育児休業給付金や育休手続きについて詳しく解説!職場復帰への準備をスムーズに

育児休業給付金や育休手続きについて詳しく解説!職場復帰への準備をスムーズに

育児休業給付金や育休手続きについて詳しく解説!職場復帰への準備をスムーズにお子様との大切な時間を過ごす育児休業。あっという間に時間は過ぎ、職場復帰や保育園のことが気になり始める頃ではないでしょうか。特に、育休を延長した場合、給付金の手続きや保育園探し(保活)について、「何から始めればいいの?」「手続きは複雑?」と不安に感じる方も少なくありません。

この記事では、育児休業給付金の基本的な知識から、育休延長の手続き、そして職場復帰に向けた保活のポイントまでを分かりやすく解説します。一つひとつのステップを確実に進め、安心して復帰準備を整えましょう。

1. ハローワークでの育児休業給付金手続き:申請方法とポイント

育休中の生活を支える大切な制度が「育児休業給付金」です。まずは、その仕組みと手続きについて確認していきましょう。

1-1. 育児休業給付金とは?その概要と受給条件

育児休業給付金は、雇用保険に加入している方が育児休業を取得した際に、休業中の生活を支えるために支給される給付金です。原則として、申請は勤務先の会社を通して行います。

主な受給条件
  • 雇用保険に加入していること
  • 育児休業を開始した日より前の2年間に、11日以上働いた月が12ヶ月以上あること
  • 育児休業中に、会社から休業開始前の給料の8割以上の賃金が支払われていないこと
  • 育児休業期間中の就業日数が、支給単位期間(1ヶ月ごと)ごとに10日以下であること

※詳細な条件は、勤務先やハローワークにご確認ください。

1-2. 育児休業給付金の申請に必要な書類と準備の流れ

育児休業給付金の申請は、多くの場合、勤務先が手続きを進めてくれます。育休取得を会社に申し出た後、必要な書類が渡されますので、内容を確認して記入・提出しましょう。

一般的な申請の流れ
  1. 勤務先に育児休業の取得を申し出る
  2. 勤務先から申請に必要な書類を受け取る
  3. 必要事項を記入し、母子手帳の写しなど指定された書類を添えて勤務先に提出する
  4. 勤務先がハローワークへ申請手続きを行う
  5. ハローワークでの審査後、指定した口座に給付金が振り込まれる(通常、2ヶ月に1回)
主な必要書類
  • 育児休業給付受給資格確認票・(初回)育児休業給付金支給申請書
  • 雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書
  • 育児の事実を確認できる書類(母子健康手帳の写しなど)

※詳細な条件は、勤務先やハローワークにご確認ください。

1-3. 育児休業給付金の支給期間と金額の計算方法

給付金の支給期間と金額も、あらかじめ把握しておくと安心です。

支給期間
原則として、お子様が1歳になる日の前日までです。保育園に入れないなどの特定の理由がある場合は、1歳6ヶ月、さらに最大で2歳になるまで延長が可能です。
支給額の目安
  • 育休開始から180日間
    (休業開始前の賃金日額 × 支給日数)× 67%
  • 181日目以降
    (休業開始前の賃金日額 × 支給日数)× 50%

2. 育休延長の手続きとハローワークへの連絡方法

「1歳児クラスの入園が難しそう」等といった理由で、育休の延長を検討する方も多いでしょう。ここでは、延長の手続きについて解説します。

2-1. 育休延長をする際に会社へ伝えるタイミングとメール例文

育休の延長を希望する場合は、まず勤務先にその意思を伝える必要があります。会社の就業規則を確認しつつ、なるべく早めに相談を始めましょう。一般的には、お子様の1歳の誕生日を迎える1〜2ヶ月前までには伝えるのがスムーズです。

【メール例文】

件名:育児休業期間の延長に関するご相談(氏名)

本文:
〇〇部長

お疲れ様です。
育児休業中の〇〇です。

現在、〇月〇日まで育児休業をいただいておりますが、保育園の入園が叶わなかったため、誠に恐縮ながら、育児休業の期間を延長させていただきたく、ご連絡いたしました。

希望する休業期間は、子供が2歳になる年度の4月入園を目指し、来年の3月31日までとさせていただけますと幸いです。

延長手続きに必要な書類などがございましたら、ご教示いただけますでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。

署名:〇〇 〇〇

2-2. ハローワークへの育休延長手続き:必要書類と注意事項

育休を延長して給付金を受け取るには、「保育園に入所できない」など、延長の理由を証明する書類が必要です。この手続きも、基本的には会社を通して行います。

延長手続きに必要な主な書類
  • 育児休業給付金支給申請書
  • 市区町村が発行する「保育所入所不承諾通知書」などの入所できなかったことを証明する書類
注意事項
「不承諾通知書」などの証明書類は、お住まいの自治体によって申込期間や発行のタイミングが異なります。延長を考え始めたら、まずは自治体の保育課のウェブサイトを確認したり、窓口に問い合わせたりして、早めに情報収集を進めましょう。

3. 職場復帰に向けた育休中の準備と保活のポイント

育休延長の手続きと並行して、職場復帰に向けた準備も少しずつ始めていきましょう。特に保活は、納得のいく園選びのために、早めのスタートが鍵となります。

3-1. 職場復帰前の準備:生活リズムの調整と慣らし保育

お子様とゆったり過ごしてきた生活から、仕事と育児を両立する生活へ。スムーズに移行するためには、事前の準備が大切です。

  • 生活リズムの調整
    復帰後の生活をイメージし、起床時間や家事の時間などをシミュレーションしてみましょう。少しずつ朝型の生活にシフトしていくと、復帰後の負担を減らせます。
  • 慣らし保育の確認
    お子様が園の生活に少しずつ慣れるための「慣らし保育」。その期間や進め方は、園によって様々です。1週間で終わる園もあれば、1ヶ月近くかける園もあります。見学の際に、慣らし保育の方針について詳しく確認しておくことが重要です。

3-2. 保活の第一歩:保育園リサーチと見学予約の進め方

特に2歳児クラスは、1歳児クラスからの持ち上がりが多く、募集枠が少ない傾向にあります。だからこそ、効率的なリサーチと比較検討が欠かせません。

  1. 情報収集
    まずはお住まいの自治体のウェブサイトで、近隣の保育園(認可・認可外問わず)のリストや入園案内を確認します。
  2. 園の候補を絞る
    自宅からの距離や通勤ルートを考慮し、通えそうな範囲の園をいくつかリストアップします。その上で、各園のウェブサイトをチェックし、ご家庭の教育方針に合うかを確認しましょう。

    【チェックしたいポイント】

    • 保育方針(遊び中心か、教育プログラムがあるかなど)
    • 園庭の有無や広さ、周辺の環境
    • 保育士さんの人数や雰囲気、子どもたちの表情
    • 給食の内容やアレルギー対応
    • 延長保育の有無や利用条件
  3. 見学予約
    気になる園が見つかったら、積極的に見学を申し込みましょう。ウェブサイトだけでは分からない、実際の雰囲気を感じることが何よりも大切です。お子様が安心して楽しく過ごせる場所か、ご自身の目で確かめましょう。

4. いろんな園をリサーチしましょう!エンクルが便利です

たくさんの保育園の情報を集め、一つひとつ比較し、見学の予約をする…保活は想像以上に時間と手間がかかるものです。

そんな忙しい保護者の皆様の園選びをサポートするのが、保育園検索・比較サイトエンクルです。

  • STEP1 園を探す
    地図やお住まいの地域から、希望の条件に合わせて簡単に園を検索できます。こだわり条件で絞り込めば、理想の園がきっと見つかります。
  • STEP2 園を比較する
    気になる園は「お気に入り」に登録。登録した園は、保育時間や定員などの基本情報を一覧で簡単に比較できるので、ご家庭に合った園を効率的に絞り込めます。
  • STEP3 園を見学予約する
    条件に合う園が見つかったら、エンクルの園ページから見学予約の手続きが可能です。電話をかける手間なく、スムーズに予約を進められます。
  • STEP4 園を見学する
    見学でチェックしたいポイントはたくさんあります。エンクルの「見学日記」機能を使えば、確認したことや感じたことをスマホでその場で記録できます。「先生の雰囲気」「園庭の様子」など、後から見返したい大切な情報を忘れる心配がありません。
  • STEP5 比較・共有する
    見学日記に記録した内容は、お気に入り園の比較ページで見返すことができます。さらに、専用のリンクを発行すれば、パートナーやご家族に簡単に共有可能。一人で悩まず、家族みんなで納得のいく園選びができます。
  • STEP6 園を決定する
    じっくり比較検討して、お子様にぴったりの園が見つかったら、いよいよ申し込みへ。

育休中の大切な時間。手続きや保活の不安は「エンクル」で解消し、お子様との時間を楽しみながら、自信を持って職場復帰への一歩を踏み出しましょう。

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