妊娠おめでとうございます。新しい家族を迎える準備は、期待と同時に何から手をつければ良いか戸惑うことも多いですよね。特に初めての出産であればなおさらです。
この記事では、出産前にやっておきたい準備や手続き、そして意外と見落としがちな保活のスタートについて、やるべきことをリストアップして分かりやすく解説します。
安心してマタニティライフを送り、スムーズに出産準備を進めるためのお手伝いができれば幸いです。
1. 出産前に準備するべきことのリスト
出産が近づくにつれ、体調の変化も大きくなり、思うように動けなくなることもあります。安定期に入ったら、少しずつ準備を始めましょう。
1. 出産準備品の整理と購入を進める
赤ちゃんを迎えるために必要なものは意外とたくさんあります。直前になって慌てないよう、リストアップして計画的に準備を進めましょう。
- ベビー用品
- 肌着、ベビー服、おむつ、おしりふき、哺乳瓶、ベビーバス、チャイルドシート、ベビーカー、ベビー布団など
- ママ用品
- マタニタニティウェア、授乳用ブラジャー、産褥ショーツ、母乳パッド、骨盤ベルトなど
- その他
- ガーゼハンカチ、爪切り、体温計、保湿剤など
品質や安全性を重視し、先輩ママの口コミやレビューを参考にしながら、インターネット通販やベビー用品専門店などを上手に活用しましょう。
2. 出産予定の病院で入院準備を確認する
出産する病院や産院によって、入院時に必要なものや、用意されているものが異なります。事前にしっかりと確認し、早めにまとめておきましょう。
- 入院時の持ち物(一般的な例)
- 母子手帳、健康保険証、診察券、印鑑、筆記用具、パジャマ(前開き)、産褥ショーツ、授乳用ブラジャー、母乳パッド、タオル類、洗面用具、スリッパ、退院時の赤ちゃんの服、退院時のママの服など
3. 赤ちゃんと家族の生活スペースを整える
赤ちゃんが安全で快適に過ごせるよう、生活スペースを整えましょう。
- スペース確保
- ベビーベッドの設置場所、おむつ替えスペース、授乳スペースなどを検討します。
- 安全性
- 家具の配置を見直し、赤ちゃんにとって危険なものがないか確認します。
- 清掃・整理整頓
- 赤ちゃんを迎える前に、家全体を清潔にしておきましょう。不要なものを処分し、収納スペースを確保することも大切です。
2. 出産前に保活をスタートする重要性
「保活はいつから始めればいいの?」と悩む方も多いですが、実は妊娠中から情報収集を始めるのがおすすめです。体調が安定している時期に、無理のない範囲で進めていきましょう。
1. 地域の保育園情報を収集しよう
まずは、お住まいの地域の保育園にはどんなところがあるのか、情報収集から始めましょう。
- 情報収集の方法
- 自治体の保育課の窓口やウェブサイト
保育園検索サイトやアプリ
地域の情報誌や子育て支援センター
先輩ママや近隣住民からの口コミ
保育園検索サイトなどを利用すれば、地図や希望条件から効率よく園を探すことができます。認可保育園、認可外保育園、企業主導型保育園など、様々な種類の保育施設がありますので、それぞれの特徴を理解し、ご自身の家庭の状況や希望に合った園をリストアップしてみましょう。特に人気のある園は早めに情報収集することが大切です。
2. 保育園の見学や説明会に申し込む
気になる保育園が見つかったら、積極的に見学や説明会に申し込みましょう。
- 見学・説明会で確認したいポイント
- 園の雰囲気、保育方針、保育内容
先生や子どもたちの様子
施設の清潔さ、安全性
給食やおやつ(アレルギー対応など)
延長保育の有無、慣らし保育の進め方
保護者とのコミュニケーション方法
実際に足を運ぶことで、ウェブサイトだけでは分からない園のリアルな情報を得ることができます。見学予約ができるサイトや、見学した園の情報を記録・比較できるツールを活用するのも良いでしょう。
3. 保活のスケジュールを立てる
出産準備と並行して保活を進めるためには、大まかなスケジュールを立てておくことが大切です。
時期 | やること |
---|---|
妊娠中期 | 保育園の情報収集開始、希望条件の洗い出し |
妊娠後期 | 気になる保育園の見学・説明会参加、比較検討 |
出産後 | 申込準備、自治体への申請手続き(必要に応じて) |
職場復帰前 | 入園準備、慣らし保育 |
自治体によって申込時期や選考スケジュールが異なるため、必ず確認しましょう。
3. 出産前に家族との話し合いを大切に
出産後は、生活が一変します。赤ちゃんを迎える前に、パートナーや家族としっかりと話し合い、協力体制を築いておくことが重要です。
1. 出産後の育児分担について決める
出産後の育児は夫婦二人で協力して行うものです。どちらか一方に負担が偏らないよう、具体的な役割分担を話し合っておきましょう。
- 話し合っておきたいこと
- 夜間の授乳やおむつ替え
沐浴
寝かしつけ
保育園の送迎(復職後)
病気の時の対応
家事の分担
お互いの得意なことや生活リズムを考慮しながら、柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。
2. 職場復帰への準備と夫婦の協力を確認
育休後の職場復帰を見据えている場合、復帰後の生活についても話し合っておく必要があります。
- 確認しておきたいこと
- 復帰時期の目安
時短勤務や働き方の希望
保育園の送迎分担
子どもの急な発熱や病気の際の対応(どちらが仕事を休むか、病児保育の検討など)
家事の効率化や外部サービスの利用検討
夫婦で協力し、支え合う体制を整えることで、仕事と育児の両立への不安を軽減できます。
3. 両親や家族のサポートを依頼する
もし頼れる両親や兄弟姉妹がいる場合は、産後のサポートをお願いできるか事前に相談しておきましょう。
- お願いできるサポートの例
- 産褥期の身の回りのお世話
食事の準備や買い物
沐浴の手伝い
上の子がいる場合はそのお世話
誰にどんなサポートをいつ頃お願いしたいのか、具体的に伝えておくことが大切です。
4. 出産前に手続きや資金計画を見直す
出産や育児には、様々な手続きや費用が伴います。事前に確認し、計画的に準備を進めましょう。
1. 育児休業や出産手当に関する確認
勤務先や自治体で利用できる制度を確認し、必要な手続きを把握しておきましょう。
- 確認事項
- 出産手当金、出産育児一時金の申請方法・時期
育児休業給付金の申請方法・時期
会社の育休制度(取得期間、復帰後の待遇など)
児童手当の申請方法
不明な点は、会社の総務・人事担当者や、自治体の窓口に早めに確認しておくと安心です。
2. 家計の見直しと資金計画を立てる
出産・育児には何かとお金がかかります。事前に必要な費用を把握し、家計を見直して資金計画を立てましょう。
- 出産・育児にかかる主な費用
- 妊婦健診費用
出産費用(分娩・入院費)
ベビー用品購入費
内祝い
お宮参りなどの行事費
保育料(職場復帰後)
現在の収入と支出を把握し、無駄な出費がないか見直しましょう。貯蓄目標を設定し、計画的に準備を進めることが大切です。
3. 生命保険や保障内容の確認を行う
家族が増えるタイミングは、生命保険や医療保険の保障内容を見直す良い機会です。
- 見直しのポイント
- 死亡保障額は十分か
医療保障は家族の状況に合っているか
学資保険の検討
保険の専門家やファイナンシャルプランナーに相談してみるのも良いでしょう。
5. 出産前に無理のないスケジュールで準備を進めよう
ここまで、出産前にやるべきことをたくさん挙げてきましたが、何よりも大切なのは、ママ自身の体調です。特に妊娠中は、つわりがあったり、お腹が大きくなるにつれて疲れやすくなったりと、体調が不安定になりがちです。
無理のないスケジュールを立て、休息をしっかり取りながら、ご自身のペースで準備を進めてください。パートナーや家族と協力し、一つ一つクリアしていくことで、安心して出産の日を迎えられるはずです。
心穏やかに出産の日を迎えられるよう、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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