保育園の連絡帳の書き方と親が知っておくべきポイント

保育園の連絡帳の書き方と親が知っておくべきポイント

保育園の連絡帳の書き方と親が知っておくべきポイント初めての保育園生活、特に連絡帳の書き方に戸惑う保護者の方も多いのではないでしょうか。毎日書くものだからこそ、負担に感じず、保育士さんとの大切なコミュニケーションツールとして活用したいですよね。この記事では、保育園の連絡帳に何を書けば良いのか、書き方のコツやネタに困ったときのヒント、そして連絡帳がもたらす素敵なメリットについて、わかりやすく解説します。

目次

1. 保育園の連絡帳には何を書くべき?基本的な内容と例

保育園の連絡帳は、ご家庭と園とでお子さまの情報を共有し、日々の保育に役立てるための大切なツールです。主に下記のような内容を記入しましょう。

1-1. 子どもの体調や健康状態

お子さまが園で元気に安心して過ごせるよう、日々の健康状態を正確に伝えましょう。

朝の体温や夜間の睡眠時間を記載する
例:検温36.5℃。昨晩は21時に就寝し、今朝は7時に起きました。ぐっすり眠れたようです。
最近の体調の変化があれば具体的に記載する
例:昨日から少し鼻水が出ています。熱はなく食欲もありますが、様子を見ていただけると助かります。
例:昨晩、一度だけ咳き込みましたが、その後は落ち着いています。

1-2. 食事の様子や食欲の変化

園での給食やおやつの提供にも関わるため、家庭での食事状況は重要な情報です。

朝食や夕食の食べ具合を記載する
例:朝食はパンとバナナを完食しました。
例:夕食はご飯を少し残しましたが、おかずはよく食べました。
好き嫌いやアレルギーに関する情報を共有する
例:最近、ブロッコリーを少しずつ食べられるようになってきました!
例:卵アレルギーのため、引き続き除去をお願いします。

1-3. 家庭での出来事や子どもの気分

家庭での様子を伝えることで、保育士がお子さまの気持ちに寄り添いやすくなります。

家庭での楽しかった出来事や新しいチャレンジを記載する
例:昨日、公園で初めて滑り台を一人で滑れました!とても嬉しそうでした。
例:週末に動物園へ行き、キリンに大興奮でした。
朝の子どもの様子や気分を簡潔に伝える
例:今朝はご機嫌で、元気に「おはよう!」と挨拶できました。
例:少し眠そうでしたが、園に行くのを楽しみにしています。

2. 保育園の連絡帳の書き方のポイントと注意点

毎日書く連絡帳だからこそ、ちょっとした工夫でスムーズに、そしてより良いコミュニケーションに繋がります。

2-1. 短い文章で簡潔に記載する

保育士は限られた時間で多くの連絡帳に目を通します。伝えたいことを分かりやすくまとめましょう。

  • 読みやすさを意識し、箇条書きを活用する例:「体温:36.7℃、睡眠:21時~7時、朝食:完食、機嫌:良い」のように、項目ごとに書くと伝わりやすいです。

2-2. ポジティブな表現を心がける

お子さまの頑張りや成長を伝えることで、保育士も喜びを共有でき、園での声かけにも繋がります。

  • 子どもの成長や頑張りを前向きに伝える例:「なかなかできなかった○○が、今日は少しできました!」のように、小さな進歩も喜びとして伝えましょう。

2-3. ネガティブな内容も具体的に書く

心配なことや配慮してほしいことがある場合は、感情的にならず事実を客観的に伝えましょう。

  • 心配事や不安なことは冷静かつ具体的に記載する

例:「昨晩、寝言でうなされていたので少し心配です。園で変わった様子があれば教えてください。」のように、具体的な状況と要望を添えると、保育士も対応しやすくなります。

3. 保育園の連絡帳に書くネタがないときのヒント

「今日は特に変わったことがなかったな…」そんな日もありますよね。でも、些細なことでも保育士にとっては貴重な情報源です。

3-1. 子どもの新しい気付きや行動

日々成長するお子さまの小さな変化を見つけてみましょう。

その日あった些細な気付きや新しい行動を記載する
例:道端のありの行列をじーっと観察していました。
例:お片付けの時に「よいしょ」と言葉を発しました。

3-2. 最近の家庭内での様子やお話

ご家庭での日常の一コマも、お子さまの個性や興味関心を伝える良い機会です。

家族イベントや子どもが興味を示していることを共有する
例:週末におばあちゃんの家に行くのをとても楽しみにしています。
例:最近、電車に夢中で、図鑑をよく眺めています。

3-3. 本やおもちゃへの興味

好きな遊びや絵本は、園での活動のヒントになることもあります。

お気に入りの絵本や最近よく遊んでいるおもちゃについて記載する
例:「だるまさんが」の絵本がお気に入りで、読むとケラケラ笑っています。
例:積み木で高いタワーを作るのにハマっています。

4. 保育園の連絡帳を書くことのメリットと親子への影響

連絡帳は、単なる情報伝達ツールではありません。親子にとっても、園生活を豊かにする多くのメリットがあります。

4-1. 保育士との信頼関係が築ける

日々の記録を通して、家庭と園とが連携しやすくなり、保育士との間に温かい信頼関係が育まれます。

  • 記録を通じて保育士との信頼関係が深まる家庭での様子を伝えることで、保育士はお子さまへの理解を深め、よりパーソナルな関わり方ができるようになります。また、園での様子もより詳しく教えてもらえるきっかけにもなります。

4-2. 子どもの成長記録として残せる

連絡帳は、お子さまのその時々の言葉や行動、成長の足跡が詰まった貴重な記録です。

  • 子どもの成長を振り返る宝物として活用できる後から読み返すと、当時の様子が蘇り、親子の会話のきっかけになったり、成長を実感できる温かい思い出の品になります。何気ない一言が、数年後にはかけがえのない宝物になるかもしれません。

保育園の連絡帳は、忙しい日々の中では少し手間だと感じることもあるかもしれません。しかし、お子さまの健やかな成長を支え、保育士との連携を深めるための大切な架け橋です。この記事でご紹介したポイントやヒントを参考に、無理なく、楽しく連絡帳を活用してみてくださいね。

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