妊娠後期に入り、出産への期待とともに、体調の変化や育児準備、そして保育園探し（保活）について考え始める方も多いのではないでしょうか。特に、つわりがぶり返したり、新たに始まったりすると、思うように動けず不安を感じることもあるかもしれません。
このガイドでは、妊娠後期のつらい症状への対策と、無理なく進められる保活のヒントをお届けします。
目次
1. 妊娠後期の体調変化とつわりへの対策
妊娠後期には、初期とは異なる体調の変化が現れることがあります。その一つが「後期つわり」です。少しでも快適に過ごせるよう、原因と対策を知っておきましょう。
1-1. 妊娠後期のつわりが再発する原因とは？
一度落ち着いたはずのつわりが妊娠後期に再発したり、新たに症状が出たりすることがあります。これにはいくつかの原因が考えられます。
- ホルモンバランスの変化による影響
- 出産に向けて再びホルモンバランスが変動し、消化器系などに影響を与えることがあります。
- 胃が圧迫されることによる消化不良
- 赤ちゃんが大きくなるにつれて子宮が胃を圧迫し、胃もたれや吐き気、食欲不振などを引き起こしやすくなります。
- 赤ちゃんの成長に伴う体内環境の変化
- 活発になる赤ちゃんの動きや、循環血液量の増加なども、母体の負担となり、つわりのような症状を感じさせる一因となることがあります。
1-2. 妊娠後期のつわりをやわらげるリラックス方法
つらい症状を少しでも和らげるために、ご自身の体調に合わせて試せる方法があります。無理のない範囲で取り入れてみましょう。
- 少量ずつ頻繁に食事を摂る
- 一度にたくさん食べると胃に負担がかかるため、消化の良いものを少量ずつ、数回に分けて食べるのがおすすめです。
- 消化に良い食品を選ぶ
- おかゆ、うどん、スープ、バナナ、豆腐など、胃腸に優しく消化しやすいものを選びましょう。
- ゆったりとした姿勢で過ごす
- 食後はすぐに横にならず、クッションなどを使って上半身を少し起こした体勢で休むと、胃への圧迫が軽減されることがあります。締め付けの少ない服装も大切です。
- 気分転換やリラックスできることを見つける
- 好きな香りのアロマを試したり、ノンカフェインのハーブティーを飲んだり、ゆったりとした音楽を聴いたりするなど、自分が心地よいと感じる方法でリラックスする時間を作りましょう。
2. 妊娠後期はいつから？スケジュール感をつかもう
「妊娠後期」とは具体的にいつから始まるのでしょうか。時期の目安と、この時期に考えておきたい準備について確認しましょう。
2-1. 妊娠後期の開始時期と子育て準備
一般的に、妊娠28週目（妊娠8ヶ月）以降を「妊娠後期」と呼びます。この時期になると、出産予定日も近づき、赤ちゃんを迎えるための準備が本格化します。
- 赤ちゃん用品の準備
- ベビー服、おむつ、寝具など、必要なものをリストアップし、少しずつ揃え始めましょう。
- 出産計画の確認
- バースプランを考えている場合は、改めて内容を確認し、産院の医師や助産師と共有しておきましょう。
- 入院準備
- いつ陣痛が始まっても良いように、入院時に必要なものをバッグにまとめておくと安心です。
- 産後のサポート体制の確認
- 里帰り出産をするか、実家の家族や夫にどの程度サポートをお願いできるかなど、具体的な計画を立てておきましょう。
2-2. 妊娠後期にスムーズな準備をするためのポイント
体調が不安定になりがちな妊娠後期でも、無理なく準備を進めるためには、いくつかのポイントがあります。
- 優先順位をつけて準備を進める
- 全てを完璧にこなそうとせず、まずは「絶対に必要なもの」から優先的に準備しましょう。
- 必要な物品リストを作成して効率的に買い物をする
- 事前にリストアップしておくことで、買い忘れを防ぎ、体調が良い時にまとめて購入できます。オンラインストアの活用もおすすめです。
- パートナーや家族と役割分担をする
- 一人で抱え込まず、パートナーや家族に協力をお願いできることは分担しましょう。情報収集や買い物など、できる範囲で手伝ってもらうと心強いです。
- 体調を最優先に、休息も十分に
- 何よりも大切なのは、ご自身の体調です。無理をせず、こまめに休憩を取りながら進めましょう。
3. 妊娠後期でもできる保活の進め方とスケジュール
職場復帰を考えている方にとって、保育園探し（保活）は大切な準備の一つです。妊娠後期は体調も考慮しながら、計画的に進めていくことが重要になります。
3-1. 保活の基本ステップと妊娠後期の進め方
まずは保活の基本的な流れを把握し、妊娠後期という時期に合わせて、無理なくできることから始めてみましょう。
- 情報収集と希望条件の整理
お住まいの自治体の保育課のウェブサイトや窓口で、認可保育園の申込時期や必要な書類、選考基準などを確認します。同時に、自宅からの距離、保育時間、保育方針など、希望する保育園の条件を整理しましょう。 - 保育園のリストアップ
収集した情報をもとに、通える範囲にある保育園をリストアップします。認可保育園だけでなく、認可外保育園や企業主導型保育園なども視野に入れると選択肢が広がります。 - 情報比較と絞り込み
リストアップした園のウェブサイトを見たり、資料を取り寄せたりして、保育方針、園の雰囲気、費用、アレルギー対応の有無などを比較検討します。 - 見学・説明会の参加（可能な範囲で）
体調が良い日を選んで、気になる園の見学や説明会に参加してみましょう。オンラインで見学や説明会を実施している園もあります。事前に予約が必要な場合が多いので、早めに確認しましょう。 - 申込準備
申込に必要な書類（就労証明書など）を確認し、準備を始めます。書類の入手や記入に時間がかかる場合もあるため、早めに取りかかるのがおすすめです。
3-2. 無理なく進める保活、「エンクル」活用のヒント
妊娠後期は、体調を見ながら効率的に情報収集を進めたいもの。「エンクル」のような保育園検索・比較サービスは、そんなあなたの保活をサポートします。
- 希望の条件でスムーズに園探し
- お住まいの地域や譲れない条件で絞り込んで検索。たくさんの情報の中から、あなたに合った園の候補を効率的に見つけられます。自宅にいながら、体調の良い時にまとめてチェックするのに便利です。
- 気になる園をじっくり比較
- ピックアップした園の情報（保育方針、写真、費用など）を一覧で確認し、比較検討できます。それぞれの園の特徴や雰囲気を、自宅にいながら把握するのに役立ちます。
- オンラインで簡単に見学予約
- 気になる園が見つかったら、サイト上からスムーズに見学予約の手続きが可能です（※園により対応状況が異なります）。わざわざ電話をかける手間なく、体調に合わせて無理なく見学の計画を立てられます。
- 見学の記録や家族との情報共有も
- 見学で得た情報は「見学日記」としてサイト上に記録し、後から他の園と比較検討する際に役立てられます。また、専用リンクでパートナーや家族と情報を共有できるので、相談しながら保活を進めるのにも便利です。
妊娠後期は心身ともにデリケートな時期です。焦らず、ご自身のペースを大切にしながら、赤ちゃんとの新しい生活に向けた準備を進めていってくださいね。
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