【夫婦で読みたい】妊娠中の妻に旦那がイライラしたら？すれ違いを解消し最高のチームになるための教科書

ご懐妊おめでとうございます。新しい家族を迎える喜びとともに、最近、夫婦の間に少しギスギスした空気が流れていませんか？「妻が理由もなくイライラしている」「どう接すればいいか分からず、夫もストレスを感じている…」そんな経験は、多くのご夫婦が通る道です。

この記事は、そんな妊娠中のすれ違いに悩むご夫婦のために書きました。この記事を読めば、なぜすれ違いが起こるのか、その原因が分かり、夫婦で力を合わせて最高の出産と育児をスタートするための具体的な方法が見つかります。

この記事は、ぜひご夫婦で一緒に読んでみてください。きっと、お互いの気持ちを深く理解し、絆を強めるきっかけになるはずです。

目次

• 1. 妊娠中のすれ違いはなぜ起こる？妻と夫それぞれのホンネ
• 1-1. 妻側の変化とは？ホルモンによる心と体のジェットコースター状態
• 1-2. 夫側の戸惑いとは？「どうしたらいいか分からない」が本音
• 2. 【夫の心得】妊娠中の妻のために「今すぐできる」サポート大全
• 2-1. 精神的サポート：一番の薬は「共感」と「傾聴」
• 2-2. 身体的サポート：家事・重いもの・マッサージを率先して行う
• 2-3. 情報収集サポート：アプリ共有・両親学級・制度の確認
• 2-4. 健康管理サポート：禁煙・感染症対策・妻の食事管理
• 3. これだけは言わないで！一瞬で夫婦仲が冷めるNGワード集
• 4. 【時期別】妊娠初期・中期・後期で変わるサポートのポイント
• 4-1. 妊娠初期（〜4ヶ月）：つわりと流産の不安に寄り添う時期
• 4-2. 妊娠中期（5〜7ヶ月）：体調安定期こそ夫婦で一緒に楽しむ準備を
• 4-3. 妊娠後期（8ヶ月〜臨月）：出産への不安と身体の負担を全力で支える時期
• 5. 「チームわが家」始動！出産後を見据えて夫婦で準備すべきこと
• 5-1. 産後の生活をシミュレーションしよう（役割分担、睡眠時間など）
• 5-2. お金の話は最重要！育休中の家計と今後のライフプランを話し合う
• 5-3. 保活は妊娠中から！夫婦で始める情報収集の第一歩
• 6. 妊娠中の夫婦関係に関するQ&A
• 6-1. Q. 妻のイライラがどうしても理解できません。どうすればいいですか？
• 6-2. Q. 上の子がいる場合、特に気をつけることはありますか？
• 7. まとめ：最高のチームになるための、かけがえのない時間

1. 妊娠中のすれ違いはなぜ起こる？妻と夫それぞれのホンネ

妊娠中の夫婦関係がうまくいかないと感じるのには、男女それぞれの側に明確な理由があります。お互いの「ホンネ」を知ることが、すれ違い解消の第一歩です。

1-1. 妻側の変化とは？ホルモンによる心と体のジェットコースター状態

結論から言うと、妊娠中の妻のイライラや気分のムラは、本人の意思ではコントロールが難しいホルモンの影響が非常に大きいのです。

妊娠すると、女性の体の中では「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンが爆発的に増加します。これは赤ちゃんを育むために不可欠な変化ですが、同時に心と体に大きな影響を及ぼします。

• 気分の浮き沈みが激しくなる
• ささいなことで不安になったり、涙もろくなったりする
• 常に眠い、体がだるい
• つわりによる吐き気や食欲不振
• 肌荒れや便秘などのマイナートラブル

これらはすべてホルモンバランスの急激な変化によるもの。妻自身も「どうしてこんなにイライラするんだろう」と戸惑い、自己嫌悪に陥っていることが少なくありません。決して、旦那さんを嫌いになったわけではないのです。

1-2. 夫側の戸惑いとは？「どうしたらいいか分からない」が本音

一方、夫側も大きな戸惑いとストレスを抱えています。昨日までと違う妻の様子に、どう対応していいか分からず、無力感を感じてしまうのです。

• 妻のイライラが自分への攻撃のように感じてしまう
• 「父親になる」というプレッシャーを感じている
• 家事の負担が増え、自分の時間がなくなることへの不安
• 妻の体調を心配するあまり、どう声をかけていいか分からない

「力になりたいのに、何をしても裏目に出てしまう」そんな気持ちから、次第に妻と距離を置きたくなってしまうことも。この「どうしたらいいか分からない」という気持ちが、夫側のストレスの正体なのです。

2. 【夫の心得】妊娠中の妻のために「今すぐできる」サポート大全

「妻のために何かしたいけれど、具体的に何をすればいいか分からない」という旦那さんへ。大丈夫です。今すぐできることはたくさんあります。大切なのは「行動で示す」こと。ここでは4つのサポートをご紹介します。

2-1. 精神的サポート：一番の薬は「共感」と「傾聴」

結論から言うと、妻が最も求めているのは「気持ちを分かってもらうこと」です。 正論やアドバイスよりも、まずは共感と傾聴を心がけましょう。

• 「大変だね」「辛いね」と気持ちに寄り添う言葉をかける
• 妻の話を、途中で遮らずに最後まで聞く（スマホは置いて）
• 「何かできることある？」と具体的に尋ねる
• 感謝の気持ちを言葉で伝える（「いつもありがとう」）

ただ話を聞いてくれるだけで、妻の心は驚くほど軽くなります。

2-2. 身体的サポート：家事・重いもの・マッサージを率先して行う

つわりや大きなお腹で、今まで通りに動くのは大変です。

妻から言われる前に、率先して行動することがポイントです。

• ゴミ出し、食器洗い、お風呂掃除など、名前のない家事を引き受ける
• 買い物では重い荷物を持つ
• 腰や足をさすってあげる、マッサージをする
• 妻がいつでも横になれるように、ソファやベッド周りを整える

2-3. 情報収集サポート：アプリ共有・両親学級・制度の確認

妊娠・出産は夫婦二人のプロジェクトです。

他人事ではなく、自分事として情報を集める姿勢を見せましょう。

• 妊娠・育児アプリをダウンロードし、夫婦で共有設定する
• 両親学級や自治体のセミナーに一緒に参加する
• 出産育児一時金や育児休業給付金など、お金に関する制度を調べる
• 立ち会い出産を希望する場合は、その条件や流れを調べておく

2-4. 健康管理サポート：禁煙・感染症対策・妻の食事管理

お腹の赤ちゃんを守ることは、パパの最初の重要な役割です。

妻と赤ちゃんの健康を第一に考えた行動をとりましょう。

• 禁煙・節酒を徹底する（受動喫煙は絶対に避ける）
• 外から帰ったら手洗い・うがいを徹底し、感染症を防ぐ
• 妻の食事の栄養バランスを気遣う（葉酸や鉄分が豊富な食材を調べてみるなど）
• 健診に付き添い、医師の話を一緒に聞く

3. これだけは言わないで！一瞬で夫婦仲が冷めるNGワード集

良かれと思って言った一言が、妻を深く傷つけてしまうことがあります。

特に以下の言葉は、夫婦関係に亀裂を入れる可能性が高いので避けましょう。

体型や体調に関するデリカシーのない言葉

• 「ちょっと太ったんじゃない？」
• 「つわりって、そんなに大げさなものなの？」
• 「まだ気持ち悪いの？」

「他人事」だと感じさせる無関心な言葉

• 「（赤ちゃんの名前など）なんでもいいよ、君が決めて」
• 「俺は仕事があるから関係ないし」
• 「ふーん、そうなんだ（スマホを見ながら）」

妻の頑張りを否定・比較する言葉

• 「一日中家にいて寝てられて楽でしょ？」
• 「俺の方が仕事で疲れてるんだけど」
• 「〇〇さんの奥さんは、妊娠中でも元気らしいよ」

4. 【時期別】妊娠初期・中期・後期で変わるサポートのポイント

妊娠期間は約10ヶ月。その時期によって妻の心と体の状態は大きく変化します。時期に合わせたサポートで、妻の負担を軽くしてあげましょう。

4-1. 妊娠初期（〜4ヶ月）：つわりと流産の不安に寄り添う時期

この時期は、つわりがピークで体調が最も不安定です。また、流産の可能性も高く、精神的にも不安を抱えやすい時期。

• 家事は全面的に引き受けるくらいの気持ちで
• においに敏感になるため、食事の準備やゴミ出しは率先して行う
• 食べられるものを探して買ってきてあげる
• 不安な気持ちに寄り添い、話を聞いてあげる

4-2. 妊娠中期（5〜7ヶ月）：体調安定期こそ夫婦で一緒に楽しむ準備を

安定期に入り、つわりも落ち着いて体調が良い日が増えます。この時期は、夫婦二人の時間を楽しみながら、出産準備を進めるのに最適です。

• 体調の良い日に、安産祈願や散歩に出かける
• ベビー用品を一緒に見に行く
• 両親学級に参加して、出産や育児のイメージを共有する
• 旅行の計画を立てる（医師に相談の上）

4-3. 妊娠後期（8ヶ月〜臨月）：出産への不安と身体の負担を全力で支える時期

お腹が急激に大きくなり、腰痛や足のむくみ、息切れなど、身体的な負担が最大になります。また、出産への恐怖や不安も高まります。

• 靴下を履かせる、足の爪を切るなど、かがむ動作を手伝う
• 寝苦しさを和らげるクッションなどを準備する
• 入院バッグの中身を一緒に最終チェックする
• 陣痛が来た時の連絡方法や、病院までの交通手段を再確認する

5. 「チームわが家」始動！出産後を見据えて夫婦で準備すべきこと

出産はゴールではなく、夫婦が「チーム」になるためのスタートラインです。妊娠中から産後の生活を具体的にイメージし、準備を進めておくことが、産後の危機を防ぐ鍵となります。

5-1. 産後の生活をシミュレーションしよう（役割分担、睡眠時間など）

産後は、睡眠不足と慣れない育児で夫婦ともに心身が疲弊します。「言わなくてもやってくれるだろう」という期待は禁物です。

上記のように、具体的なタスクを書き出し、どちらが担当するかを話し合っておきましょう。

5-2. お金の話は最重要！育休中の家計と今後のライフプランを話し合う

出産費用はもちろん、産休・育休中の収入減、そしてこれからの子育て費用。

お金の話は、関係が良好な妊娠中にこそしっかりと話し合っておくべき最重要事項です。ライフプランを共有することで、チームとしての目標が明確になります。

5-3. 保活は妊娠中から！夫婦で始める情報収集の第一歩

「保活なんて、まだ先の話」と思っていませんか？実は、

多くのご家庭が妊娠中から情報収集を始めています。 産後は赤ちゃんのお世話で手一杯になり、ゆっくり園を探す時間はなかなか取れません。

「でも、何から始めればいいか分からない…」という方もご安心ください。まずは、夫婦で一緒に、近所にどんな保育園があるのかをスマホで見てみることから始めませんか？

【保活の第一歩はエンクルで！】
保育園・幼稚園検索サイトの「エンクル」なら、お住まいの地域や希望の条件に合わせて、簡単に園を探すことができます。

STEP1 園を探す

地図や地域から希望の条件に合わせて園を探すことができる

STEP2 園を比較する

お気に入り登録した園は、カンタンに比較できる

STEP3 園を見学予約する

条件に合う園が見つかったら、エンクルサイトの園ページから予約の手続きができる

STEP4 園を見学する

見学時は、後で見返せるようにエンクルサイトの「見学日記」に園のことを記録できる

STEP5 比較・共有する

見学日記に記録した内容は、エンクルサイトの比較ページで見返したり、専用リンクで家族にシェアできる

STEP6 園を決定する

比較した園から申し込みを行い決定します

スマホで簡単に情報収集でき、見つけた園の情報を夫婦でスムーズに共有できるので、「チームでの保活」にぴったりです。

6. 妊娠中の夫婦関係に関するQ&A

最後に、多くのご夫婦から寄せられる質問にお答えします。

6-1. Q. 妻のイライラがどうしても理解できません。どうすればいいですか？

6-2. Q. 上の子がいる場合、特に気をつけることはありますか？

7. まとめ：最高のチームになるための、かけがえのない時間

妊娠中のすれ違いやイライラは、決して特別なことではありません。それは、女性の心と体が「母親」になるために、そして男性が「父親」になるために、急激に変化している証拠です。

今回ご紹介したように、お互いの変化を理解し、思いやりを持って行動することで、そのすれ違いは乗り越えられます。この期間は、夫婦の絆をこれまで以上に深め、親になる準備をするための、かけがえのない大切な時間なのです。

この記事をきっかけに、ぜひご夫婦でゆっくりと話す時間を作ってみてください。そして、来るべき未来に向けて、「チームわが家」の第一歩として、まずは一緒に「保活」を始めてみませんか？お二人が最高のチームとなって、素晴らしい出産を迎えられることを心から願っています。

理想の保育園・幼稚園探しなら「エンクル」 検索して地図上で空き情報を一括比較！口コミや見学予約機能も。登録した希望条件でオファーも届く！

保育園探しはプロにお任せ！希望の園探しをトコトンお手伝いします！

もっちゃん

保活アドバイザーのもっちゃんです。小3の娘と年少の息子を育てる2児の母。保育園の転園を経験し、実体験をもとに保活＆子育て情報を発信中。癒しは愛猫とのまったり時間です。