、新幹線の旅でも楽しんでくださいね。


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